新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で105人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で23人(2021年4月12日)

保健省は政府支配地域で新たに105人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者110人が完治し、7人が死亡したと発表した。

これにより、4月12日現在の同地での感染者数は計20,331人、うち死亡したのは1,385人、回復したのは14,122人となった。

SANA(4月12日付)が伝えた。

**

反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で4月12日に新たに23人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、3人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡6人、ハーリム郡3人、アリーハー郡0人、アレッポ県スィムアーン山郡0人、ジャラーブルス郡0人、バーブ郡2人、アフリーン郡3人、アアザーズ郡1人。

これにより、同地での感染者数は計21,509人、うち回復したのは19,575人、死亡したのは638人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1554053944799491/

AFP, April 12, 2021、ACU, April 12, 2021、ANHA, April 12, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 12, 2021、Reuters, April 12, 2021、SANA, April 12, 2021、SOHR, April 12, 2021などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.