SANA(10月2日付)は、複数の地元筋から得た情報として、イドリブ県でシャームの民のヌスラ戦線(現シャーム解放機構)が、フランス、ベルギー、モロッコの専門家多数の支援を受けて、イドリブ市近郊の拠点で製造した自作のロケット弾に改造を加え、サリン・ガスや塩素ガスを弾頭に搭載したと伝えた。
この改造は2週間ほど前に行われ、ホワイト・ヘルメットの車輌8台に積まれて、ザーウィヤ山地方とジスル・シュグール市方面、そしてハマー県ガーブ平原方面に移送されたという。
AFP, October 2, 2021、ANHA, October 2, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 2, 2021、Reuters, October 2, 2021、SANA, October 2, 2021、SOHR, October 2, 2021などをもとに作成。
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