ロシア・シリア軍がイドリブ県、ラタキア県を爆撃、ラタキア県ではシリア軍がシャーム解放機構・国民軍と交戦(2019年11月19日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がカフルナブル市および同市灌木地帯、ハーッス村、マアッラト・ハルマ村、ムシャイリファ村、ウライニバ村、カフルサジュナ村、タッル・ナール村を爆撃した。

爆撃は少なくとも25回に及んだ。

シリア軍もヘリコプターが、カフルナブル市一帯、カフルルーマー村灌木地帯、ハーッス村、ハザーリーン村を「樽爆弾」で爆撃、地上部隊がタッフ村、タフターヤー村、ウンム・ジャラール村、ムシャイリファ村、サルジュ村、マアッラト・ハルマ村、カフルサジュナ村、シャイフ・ムスタファー村、ウライニバ村、ラカーヤー・サジュナ村、タッル・ナール村を砲撃した。

これに対して反体制武装集団もマガーラ村を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ジューリーン村に展開するシリア軍地上部隊がガーブ平原一帯、マンスーラ村を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターが、シャーム解放機構、国民軍に統合された国民解放戦線などの支配下にあるカッバーナ村一帯を「樽爆弾」で爆撃、地上部隊もカッバーナ村一帯、クルド山およびトルコマン山一帯を砲撃した。

これに対して反体制武装集団もクルド山一帯を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を28件(イドリブ県10件、ラタキア県8件、アレッポ県6件、ハマー県4件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を22件(イドリブ県7件、ラタキア県6件、アレッポ県3件、ハマー県6件)確認した。

AFP, November 19, 2019、ANHA, November 19, 2019、AP, November 19, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 19, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, November 19, 2019、Reuters, November 19, 2019、SANA, November 19, 2019、SOHR, November 19, 2019、UPI, November 19, 2019などをもとに作成。

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