米NSC報道官「ダーイシュを敗北させたとするロシアの発表は時期尚早」(2017年12月13日)

米国家安全保障会議(NSC)報道官は、11日にロシアのヴラジミール・プーチン大統領がシリア駐留ロシア軍部隊を部分撤退させると発表した際に、ダーイシュ(イスラーム国)に対する「テロとの戦い」における勝利宣言を行ったことに関して、「ダーイシュを敗北させたとするロシアの発表は時期尚早だ」と述べた。

AFP, December 13, 2017、ANHA, December 13, 2017、AP, December 13, 2017、ARA News, December 13, 2017、Champress, December 13, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 13, 2017、al-Hayat, December 14, 2017、al-Mada Press, December 13, 2017、Naharnet, December 13, 2017、NNA, December 13, 2017、Reuters, December 13, 2017、SANA, December 13, 2017、UPI, December 13, 2017などをもとに作成。

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トランプ米大統領「我々はシリアとイラクでダーイシュに勝利したが、彼らは他の地位に散らばっている」(2017年12月12日)

ドナルド・トランプ米大統領は、2018年度の防衛予算案に署名に際して、ダーイシュ(イスラーム国)に対する「テロとの戦い」について言及、そのなかで「我々はシリアで勝利した。また我々はイラクで勝利した。しかし、彼らはほかの地域に散らばっている。我々は彼らが散らばるのと同じ速度で彼らを追跡している」と述べた。

AFP, December 13, 2017、ANHA, December 13, 2017、AP, December 13, 2017、ARA News, December 13, 2017、Champress, December 13, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 13, 2017、al-Hayat, December 14, 2017、al-Mada Press, December 13, 2017、Naharnet, December 13, 2017、NNA, December 13, 2017、Reuters, December 13, 2017、SANA, December 13, 2017、UPI, December 13, 2017などをもとに作成。

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ロシアのシリア問題担当大統領特使「アサド氏の次期大統領選挙への立候補を阻むものはない」(2017年12月12日)

アスタナ8会議に参加するロシアの代表団を率いるアレクサンドル・ラヴレンティフ・シリア問題担当大統領特使は、2021年に任期が終了するアサド大統領に関して、「アサド氏の立候補を阻むものはない…。決定は彼のみが行うものだ」と述べた。

『ハヤート』(12月13日付)が伝えた。

AFP, December 12, 2017、ANHA, December 12, 2017、AP, December 12, 2017、ARA News, December 12, 2017、Champress, December 12, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 12, 2017、al-Hayat, December 13, 2017、al-Mada Press, December 12, 2017、Naharnet, December 12, 2017、NNA, December 12, 2017、Reuters, December 12, 2017、SANA, December 12, 2017、UPI, December 12, 2017などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県東グータ地方で衝突していたラフマーン軍団とアブー・ムーサー・アシュアリー旅団が停戦(2017年12月12日)

ダマスカス郊外県では、『ハヤート』(12月13日付)によると、ハムーリーヤ市一帯で衝突していたラフマーン軍団とアブー・ムーサー・アシュアリー旅団が停戦合意した。

これを受け、ラフマーン軍団はハムーリーヤ市一帯から撤退した。

AFP, December 12, 2017、ANHA, December 12, 2017、AP, December 12, 2017、ARA News, December 12, 2017、Champress, December 12, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 12, 2017、al-Hayat, December 13, 2017、al-Mada Press, December 12, 2017、Naharnet, December 12, 2017、NNA, December 12, 2017、Reuters, December 12, 2017、SANA, December 12, 2017、UPI, December 12, 2017などをもとに作成。

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シャーム解放機構、ヌールッディーン・ザンキー運動などがハマー県北東部およびイドリブ県南東部に増援部隊派遣(2017年12月12日)

シリア人権監視団が信頼できる複数の消息筋の話として得た情報によると、アル=カーイダ系のシャーム解放機構、バラク・オバマ前米政権の支援を受けてきた「穏健な反体制派」のヌールッディーン・ザンキー運動、そして両組織と連携する複数の武装集団が、ハマー県北東部およびイドリブ県南東部で攻勢を強めるシリア政府、そして同地に向けて北進を続けるダーイシュ(イスラーム国)に対峙するための増援部隊を派遣した。

