ゲイル・ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表がシリアを訪問し、ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣と会談した。
SANA(12月12日付)によると、会談では、シリア国内情勢や政治プロセスの進捗状況について意見が交わされ、ミクダード外務在外居住者大臣は、トルコが、アスタナ会議での諸合意に反して侵略的・非人道的行為を続け、国際人道法に違反して占領地のトルコ化やハサカ県への水道供給停止を行い、テロ支援や治安紊乱を試みていると指摘した。
また、ペデルセン特別代表が制憲委員会(憲法制定委員会)の進捗についての報告すると、ミクダード外務在外居住者大臣は、外国の干渉を回避することが重要だと述べた。
AFP, December 12, 2021、ANHA, December 12, 2021、al-Durar al-Shamiya, December 12, 2021、Reuters, December 12, 2021、SANA, December 12, 2021、SOHR, December 12, 2021などをもとに作成。
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