シリア軍がカーミシュリー市以東の国境地帯に展開、ロシア・トルコ軍がアレッポ県・ラッカ県の国境地帯で合同パトロールを実施(2019年11月5日)

ハサカ県では、SANA(11月5日付)によると、ロシア仲介によるシリア政府と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の合意に従い、シリア軍がカフターニーヤ(ディルベ・スピーイェ)市と同地に近いダイル・グスン村、アトバ村、タッル・ハサナート村、タッル・サイイド・ムッラー・アッバース村、上カルディーム村、タッル・ジハーン村、タッル・ハルヌーブ村の国境地帯に展開した。

これにより、シリア軍はカーミシュリー市以東の全長60キロの国境地帯への展開を完了、これを受け、トルコの侵攻を避けてハサカ市方面に避難していた住民らが帰還を開始したという。

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アレッポ県では、ANHA(11月5日付)やドゥラル・シャーミーヤ(11月5日付)によると、ロシア軍とトルコ軍がアイン・アラブ(コバネ)市一帯などの国境地帯で合同パトロールを実施した。

ロシア国防省の発表によると、合同パトロールが実施されたのは、ラッカ県タッル・アブヤド市近郊のバンダル・ハーン村からアイン・アラブ市近郊のシュユーフ・ファウカーニー町にいたる全長160キロの国境地帯。

AFP, November 5, 2019、ANHA, November 5, 2019、AP, November 5, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 5, 2019、Reuters, November 5, 2019、SANA, November 5, 2019、SOHR, November 5, 2019、UPI, November 5, 2019などをもとに作成。

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