イスラエル軍戦闘機がアレッポ県東部をミサイル攻撃、シリア軍防空部隊が迎撃(2021年7月19日)

シリア軍筋は、アレッポ県南東部のサフィーラ市一帯が7月19日深夜(23時37分)、イスラエル軍戦闘機のミサイル攻撃を受けたが、シリア軍防空部隊が迎撃し、ミサイルのほとんどを撃破、被害は物的被害に限定されたと発表した。

SANA(7月20日付)が伝えた。


シリア人権監視団によると、ミサイル攻撃はサフィーラ市近郊の防衛工場機構に近いワーハ山にある「イランの民兵」の軍事拠点や基地を狙ったもので、シーア派(12イマーム派)が住むアレッポ県ヌッブル市とザフラー町出身のシリア人2人、外国人3人の合わせて5人が死亡した。

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これに関して、外務在外居住者省は声明を出し、「イスラエルのテロ攻撃は、ヌスラ戦線(シャーム解放機構)、ダーイシュ(イスラーム国)、ホワイト・ヘルメットといったクライアントであるテロ組織を守ることも、テロリストとその支援者らとの戦いからシリア・アラブ軍を逸脱させることもない」と発表し非難した。

AFP, July 20, 2021、ANHA, July 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 20, 2021、Reuters, July 20, 2021、SANA, July 20, 2021、SOHR, July 20, 2021などをもとに作成。

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