増援部隊の派遣は、シャーム解放機構、ヌールッディーン・ザンキー運動、シャーム自由人イスラーム運動、アフラール軍の会合で合意されたという。

AFP, December 12, 2017、ANHA, December 12, 2017、AP, December 12, 2017、ARA News, December 12, 2017、Champress, December 12, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 12, 2017、al-Hayat, December 13, 2017、al-Mada Press, December 12, 2017、Naharnet, December 12, 2017、NNA, December 12, 2017、Reuters, December 12, 2017、SANA, December 12, 2017、UPI, December 12, 2017などをもとに作成。

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フランスのル・ドリアン外務大臣「アサド大臣は和平プロセス開始の条件でない」(2017年12月12日)

フランスのジャン=イヴ・ル・ドリアン外務大臣は、アサド大統領の進退に関して、「アサドはシリアの危機を終息させるための解決策ではない。だが、西側諸国は、彼の退陣が和平プロセス開始の条件とはもはやみていない」と述べた。

フランス24(12月12日付)が伝えた。

AFP, December 12, 2017、ANHA, December 12, 2017、AP, December 12, 2017、ARA News, December 12, 2017、Champress, December 12, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 12, 2017、France 24, December 13, 2017、al-Hayat, December 13, 2017、al-Mada Press, December 12, 2017、Naharnet, December 12, 2017、NNA, December 12, 2017、Reuters, December 12, 2017、SANA, December 12, 2017、UPI, December 12, 2017などをもとに作成。

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トルコ外務省:ロシアはシリア諸国民大会にPYD以外のクルド人の参加を提案(2017年12月12日)

Turk Press(12月12日付)は、トルコ外務省の複数の消息筋の話として、ロシアのヴラジミール・プーチン大統領の提案のもと、ロシア・トルコ・イランがソチでの開催で合意している「シリア諸国民大会」に関して、ロシア側がアスタナ8会議を控えて、トルコ側に対して、西クルディスタン移行期民政局を主導する民主統一党(PYD)ではないクルド人の代表に参加を認めるよう提案している、と伝えた。

AFP, December 12, 2017、ANHA, December 12, 2017、AP, December 12, 2017、ARA News, December 12, 2017、Champress, December 12, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 12, 2017、al-Hayat, December 13, 2017、al-Mada Press, December 12, 2017、Naharnet, December 12, 2017、NNA, December 12, 2017、Reuters, December 12, 2017、SANA, December 12, 2017、Turk Press, December 13, 2017、UPI, December 12, 2017などをもとに作成。

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トルコのメチャヴシュオール外務大臣「ロシア撤退のイメージ作りは非現実的」(2017年12月12日)

トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は、12月11日のヴラジミール・プーチン大統領によるフマイミーム航空基地でのシリア駐留ロシア軍の部分撤退宣言に関して、NTV Haber(12月12日付)のインタビューに応じ、「ロシアがシリアから撤退するというイメージ作りは非現実的だ。なぜならロシアはそもそも、シリア国内に二つの軍事基地を有し、多くの地域に部隊を展開させているからだ」と述べた。

AFP, December 12, 2017、ANHA, December 12, 2017、AP, December 12, 2017、ARA News, December 12, 2017、Champress, December 12, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 12, 2017、al-Hayat, December 13, 2017、al-Mada Press, December 12, 2017、Naharnet, December 12, 2017、NNA, December 12, 2017、NTV Haber, December 12, 2017、Reuters, December 12, 2017、SANA, December 12, 2017、UPI, December 12, 2017などをもとに作成。

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シリア救国内閣はシリア国民連合傘下の暫定内閣に「解放区」から72時間以内の退去を求める(2017年12月12日)

イドリブ県の自治を担うとして11月に結成されたシリア救国内閣(ムハンマド・シャイフ首班)は声明を出し、シリア革命反体制勢力国民連立傘下の暫定内閣(ジャワード・アブー・ハトブ首班)に対して、72時間以内に「解放区」内のすべての施設を撤去するよう最期通告した。

al-Durar al-Shamiya, December 12, 2017
al-Durar al-Shamiya, December 12, 2017

AFP, December 12, 2017、ANHA, December 12, 2017、AP, December 12, 2017、ARA News, December 12, 2017、Champress, December 12, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 12, 2017、al-Hayat, December 13, 2017、al-Mada Press, December 12, 2017、Naharnet, December 12, 2017、NNA, December 12, 2017、Reuters, December 12, 2017、SANA, December 12, 2017、UPI, December 12, 2017などをもとに作成。

