シリア民主軍がハサカ市内のほとんどの学校を接収・閉鎖していることを受け、政府は市内の16カ所に仮設の学校を設置するための仮認可を出す(2020年10月20日)

ハサカ県では、SANA(10月20日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局が共同統治するハサカ市内の北・東シリア自治局支配地域内のほぼすべての学校が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍によって接収され、閉鎖処分を受けていることを受けて、ハサカ県教育局は、市内の16カ所に仮設の学校を設置するための仮認可を出した。

これによって、9,500人の生徒が1年間修学する場所が確保されるという。

AFP, October 20, 2020、ANHA, October 20, 2020、al-Durar al-Shamiya, October 20, 2020、Reuters, October 20, 2020、SANA, October 20, 2020、SOHR, October 20, 2020などをもとに作成。

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