SANA(4月24日付)によると、タルトゥース県バーニヤース市沖に停泊中の石油タンカーのタンクで火災が発生した。
火災発生を受けて、消防隊が消火作業にあたり、1時間ほどで鎮火した。
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石油鉱物資源省は声明を出し、レバノン領海から飛来した無人航空機(ドローン)の攻撃によって火災が発生したと思われると発表した。
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イランのアーラム・チャンネル(4月24日付)は、複数の消息筋の話として、攻撃を受けたタンカーが、バーニヤース市の給油港に寄港していたイランの石油タンカー3籍のうちの1籍だった伝えた。
タンカーは船首部分と甲板に2発被弾し、物的被害が出たという。
攻撃時にタンカーは、パナマの国旗を掲揚していたが、積んでいた石油はイラン産だったという。
一方、RT(4月24日付)は、バーニヤース市沖に停泊しているイランの石油タンカーが狙われたと伝えた。
シリア人権監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表もAFP(4月24日付)に対して、「攻撃がイスラエルによるものかを確認していないが、タンカーはイランからやって来た」と述べた。
シリア人権監視団によると、この攻撃で乗組員2人を含む少なくとも3人が死亡した。
AFP, April 24, 2021、ANHA, April 24, 2021、al-‘Alam, April 24, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 24, 2021、Reuters, April 24, 2021、RT, April 24, 2021、SANA, April 24, 2021、SOHR, April 24, 2021などをもとに作成。
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