トルコ軍がアレッポ県アイン・アラブ市郊外にあるシリア民主軍の軍事アカデミー近くをドローンで爆撃(2022年7月20日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・アラブ(コバネ)市郊外にある人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属する「軍事アカデミー」近くの森林を無人航空機(ドローン)で爆撃し、多数が負傷した。

ANHA(7月21日付)によると、シリア民主軍の広報センターは声明を出し、この攻撃で兵士2人が死亡したことを認めた。

また、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマンビジュ市北のムフスィンリー村に設置されているシリア軍の拠点を、シリア国民軍が襲撃し、兵士1人を殺害した。

一方、ANHA(7月20日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のワフシーヤ村を砲撃した。

AFP, July 20, 2022、ANHA, July 20, 2022、July 21, 2022、al-Durar al-Shamiya, July 20, 2022、Reuters, July 20, 2022、SANA, July 20, 2022、SOHR, July 20, 2022などをもとに作成。

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