フール・キャンプでイラク人難民1人が殺害される、ルクバーン・キャンプでは子供1人が食糧・医薬品不足で死亡(2021年11月13日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプの第5区で、モスル市出身のイラク人難民1人がダーイシュ(イスラーム国)のメンバーらに銃で撃たれて死亡した。

一方、米主導の有志連合の貨物車輌など約40輌からなる車列が兵站物資などを積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、ハサカ県内各所の米軍基地方面に向かった。

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ヒムス県では、SANA(11月13日付)によると、米国の占領下にあるタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内のヨルダン国境との緩衝地帯に設置されているルクバーン・キャンプで、子供1人が食糧・医薬品不足で死亡した。

AFP, November 13, 2021、ANHA, November 13, 2021、al-Durar al-Shamiya, November 13, 2021、Reuters, November 13, 2021、SANA, November 13, 2021、SOHR, November 13, 2021などをもとに作成。

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