シリア国内の暴力(2014年6月6日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ハーブール川西岸のハリージャ町で、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団がイラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)と交戦の末、同町を制圧した。

ダーイシュは4月30日から同町を占拠していたという。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ムライハ市各所を軍が空爆、また同市およびその周辺を地対地ミサイルで攻撃した。

また軍は、ドゥーマー市各所、ジスリーン町周辺、アルバイン市各所を空爆した。

これに関して、『ハヤート』(6月7日付)は、軍消息筋の話として、軍がジスリーン町、アルバイン市とムライハ市の間の反体制武装集団の通信を遮断、反体制武装集団が同地域における残された拠点であるダーライヤー市、ジスリーン町などに逃走し、ムライハ市が数日中に陥落するだろう、と報じた。

一方、SANA(6月6日付)によると、ダーライヤー市、ムライハ市北部、ザバディーン町、ナシャービーヤ農場、ザマルカー町、アーリヤ農場で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線のヨルダン人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アブティーン村などを軍が砲撃、また軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員は、アッザーン山周辺、ハーン・トゥーマーン村、アレッポ中央刑務所近郊などで、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(6月6日付)によると、シャイフ・ナッジャール市工業団地地区、ムスリミーヤ村、ワディーヒー村、マンスーラ村、アターリブ市、マーリア市、アンダーン市、ハーディル村、フライターン市、ファーフィーン村、バーシュカウィー村、カフルフーム村、タッル・リフアト市、カフルハムラ村、ウワイジャ地区、アブティーン村、ダフラト・アブドゥラッブフ地区、ハンダラート・キャンプ、アレッポ市インザーラート地区、ハナーヌー地区、サーフール地区、アシュラフィーヤ地区、ブスターン・バーシャー地区、サラーフッディーン地区、ラーシディーン地区、アンサーリー地区、シャイフ・サイード地区、バーブ・ナスル地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、軍がナブア・ムッル村のジハード主義武装集団の拠点複数カ所を砲撃、またタッラー村・カフリーヤ村間で、シャームの民のヌスラ戦線などと交戦した。

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ヒムス県では、SANA(6月6日付)によると、キースィーン村、ブルジュ・カーイー村、東サラーム村、ウンク・ハワー村で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(6月6日付)によると、タッフ村、サムリーン村、ヤードゥーダ村、ズィムリーン村、ダルアー市キルク地区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(6月6日付)によると、サムリーン村、バシュラームーン村、サルマーニーヤ村、アルバイーン山、バッズィー農場、ラーミー村、カフルシャラーヤー村、バルーマー農場で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、SANA(6月6日付)によると、ジャウバル区で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, June 6, 2014、AP, June 6, 2014、ARA News, June 6, 2014、Champress, June 6, 2014、al-Hayat, June 7, 2014、Kull-na Shuraka’, June 6, 2014、al-Mada Press, June 6, 2014、Naharnet, June 6, 2014、NNA, June 6, 2014、Reuters, June 6, 2014、SANA, June 6, 2014、UPI, June 6, 2014などをもとに作成。

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