ウクライナ国籍を持つアレッポ市出身のシリア人がオデッサで民兵を結成(2022年2月26日)

シリア人ビジネスマンでウクライナ国籍のターリク・ジャースィムを名乗る人物が、黒海沿岸に位置するウクライナ南部の都市オデッサで民兵を結成したと発表、ロシア軍に抵抗する意思を示した。

ジャースィム氏はビデオ・メッセージのなかで以下のように述べた。

親愛なるウクライナ人たち。親愛なるオデッサ市民たち。私はここにいる。立ち去ってはいない。我々の土地を防衛するだろう。
ロシア人は我々の家、我々の安全に侵入した。我々は自分たちの土地を守る。私はシリアで生まれ、ウクライナで育った。
ロシアは私の母国を破壊した。だが、私はロシアがウクライナを破壊することを許さない。ここにいる男たちも用意ができている。
ウクライナよ、永遠なれ。英雄ウクライナよ。

 

https://mobile.twitter.com/dianagumarova/status/1497653796989722632

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イナブ・バラディー(2月27日付)によると、ジャースィム氏は1985年、アレッポ市生まれ。

高校を卒業後、2005年にウクライナに留学し、首都キエフの大学で建築工学を学んだ。

その後、ウクライナ国籍を取得し、建築事務所に就職、不動産業務に携わった。

AFP, February 27, 2022、ANHA, February 27, 2022、al-Durar al-Shamiya, February 27, 2022、‘Inab Baladi, February 27, 2022、Reuters, February 27, 2022、SANA, February 27, 2022、SOHR, February 27, 2022などをもとに作成。

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