イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のスフーフン村、バーラ村、ファッティーラ村、フライフィル村を砲撃した。
「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。
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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原の灌漑計画地区を砲撃した。
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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるクルド山地方を砲撃した。
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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、正体不明の武装集団がインヒル市町議会を襲撃し、副議長を銃で撃って殺害した。
また、タッル・シハーブ町で、武装解除を拒否する元反体制武装集団メンバーを代表していた中央委員会のメンバーが何者かによって銃で撃たれて死亡した。
さらに、マアルバ町とスワイダー県のハラバー村を結ぶ街道でシリア軍第5軍団の兵士1人(元反体制武装集団メンバー)が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。
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クナイトラ県では、SANA(12月9日付)によると、マムティナ村で車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、車が大破した。
死傷者はなかった。
シリア人権監視団によると、狙われたのは、軍事情報局のサアサア地区司令官の車だという。
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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を3件(イドリブ県0件、ラタキア県1件、アレッポ県2件、ハマー県0件)確認したと発表した。
シリア政府によると、停戦違反は0件。
一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反6件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。
AFP, December 9, 2021、ANHA, December 9, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 9, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 9, 2021、Reuters, December 9, 2021、SANA, December 9, 2021、SOHR, December 9, 2021などをもとに作成。
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