イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから231日目を迎えた。
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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバーラ村、カンスフラ村、ファッティーラ村、スフーフン村を砲撃し、住民1人が死亡、5人が負傷した。
「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。
これに対し、「決戦」作戦司令室はシリア政府の支配下にあるカフルナブル市を砲撃した。
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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のズィヤーラ町を砲撃した。
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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を40件(イドリブ県27件、ラタキア県8件、アレッポ県4件、ハマー県1件)確認したと発表した。
シリア政府によると、停戦違反は34件。
一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を4件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。
AFP, October 22, 2020、ANHA, October 22, 2020、al-Durar al-Shamiya, October 22, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, October 22, 2020、Reuters, October 22, 2020、SANA, October 22, 2020、SOHR, October 22, 2020などをもとに作成。
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