シリア・ロシア軍がイドリブ県を爆撃し6人死亡、シリア軍が反体制派支配地を新たに奪還、アレッポ市では反体制派の砲撃で1人死亡(2019年11月14日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターがカフルサジュナ村、カフルナブル市、ジャバーラー村、ウライニバ村、バスカラー村を「樽爆弾」で爆撃し、カフルサジュナ村の競技場で市民3人が死亡した。

シリア軍はまた、地上部隊がマアッラト・ヌウマーン市一帯を砲撃したほか、ハーン・シャイフーン市北の高速道路で反体制武装集団の車輌を攻撃し、戦闘員1人を殺害した。

ロシア軍戦闘機もムシャイリファ村、ザルズール村、スフーフン村、ハザーリーン村、マアッラト・ハルマ村を爆撃、マアッラト・ハルマ村で子ども2人が死亡した。

一方、SANA(11月14日付)によると、シリア軍が県南部でシャーム解放機構、トルキスタン・イスラーム党、国民軍に統合された国民解放戦線、イッザ軍などからなる反体制武装集団との激しい戦闘の末、ルワイビダ村、フズナ丘を制圧した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団がアレッポ市サイフ・ダウラ地区を砲撃し、市民1人が死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を24件(イドリブ県5件、ラタキア県4件、アレッポ県6件、ハマー県5件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を17件(イドリブ県5件、ラタキア県6件、アレッポ県1件、ハマー県5件)確認した。

AFP, November 14, 2019、ANHA, November 14, 2019、AP, November 14, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 14, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, November 14, 2019、Reuters, November 14, 2019、SANA, November 14, 2019、SOHR, November 14, 2019、UPI, November 14, 2019などをもとに作成。

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