西クルディスタン移行期民政局ジャズィーラ地区のハミーディー・ダッハーム・ハーディー(・ジャルバー)共同執政官(サナーディード軍司令官)は、ハサカ県カフターニー市で開催されたヤズィーディーの家(ヤズィーディー文化センター)の着工式に出席し、祝辞(https://youtu.be/wiL70nRxYVc)を述べた。
ハーディー共同執政官はそのなかで、欧州へのシリア人難民・移民の流入問題について言及、「家、そして祖国を去った者たちは強制されてそうしたのではない…。ヤズィーディー派宗徒は強制的に排除された。抹殺を恐れて去ったのだ。キリスト教徒もある種の恐怖を感じている…。しかしこうした人々以外で祖国を出て行った者は…あらゆる基準に照らし合わせてみても、一言で裏切り者だと言える…。我々は祖国を委ねられた者であり、この祖国に借り受けていた者だる。祖国を委ねられた者はみな、首を1,000回斬られてもとどまらねばならない」と述べ。
AFP, August 21, 2017、AP, August 21, 2017、ARA News, August 21, 2017、Champress, August 21, 2017、al-Hayat, August 22, 2017、Kull-na Shuraka’, August 21, 2017、al-Mada Press, August 21, 2017、Naharnet, August 21, 2017、NNA, August 21, 2017、Reuters, August 21, 2017、SANA, August 21, 2017、UPI, August 21, 2017などをもとに作成。
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