ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(7月30日付)を公開し、7月29日に難民337人(うち女性102人、子供172人)が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは難民337人(うち女性102人、子供172人)、ヨルダンから帰国したのは0人。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は688,929人となった。
内訳は、レバノンからの帰還者293,681人(うち女性88,266人、子ども149,499人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
43カ国で難民登録したシリア人の数は6,773,175人。
なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は918,209人(うち女性275,542人、子供467,990人)となった。
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一方、国内避難民の新たな帰宅はなかった。
2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は94,674人(うち女性35,866人、子供32,847人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,363,270人(うち女性418,425人、子供676,613人)。
Ministry of Defence of the Russian Federation, July 30, 2021をもとに作成。
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