ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(2月16日付)を公開し、2月15日に難民53人(うち女性16人、子供23人)が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは難民53人(うち女性16人、子供23人)、ヨルダンから帰国したのは0人。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は648,644人となった。
内訳は、レバノンからの帰還者253,396人(うち女性76,169人、子ども128,959人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
43カ国で難民登録したシリア人の数は6,729,796人。
なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は877,924人(うち女性263,445人、子供447,450人)となった。
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一方、国内避難民452人が新たに帰宅した。
ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは452人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は72,958人(うち女性25,869人、子供28,881人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,341,554人(うち女性408,428人、子供672,647人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, February 16, 2021をもとに作成。
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