「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるアレッポ県を砲撃し、シリア軍兵士1人死亡(2022年9月9日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にある県西部の第46中隊基地一帯、バスラトゥーン村一帯を砲撃、第46中隊基地一帯でシリア軍兵士1人が死亡した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村、ズィヤーラ町、サルマーニーヤ村を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーニヤ村、シャイフ・スィンドヤーン村を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるクルド山地方のカッバーナ村一帯を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ジャースィム市で、正体不明の武装集団の発砲により麻薬密売に関与していると思われる住民1人が死亡、1人が負傷した。

また、ブスル・ハリール市でも麻薬密売業者1人が何者かに撃たれて死亡した。

AFP, September 9, 2022、ANHA, September 9, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 9, 2022、Reuters, September 9, 2022、SANA, September 9, 2022、SOHR, September 9, 2022などをもとに作成。

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