駐シリア・ロシア軍のチャイコ司令官を代表とするロシア軍の使節団がカーミシュリー市を訪問し、シリア民主軍幹部と会談(2022年7月19日)

ハサカ県では、シリア人権監視団、クルディスタン24(7月19日付)などによると、ラタキア県のフマイミーム航空基地に設置されている駐シリア・ロシア軍司令部のアレクサンドル・チャイコ司令官(中将)を代表とするロシア軍の使節団がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるカーミシュリー市を訪問した。

ロシア軍部隊も駐留するシリア政府支配下のカーミシュリー国際空港に降り立った使節団は、空港内の施設で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の司令官と会談し、トルコが計画しているシリア北部への軍事侵攻作戦への対応などについて意見を交わした。

カーミシュリー市では早朝から、ロシア軍ヘリコプター複数機が上空を頻繁に飛来し、警戒活動にあたっていた。

AFP, July 19, 2022、ANHA, July 19, 2022、al-Durar al-Shamiya, July 19, 2022、クルディスタン24, July 19, 2022、Reuters, July 19, 2022、SANA, July 19, 2022、SOHR, July 19, 2022などをもとに作成。

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