イランのアブドゥッラフヤーン外務大臣はトルコのチャヴシュオール外務大臣との会談で、トルコが計画しているシリア北部での軍事作戦に理解を示す(2022年6月28日)

イランのホセイン・エミール・アブドゥッラフヤーン外務大臣は6月27日トルコを訪問、28日に首都アンカラでメブリュト・チャヴシュオール外務大臣と会談した。

アナトリア通信(6月28日付)によると、会談後の共同記者会見で、アブドゥッラフヤーン外務大臣は、トルコがシリア北部における軍事作戦の実施を必要だと考えていること、クルド民族主義組織の民主統一党(PYD)がトルコの安全保障にとってどれほど脅威であるかを理解していると述べた。

アブドゥッラフヤーン外務大臣はまた、シリアでのトルコの特別軍事作戦が必要とされる場合、それはトルコの安全保障上の懸念を払拭するものでなければならないと付言した。

これに対して、チャヴシュオール外務大臣は、中東地域、とりわけ、シリアとイエメンの問題に対処するうえでイランと共に連携していく必要があると述べた。

AFP, June 28, 2022、Anadolu Ajansı, June 28, 2022、ANHA, June 28, 2022、al-Durar al-Shamiya, June 28, 2022、Reuters, June 28, 2022、SANA, June 28, 2022、SOHR, June 28, 2022などをもとに作成。

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