国連ジュネーブ事務局・国際機関シリア政府代表部のフサームッディーン・アーラー大使は、ヒムス県タドムル市にあるUNESCO世界文化遺産のパルミラ遺跡から盗まれた遺物3点をジュネーブ美術・歴史博物館から受け取った。
シリアに返還された遺物は、スイス国内に違法に持ち込まれたもので、2016年に当局によって押収され、ジュネーブ美術・歴史博物館に保管されていた。
3点のうち2点は、胸像、ライオンの頭、司祭の顔、円筒と装飾が施された石像。
1点は司祭の顔の石像。
AFP, November 23, 2021、ANHA, November 23, 2021、al-Durar al-Shamiya, November 23, 2021、Reuters, November 23, 2021、SANA, November 23, 2021、SOHR, November 23, 2021などをもとに作成。
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