イドリブ県でシャーム解放機構と共闘する「穏健な反体制派」の一つイッザ軍とシリア軍が捕虜交換(2022年1月30日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構と共闘する「穏健な反体制派」の一つイッザ軍とシリア軍が、ナイラブ村・タルナバ村近郊で捕虜交換を行った。

シリア軍は捕虜として拘束していたイッザ軍の戦闘員3人を、イッザ軍はイラン人士官(准将)の遺体とシリア軍兵士5人の遺体をそれぞれ引き渡した。

一方、トルコ軍の憲兵隊は、ダリーヤ村の農場で子供1人を銃で撃ち射殺した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反1件(イドリブ県1件、ラタキア県0件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反1件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, January 30, 2022、ANHA, January 30, 2022、al-Durar al-Shamiya, January 30, 2022、Ministry of Defence of the Russian Federation, January 30, 2022、Reuters, January 30, 2022、SANA, January 30, 2022、SOHR, January 30, 2022などをもとに作成。

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