シリアを訪問中のオスカー・ロビン・ソロモン・フェルナンデス上院議長を代表とするパラグアイ公式使節団が、人民議会を再訪問し、ハンムーダ・サッバーグ議長と会談、両国関係、とりわけ両国議会の関係強化の重要性を確認した。
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また、首都ダマスカスでは、パラグアイ共和国名誉領事部の開設式が行われ、フェルナンデス上院議長が出席した。
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フェルナンデス上院議長はさらに、アサド大統領と会談した。
会談で、アサド大統領は、国家間の安定した関係は、諸国民の利益と、共通のつながりを強化することに基づくもので、シリアとパラグアイの経済・通商関連組織の連絡を強化し、両国および両国民の利益を実現したいと述べた。
また、ラテンアメリカに移住したシリア人は、社会的・文化的な橋渡し役となっており、在外シリア人が移住先の社会に統合されていることは、シリア人がもっとも開放的な国民であること、ラテンアメリカの諸国民が人種差別を排除して、移民受入れの門戸を開いてきたことを示すものだと指摘、ラテンアメリカの人々がアラブ地域の問題にも深い関心を示し、支援していることを高く評価した。
https://www.facebook.com/SyrianPresidency/posts/pfbid02aKthW25pAZ8FaMncYqfqYZHVW2Kb4utqWX6H8Qb4DeiLP8uH9aDET9UWkvpBZt35l
SANA(7月20日付)が伝えた。
AFP, July 20, 2022、ANHA, July 20, 2022、al-Durar al-Shamiya, July 20, 2022、Reuters, July 20, 2022、SANA, July 20, 2022、SOHR, July 20, 2022などをもとに作成。
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