スワイダー県では地元民兵組織と軍事情報局傘下の民兵の戦闘の末、後者は拘束していた住民を釈放(2022年7月27日)

スワイダー県では、シリア人権監視団、スワイダー24(7月25日付)によると、サリーム村、アティール村などで、地元の民兵組織(「カラーマの男たち」、シャイフ・カラーマ軍団)と軍事情報局の傘下で活動するラージー・ファルフート氏が率いる民兵の戦闘が続き、死者はこの2日でファルフート氏の民兵10人、地元の民兵7人となり、負傷者も双方合わせて43人となった。

2日にわたる戦闘の末、ファルフート氏の民兵は、拘束していた住民を釈放した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、タファス市南の平原で、シリア軍と地元の武装集団が交戦、シリア軍が同地に対して砲撃を行い、1人が死亡、3人が負傷した。

またサナマイン市では、住民2人が正体不明の武装集団の襲撃を受けて死亡した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が26日深夜から27日未明にかけて「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のスフーフン村、バーラ村、フライフィル村、バイニーン村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるカフルタアール村一帯を砲撃し、1人が負傷した。

AFP, July 27, 2022、ANHA, July 27, 2022、al-Durar al-Shamiya, July 27, 2022、Reuters, July 27, 2022、SANA, July 27, 2022、SOHR, July 27, 2022などをもとに作成。

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