ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(1月18日付)を公開し、1月17日に難民1,161人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは319人(うち女性95人、子供162人)、ヨルダンから帰国したのは842人(うち女性253人、子供429人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は104,883人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者42,986人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者59,897人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 332,163人(うち女性99,674人、子供169,297人)となった。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,673,308人(うち女性2,002,592人、子供3,404,407人)。
一方、国内避難民239人が新たに帰宅した。
うち東グータ地方に帰宅したのは30人(うち女性11人、子供9人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダイル・ザウル県、ダマスカス郊外県に帰宅したのは209人(うち女性70人、子供103人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は3,668人(うち女性1,250人、子供1,602人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,272,264人(うち女性383,809人、子供645,388人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, January 18, 2019をもとに作成。
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