アスマー・アフラス大統領夫人は、ロシア人少女ディアナ・ニキティナさん(14歳)をシリアに招待き、アレキサンドル・エフィモフ駐シリア・ロシア大使や同大使館付武官とともに、首都ダマスカスの大統領公邸で対面、懇談した。
SANA(2月27日付)が伝えた。
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ワタン・オンライン(2月26日付)によると、ディアナさんはロシア北東部のナディム市生まれ。
4年前の2018年に、戦争で親を失ったシリア人少女に通学用のカバンと文房具をメッセージを添えてプレゼントしていたのが、アスマー夫人の目に留まり、シリアに招待された。
ディアナさんは数日前に母親とシリアを訪れ、戦死者子女学校を訪問し、カバンと文房具を受け取った少女と対面していた。
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ディアナさんと対面したアスマー夫人は、彼女を「特別大使」と評し、ロシアとシリアのさまざまな世代、とりわけ子供や若者どうしが相互訪問を通じて関係を築くことが、両国に根付いている歴史的関係を確固たるものにして、経済、政治、戦地で深みを与えるうえで重要で、両国に共通の社会的・文化的な起源を持つことが重要だと話した。
また、子供がいつも最優先で、彼らを保護することが、特に戦時下においては優先事項を決めるうえでの基礎をなすとしたうえで、「私たちみなが、権利保護や領土防衛といった原則を確立するために戦っているのは、子供たちのため、彼らが安全で尊厳ある生活を送るためです」と強調した。
アスマー夫人はさらに、シリアや世界中のさまざまな場所にはテロ組織によって占領された地域で暮らしている子供たち、テロリストによって掌握されているキャンプやテントで暮らしている子供たちがいて、ありとあらゆる最悪の抑圧と搾取に苦しんでいると指摘、こうした状況が続くことが許されてはならないと述べ、すべての国がこうした子供たちに対する責任を果たし、彼らを救出し、こうしたテント、そして安全でない地域から救い出さなければならないと明言した。
AFP, February 26, 2022、ANHA, February 26, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 26, 2022、Reuters, February 26, 2022、SANA, February 26, 2022、SOHR, February 26, 2022、Alwatanonline, February 26, 2022などをもとに作成。
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