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トルコ軍の支援を受ける反体制武装集団戦闘員250人が離反し、YPG主体のシリア民主軍に従軍(2017年12月12日)

アレッポ県では、ANHA(12月12日付)によると、トルコ軍の支援を受ける反体制武装集団(ハワール・キリス作戦司令室、ユーフラテスの盾作戦司令室、「家の者たち」作戦司令室)のメンバー250人が離反し、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に加わった。

離反は、シリア民主軍傘下のマンビジュ軍事評議会との調整のもとに行われたという。

ANHA, December 12, 2017

AFP, December 12, 2017、ANHA, December 12, 2017、AP, December 12, 2017、ARA News, December 12, 2017、Champress, December 12, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 12, 2017、al-Hayat, December 13, 2017、al-Mada Press, December 12, 2017、Naharnet, December 12, 2017、NNA, December 12, 2017、Reuters, December 12, 2017、SANA, December 12, 2017、UPI, December 12, 2017などをもとに作成。

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ロジャヴァの選挙管理委員会は北シリア民主連邦ユーフラテス地域の自治体議会の議席配分を発表(2017年12月12日)

西クルディスタン移行期民政局支配下のハサカ県、ラッカ県、アレッポ県各所での北シリア民主連邦自治体(村、町、区、市、郡、地区)議会選挙を監督する選挙管理委員会(高等選挙委員会)は、アレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市で、ユーフラテス地域における議席配分の詳細を発表した。

ANHA, December 12, 2017

発表によると、各自治体の議席配分は以下の通り:

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ユーフラテス地域全体の議席数954、うち民主民族リスト847、シリア・クルド民主統一党(イェキーティー)40、無所属67

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コバネ地区

コバネ地区議会:総議席数62、うち民主民族リスト49、シリア・クルド民主統一党(イェキーティー)8、無所属5

コバネ郡

コバネ区議会:総議席数42、うち民主民族リスト35、シリア・クルド民主統一党(イェキーティー)6、無所属1
シーラーン区議会:総議席数42、うち民主民族リスト33、シリア・クルド民主統一党(イェキーティー)6、無所属3
カナーヤー区議会:総議席数42、うち民主民族リスト30、シリア・クルド民主統一党(イェキーティー)5、無所属7
タッル・ガザーラ町議会:総議席数38、うち民主民族リスト30、シリア・クルド民主統一党(イェキーティー)7、無所属1
大バイナドル町議会:総議席数38、うち民主民族リスト33、シリア・クルド民主統一党(イェキーティー)5
上ターシュルーク町議会:総議席数38、うち民主民族リスト38

スィッリーン郡

スィッリーン区議会:総議席数42、うち民主民族リスト35、無所属7
カーディリーヤ町議会:総議席数38、うち民主民族リスト30、無所属8
ラマーラ町議会:総議席数38、うち民主民族リスト33、無所属5
ジャバリーヤ区議会:総議席数42、うち民主民族リスト42
バルク町議会:総議席数37、うち民主民族リスト34、シリア・クルド民主統一党(イェキーティー)3

タッル・アブヤド地区

タッル・アブヤド地区議会:総議席数62、うち民主民族リスト62

タッル・アブヤド区議会:総議席数42、うち民主民族リスト41、無所属1
ジャラン町議会:総議席数38、うち民主民族リスト35
スルーク区議会:総議席数42、うち民主民族リスト35、無所属7
ハンマーム・トゥルクマーン町議会:総議席数38、うち民主民族リスト32、無所属6
シャリカ町議会:総議席数38、うち民主民族リスト37、無所属1
ザイディー町議会:総議席数38、うち民主民族リスト35、無所属3
アイン・イーサー区:総議席数42、うち民主民族リスト40、無所属2
ヒーシャ町議会:総議席数38、うち民主民族リスト31、無所属7
アリー・バージリーヤ町議会:総議席数38、うち民主民族リスト38
アブー・ハルザ町議会:総議席数38、うち民主民族リスト36、無所属2

