ロシア軍とトルコ軍がアレッポ県を爆撃(2022年2月23日)

アレッポ県では、ANHA(2月23日付)、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機1機がトルコの占領下にあるバーブ市近郊のタルヒーン村の東に位置するハダス村にある石油精製設備を爆撃した。

ANHAによると、ロシア軍の戦闘機は3日前からアレッポ県北東部上空に飛来、熱気球を放ち索敵を行っており、シリア人権監視団によると、23日にもカッバースィーン村近郊のバルシャヤー村上空に熱気球が上げられていた。

一方、シリア人権監視団によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるマンビジュ市東のジャート村にあるシリア軍と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍マンビジュ軍事評議会の合同軍事拠点1カ所を無人航空機(ドローン)で爆撃し、シリア軍兵士2人が負傷した。

ANHA(2月23日付)によると、トルコ軍はまた、マンビジュ市北東のヒサーン村を戦車で砲撃した。

AFP, February 23, 2022、ANHA, February 23, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 23, 2022、Reuters, February 23, 2022、SANA, February 23, 2022、SOHR, February 23, 2022などをもとに作成。

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