トルコ軍ドローンがフール・キャンプの任務にあたるシリア民主軍守備隊の拠点を爆撃、兵士2人を殺害(2023年5月5日)

ハサカ県では、ANHA(5月5日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるタッル・ハミース市近郊のカイラワーン村で、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバーを収容するフール・キャンプの安全確保に任務にあたる人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の部隊の拠点1ヵ所ががトルコ軍の攻撃を受けた。

これに関して、シリア民主軍の広報センターは声明を出し、カーミシュリー地区(正式な行政名はカーミシュリー郡)タッル・ハミース区で午前10時頃、フール・キャンプの守備隊がトルコ軍の無人航空機(ドローン)の攻撃を受け、兵士2人が死亡した。

声明は、トルコ軍の攻撃が、ダーイシュ再生の基盤を作ろうとするものだとして批判した。

イナブ・バラディー(5月5日付)によると、標的となったのは検問所。

ハーブール(5月5日付)によると、トルコ軍のドローンがカイラワーン村の検問所を爆撃し、YPGに所属するいわゆる「特殊部隊」の兵士2人が死亡、5人が重傷を負った。

攻撃を受け、救急車輌複数輌がカイラワーン村方面に向かう一方、YPGのパトロール部隊が現場一帯地域を封鎖、米主導の有志連合の航空機複数機が上空を旋回し、警戒活動にあたった。

一方、アナトリア通信(5月5日付)によると、トルコのフルシ・アカル国防大臣はカイセリ市での事業主・工業主協会メンバーとの会合で、過去3日間でクルディスタン労働者党(PKK)のテロリスト13人をイラク北部とシリア北部で無力化したことを明らかにした。

アカル国防大臣は4日にも同市で、シリア北部でテロリスト8人を無力化したと述べていた。

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ラッカ県では、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のヒーシャ村およびその一帯を砲撃し、送電網が破壊され、ヒーシャ村で停電が発生した。

ANHA(5月5日付)が伝えた。

AFP, May 5, 2023、Alkhabour.com, May 5, 2023、Anadolu Ajansı, May 4, 2023、May 5, 2023、ANHA, May 5, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 5, 2023、‘Inab Baladi, May 5, 2023、Reuters, May 5, 2023、SANA, May 5, 2023、SOHR, May 5, 2023などをもとに作成。

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