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なおユーフラテス地域の投票率は69%だったという。

ANHA(12月12日付)が伝えた。

AFP, December 12, 2017、ANHA, December 12, 2017、AP, December 12, 2017、ARA News, December 12, 2017、Champress, December 12, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 12, 2017、al-Hayat, December 13, 2017、al-Mada Press, December 12, 2017、Naharnet, December 12, 2017、NNA, December 12, 2017、Reuters, December 12, 2017、SANA, December 12, 2017、UPI, December 12, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はダマスカス郊外県南西部でシャーム解放機構と交戦(2017年12月12日)

ダマスカス郊外県では、SANA(12月12日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに県南西部のバイト・ジン村一帯、マガル・ミール村一帯でシャーム解放機構などからなる武装集団と交戦し、東マクトゥール丘にあるシャーム解放機構の全拠点を破壊した。

ANHA, December 12, 2017

一方、『ハヤート』(12月13日付)は、複数の消息筋の話として、ダマスカス郊外県東グータ地方で活動を続けるアル=カーイダ系組織のシャーム解放機構が、同地からイドリブ県への退去をめぐって内部対立を強めていると伝えた。

シャーム解放機構の退去をめぐっては、ロシアが反体制武装集団側と合意に達したと伝えられていた。

なお、東グータ地方には、シャーム解放機構の戦闘員約500人が残留しているという。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が県北東部で進攻を続け、シャーム解放機構などからなる武装集団との戦闘の末、ムシャイリファ村を制圧した。

AFP, December 12, 2017、ANHA, December 12, 2017、AP, December 12, 2017、ARA News, December 12, 2017、Champress, December 12, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 12, 2017、al-Hayat, December 13, 2017、al-Mada Press, December 12, 2017、Naharnet, December 12, 2017、NNA, December 12, 2017、Reuters, December 12, 2017、SANA, December 12, 2017、UPI, December 12, 2017などをもとに作成。

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ブーカマール市にシリア赤新月社と赤十字国際委員会の支援チームが人道支援物資を搬入(2017年12月12日)

ダイル・ザウル県では、SANA(12月12日付)によると、ブーカマール市にシリア赤新月社と赤十字国際委員会の支援チームが貨物トラック15台分の人道支援物資を搬入した。

SANA, December 12, 2017

AFP, December 12, 2017、ANHA, December 12, 2017、AP, December 12, 2017、ARA News, December 12, 2017、Champress, December 12, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 12, 2017、al-Hayat, December 13, 2017、al-Mada Press, December 12, 2017、Naharnet, December 12, 2017、NNA, December 12, 2017、Reuters, December 12, 2017、SANA, December 12, 2017、UPI, December 12, 2017などをもとに作成。

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ジュネーブ8会議第2ラウンドに参加するためにスイスを訪問中のシリア政府代表団がデミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表と2度目の会談(2017年12月12日)

ジュネーブ8会議第2ラウンドに参加するためにスイスを訪問中のシリア政府代表団(バッシャール・ジャアファリー国連シリア代表が団長)は、ジュネーブの国連本部を訪問し、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表と会談した。

会談は第2ラウンドに入って2度目。

SANA(12月12日付)が伝えた。

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『ハヤート』(12月13日付)によると、デミストゥラ氏はまた反体制派統一代表団とも会談した。

AFP, December 12, 2017、ANHA, December 12, 2017、AP, December 12, 2017、ARA News, December 12, 2017、Champress, December 12, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 12, 2017、al-Hayat, December 13, 2017、al-Mada Press, December 12, 2017、Naharnet, December 12, 2017、NNA, December 12, 2017、Reuters, December 12, 2017、SANA, December 12, 2017、UPI, December 12, 2017などをもとに作成。

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シリアに駐留していたロシア軍憲兵隊、地雷撤去チームが帰国(2017年12月12日)

ロシア国防省は、12月11日のヴラジミール・プーチン大統領によるフマイミーム航空基地でのシリア駐留ロシア軍の部分撤退宣言を受け、北オセチアに配備されていた長距離戦略爆撃機Tu-22M3部隊がカルーガやムルマンスクの基地に帰還したと発表した。

