シリアとヨルダンの内務大臣は両国間のトランジット貨物車輌や旅客バスの越境を円滑化するために調整を行うことで合意(2021年7月27日)

ムハンマド・ハーリド・ラフムーン内務大臣は、ヨルダンのマーズィン・ファッラーヤ内務大臣と電話会談を行い、両国内務省の協力と連携について意見を交わし、両国間のトランジット貨物車輌や旅客バスの越境を円滑化するために調整を行うことで合意した。

SANA(7月27日付)が伝えた。

この電話会談に関して、『ワタン』(7月28日付)はシリア内務省筋の話として、7月28日からシリアのトランジット貨物車輌がヨルダンを経由して湾岸諸国に向かう際の規制が撤廃されると伝えた。

同紙によると、ヨルダン政府はこれまで、シリアのトランジット貨物車輌が湾岸諸国に入るのを認めず、積み荷をヨルダンの車輌に積み替え代行輸送を行ってきた。

AFP, July 27, 2021、ANHA, July 27, 2021、al-Durar al-Shamiya, July 27, 2021、Reuters, July 27, 2021、SANA, July 27, 2021、SOHR, July 27, 2021、al-Watan, July 28, 2021などをもとに作成。

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