ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報を公開し、11月1日に難民313人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは難民295人(うち女性88人、子供150人)、ヨルダンから帰国したのは18人(うち女性5人、子供9人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は718,714人となった。
内訳は、レバノンからの帰還者322,404人(うち女性96,890人、子ども164,143人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者396,310人(うち女性118,939人、子ども202,113人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
43カ国で難民登録したシリア人の数は6,813,318人。
なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は947,994人(うち女性284,487人、子供483,178人)となった。
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一方、国内避難民191人が新たに帰宅した。
ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは191人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は104,126人(うち女性40,564人、子供33,847人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,372,722人(うち女性423,123人、子供677,613人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, November 2, 2021をもとに作成。
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