北・東シリア自治局の支配下にあるハサカ県南部のガス・パイプラインで爆発発生(2020年10月1日)

ハサカ県では、ANHA(10月1日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあり、米軍も駐留するシャッダーディー市の南約30キロを通るガス・パイプラインで爆発が午後8時頃発生した。

このパイプラインは、シャッダーディー市南のガス工場とサルジャ村のガソリン・スタンドを結んでいる。

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ダイル・ザウル県では、SANA(10月1日付)によると、北・東シリア自治局の支配にあるジャルズィー村近郊で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の車輌が何者かの発砲を受け、兵士2人が死亡した。

一方、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるブサイラ市で、シリア民主軍に所属する「自衛部隊」の給水車に仕掛けられた爆弾が爆発し、隊員2人が死亡した。

AFP, October 1, 2020、ANHA, October 1, 2020、al-Durar al-Shamiya, October 1, 2020、Reuters, October 1, 2020、SANA, October 1, 2020、SOHR, October 1, 2020などをもとに作成。

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