トルコ軍と国民軍がラッカ県を砲撃(2020年10月30日)

ラッカ県では、ANHA(10月30日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のディブス村、クーバルラク村を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(10月30日付)によると、トルコ占領下のアフリーン市近郊のバースータ村でオートバイに仕掛けられていた爆弾が爆発し、複数人が死傷した。

シリア人権監視団によると、爆発が起こったのは、国民軍に所属するシャーム軍団の本部近く。

また、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるバーブ市で、市内の刑務所から脱走したダーイシュ(イスラーム国)メンバーを追跡していた国民軍所属のハムザート師団が住民1人に誤って発砲、撃たれた住民は死亡した。

AFP, October 30, 2020、ANHA, October 30, 2020、al-Durar al-Shamiya, October 30, 2020、Reuters, October 30, 2020、SANA, October 30, 2020、SOHR, October 30, 2020などをもとに作成。

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