ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(2月4日付)を公開し、2月3日に難民1,160人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは359人(うち女性108人、子供183人)、ヨルダンから帰国したのは801人(うち女性240人、子供409人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は123,029人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者51,004人(うち女性15,428人、子ども25,930人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者72,025人(うち女性21,633人、子ども36,718人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 352,309人(うち女性105,719人、子供179,570人)となった。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,673,308人(うち女性2,002,592人、子供3,404,407人)。
一方、国内避難民256人が新たに帰宅した。
うち東グータ地方に帰宅したのは22人(うち女性9人、子供10人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは231人(うち女性78人、子供102人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は7,826人(うち女性2,680人、子供3,465人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,276,422人(うち女性385,239人、子供647,231人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, February 4, 2019をもとに作成。
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