ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから428人、ヨルダンから820人の難民が帰国、避難民269人が帰宅(2019年1月16日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(1月16日付)を公開し、1月15日に難民1,248人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは428人(うち女性128人、子供218人)、ヨルダンから帰国したのは820人(うち女性246人、子供418人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は100,275人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者42,285人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者57,990人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

SANA, January 16, 2019

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 329,555人(うち女性98,891人、子供167,968人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,673,308人(うち女性2,002,592人、子供3,404,407人)。

一方、国内避難民269人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは30人(うち女性9人、子供12人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダイル・ザウル県、ダマスカス郊外県に帰宅したのは239人(うち女性83人、子供117人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は3,169人(うち女性1,079人、子供1,388人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,271,765人(うち女性383,638人、子供645,154人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 16, 2019、SANA, January 16, 2019をもとに作成。

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