イスラエル軍がクナイトラ県を地対地ミサイルで攻撃、シリア軍を脅迫するビラを散布(2022年2月23日)

SANA(2月23日付)は、シリア軍筋の話として、イスラエル軍が23日午前0時30分頃、占領下のゴラン高原からクナイトラ県クナイトラ市一帯の複数カ所を地対地ミサイルで攻撃、これにより若干の物的被害が出たと伝えた。



シリア人権監視団によると、この攻撃でバアス市の財務局ビル、ルワイヒーナ村一帯の複数カ所が狙われた。

同監視団によると、同地にはレバノンのヒズブッラーをはじめとする「イランの民兵」が拠点を設置していると言われる。

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また、タイム・オブ・イスラエル(2月23日付)は、イスラエル軍のヘリコプター複数機がその後、クナイトラ県に「我々はシリア軍の将兵に警告した。我々はあなた方に警告を続けた。あなた方がヒズブッラーを支援し続ける限り止めることはない」などと書かれたビラを散布した。

AFP, February 23, 2022、ANHA, February 23, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 23, 2022、Reuters, February 23, 2022、SANA, February 23, 2022、SOHR, February 23, 2022, The Times of Israel, February 23, 2022などをもとに作成。

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