シリア軍と「決戦」作戦司令室がイドリブ県、ハマー県、ラタキア県で砲撃戦を続ける(2022年7月23日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のフライフィル村、ファッティーラ村、スフーフン村、バーラ村、カフル・ウワイド村、カンスフラ村、バイニーン村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がガーブ平原一帯で砲撃戦を行った。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がクルド山地方のカッバーナ村一帯で砲撃戦を行った。

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スワイダー県では、スワイダー24(7月23日付)によると、シャフバー町で、住民らが、地元の若者2人が軍事治安局傘下の民兵によって拘束されたことに抗議してデモを行い、主要幹線道路などを封鎖した。

AFP, July 23, 2022、ANHA, July 23, 2022、al-Durar al-Shamiya, July 23, 2022、Reuters, July 23, 2022、SANA, July 23, 2022、SOHR, July 23, 2022、al-Suwayda’ 24, July 23, 2022などをもとに作成。

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