ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍は前日に連隊検問所を撤去したのに続いて、ナフラ検問所、シヤーフ検問所、マザーリア検問所を撤去し、ダルアー市ダルアー・バラド地区に対する封鎖を解除した。
SANA(9月9日付)によると、ダルアー市ダルアー・バラド地区での停戦合意を受けて、武装解除を拒否し、同地で立て籠もりを続けていた元反体制武装集団メンバーとシリア軍の戦闘を避けて避難していた住民が帰宅した。
帰宅した住民の数は数千人に達した。
ダルアー市のアミーン・ウマリー市議会議長によると、市内の公共交通機関(バス)が、帰還する住民らを無料で移送した。
また、ダルアー市マンシヤ地区の警察署が再開された。
一方、シリア人権監視団によると、ダルアー市ダルアー・バラド地区で爆発物の撤去作業中に爆発が発生し、男性1人が死亡した。
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このほか、シリア人権監視団によると、シリア軍がタスィール町、ナーフィア村を砲撃し、子供2人が負傷した。
また、ダーイル町に設置されている検問所に駐留する空軍情報部の部隊が男性1人を銃で撃ち、殺害した。
AFP, September 9, 2021、ANHA, September 9, 2021、al-Durar al-Shamiya, September 9, 2021、Reuters, September 9, 2021、SANA, September 9, 2021、SOHR, September 9, 2021などをもとに作成。
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