ロシア難民受入移送居住センター:難民472人と国内避難民(IDPs)3人が新たにシリア政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は609,043人、2019年以降帰還したIDPsは66,414人に(2020年10月5日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(10月5日付)を公開し、10月4日に難民472人(うち女性142人、子供240人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民472人(うち女性142人、子供240人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は609,043人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者213,795人(うち女性64,282人、子ども108,764人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,712,125人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は838,323人(うち女性251,558人、子供427,255人)となった。

**

一方、国内避難民5人が新たに帰宅した。

うちダマスカス郊外県東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは5人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所およびハマー県スーラーン町の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所経由の帰還者のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は5人(うち女性3人、子供2人)だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した避難民の数は66,411人(うち女性23,147人、子供27,334人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,335,007人(うち女性405,706人、子供671,100人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, October 5, 2020をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.