イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ市のドゥバイト地区で、ウズベク人戦闘員が男性に銃に撃たれて死亡した。
一方、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、スフーフン村、フライフィル村、バイニーン村を砲撃した。
「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。
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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のヒルバト・ナークース村、アンカーウィー村を砲撃した。
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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるヒルバト・カイス村でシリア軍第4師団の兵士1人が何者かによって銃で撃たれて死亡した。
また、ムザイリーブ町とタッル・シハーブ町を結ぶ街道でも第4師団の兵士2人がオートバイに乗った2人組の武装グループの襲撃を受けて死亡した。
さらに、タッル・シハーブ町では、シリア政府との和解に応じた元反体制武装集団戦闘員1人が殺害された。
このほか、ジーザ町で軍事治安局の兵士らと住民が口論の末撃ち合いとなり、少尉1人が死亡した。
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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を34件(イドリブ県6件、ラタキア県27件、アレッポ県0件、ハマー県1件)確認したと発表した。
シリア政府によると、停戦違反は30件。
一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を26件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。
AFP, April 22, 2021、ANHA, April 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 22, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, April 22, 2021、Reuters, April 22, 2021、SANA, April 22, 2021、SOHR, April 22, 2021などをもとに作成。
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