ヒムス県スフナ市南東の砂漠地帯でキノコの収穫中にダーイシュの襲撃を受けて殺害された住民の遺体53体がタドムル国立病院に搬送(2023年2月17日)

ヒムス県では、SANA(1月27日付)によると、スフナ市南東の砂漠地帯でキノコの収穫中にダーイシュ(イスラーム国)の襲撃を受けて殺害された住民の遺体53体がタドムル国立病院に搬送された。

同病院のワリード・アウダ委員長によると、生存者5人も搬送され、タドムル国立病院で救急治療を受けた後に、ヒムス市の複数の病院に移送された。

SANA(2月17日付)が伝えた。

**

一方、シリア人権監視団によると、ダーイシュが12日にタドムル市近郊の砂漠地帯で誘拐した、キノコ収穫していた住民ら25人を解放した。

だが、同監視団によると、34人が依然として消息不明だという。

AFP, February 17, 2023、ANHA, February 17, 2023、al-Durar al-Shamiya, February 17, 2023、Reuters, February 17, 2023、SANA, February 17, 2023、SOHR, February 17, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.