サキ米ホワイトハウス報道官はタンフ国境通行所に違法に設置されている米軍基地へのドローンの攻撃に関して「我々には常に報復する権利を留保している」と述べる(2021年10月22日)

ジェーン・サキ米ホワイトハウス報道官は記者会見を開き、ヨルダンやUAEがシリア政府との関係を修復していることや、10月20日のヒムス県タンフ国境通行所に違法に設置されている米軍(および英軍)の基地に対する無人航空機(ドローン)の爆撃に関して以下のように述べた。

アサド体制に対する我々の見方は変わっていない。あなた(記者)が質問した(タンフ国境通行所の米軍基地への)攻撃について、その文脈をもう少し文脈を説明させてほしい。米中央軍(CENTCOM)は昨夜(10月21日)、失礼、あるいはもう少し前に、これを確認し、声明を出した。タンフの駐屯地が意図的かつ調整された攻撃を受けた。初期の報告によると、無人航空機(ドローン)とロケットの両方が攻撃に使用されました。すべての米国の要因が説明されている。現時点では、米国人に負傷者がでたとは認識していない。もちろん、我々には常に報復する権利を留保している。すでに述べたように、その面で予め述べることは何もない。我々は依然として調査中である。

AFP, October 22, 2021、ANHA, October 22, 2021、al-Durar al-Shamiya, October 22, 2021、Reuters, October 22, 2021、SANA, October 22, 2021、SOHR, October 22, 2021、White House, October 22, 2021などをもとに作成。

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