ドイツ紙:YPG主体のシリア民主軍は拘束した外国人多数を「財政上」の理由でダーイシュ支配地域に追放していた(2018年6月6日)

ドイツ紙『ヴェルト』(6月6日付)は、ベルギーの諜報機関VSSEの話として、米主導の有志連合の支援を受け、シリア北東部および南東部でダーイシュ(イスラーム国)に対する「テロとの戦い」を行ってきた西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、拘束したロシア人、トルコ人、チュニジア人、モロッコ人、そしてシリア人、イラク人多数を「財政上」の理由でダーイシュ支配地域に追放していたと伝えた。

AFP, June 6, 2018、ANHA, June 6, 2018、AP, June 6, 2018、al-Durar al-Shamiya, June 6, 2018、al-Hayat, June 7, 2018、Reuters, June 6, 2018、SANA, June 6, 2018、UPI, June 6, 2018、Die Welt, June 6, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.