ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから119人、ヨルダンから611人の難民が帰国、避難民82人が帰宅(2019年2月26日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(2月26日付)を公開し、2月25日に難民730人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは119人(うち女性35人、子供60人)、ヨルダンから帰国したのは611人(うち女性183人、子供312人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は144,726人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者56,097人(うち女性16,960人、子ども28,527人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者88,629人(うち女性26,614人、子ども45,185人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 374,006人(うち女性112,232人、子供190,634人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,673,308人(うち女性2,002,592人、子供3,404,407人)。

一方、国内避難民82人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは40人(うち女性13人、子供16人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは42人(うち女性14人、子ども19人)、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は10,775人(うち女性3,762人、子供4,647人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,279,371人(うち女性386,321人、子供648,413人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, February 26, 2019をもとに作成。

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