またフマイミーム航空基地に配備されていたA-50哨戒機もシリアでの任務を終えて、イヴァノボの航空基地に帰還し、ダイル・ザウル県などで地雷・爆発物の撤去作業にあたってきたロシア軍の国際地雷撤去センター所属部隊も任務を終えて帰国した。

加えて、『ハヤート』(12月13日付)によると、シリア領内に展開していた憲兵大隊も空路でマハチカラに帰還した。

AFP, December 12, 2017、ANHA, December 12, 2017、AP, December 12, 2017、ARA News, December 12, 2017、Champress, December 12, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 12, 2017、al-Hayat, December 13, 2017、al-Mada Press, December 12, 2017、Ministry of Defence of the Russian Federation, December 12, 2017、Naharnet, December 12, 2017、NNA, December 12, 2017、Reuters, December 12, 2017、SANA, December 12, 2017、UPI, December 12, 2017などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは4件の停戦違反を確認(2017年12月12日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(12月12日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を4件(アレッポ県2件、ラタキア県1件、ヒムス県1件)確認したと発表した。

ほとんどの停戦違反は、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

シリア政府との停戦に応じた自治体は現在、2,305市町村、武装組織の数は234組織。

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 12, 2017をもとに作成。

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ロジャヴァの選挙管理委員会は北シリア民主連邦アフリーン地域の自治体議会の議席配分を発表(2017年12月11日)

西クルディスタン移行期民政局支配下のハサカ県、ラッカ県、アレッポ県各所での北シリア民主連邦自治体(村、町、区、市、郡、地区)議会選挙を監督する選挙管理委員会(高等選挙委員会)は、アレッポ県北西部のアフリーン地域における議席配分の詳細を発表した。

発表によると、各自治体の議席配分は以下の通り:

ANHA, December 11, 2017

アフリーン地区アフリーン郡

アフリーン郡議会:民主民族リスト54、シリア・クルド民主統一党(イェキーティー)4、クルド愛国同盟リスト2、無所属2
アシュラフィーヤ区議会:民主民族リスト34、シリア・クルド民主統一党(イェキーティー)2、無所属5
アフリーン市新市街および旧市街議会:民主民族リスト34、シリア・クルド民主統一党(イェキーティー)3、クルド愛国同盟リスト1、無所属1
シーラーワー区議会:民主民族リスト39、シリア・クルド民主統一党(イェキーティー)2、無所属1
シッラーン区議会:民主民族リスト36、シリア・クルド民主統一党(イェキーティー)2、クルド愛国同盟リスト1、無所属3
マイダーニカ区議会:民主民族リスト37、シリア・クルド民主統一党(イェキーティー)4、無所属1
マバーター区議会:民主民族リスト38、シリア・クルド民主統一党(イェキーティー)3、無所属1

アフリーン地区ラージュー郡

ラージュー郡:民主民族リスト38、シリア・クルド民主統一党(イェキーティー)4
マイダーナー区:民主民族リスト37、シリア・クルド民主統一党(イェキーティー)2、無所属3
バフディーナー区:民主民族リスト34、シリア・クルド民主統一党(イェキーティー)6、無所属2
バルバラ区:民主民族リスト36、シリア・クルド民主統一党(イェキーティー)4、無所属2

アフリーン地区ジンディールス郡

ジンディールス郡:民主民族リスト32、シリア・クルド民主統一党(イェキーティー)4、クルド愛国同盟リスト3、無所属3
シーヤ区:民主民族リスト35、シリア・クルド民主統一党(イェキーティー)5、無所属2
カフルサフラ町:民主民族リスト32、シリア・クルド民主統一党(イェキーティー)6
クールカー町:民主民族リスト32、シリア・クルド民主統一党(イェキーティー)4、無所属2
ジャムラ町:民主民族リスト33、シリア・クルド民主統一党(イェキーティー)5
ミールカーン町:民主民族リスト37、シリア・クルド民主統一党(イェキーティー)1
クーターナー町:民主民族リスト32、シリア・クルド民主統一党(イェキーティー)4、無所属2
カトマ町:民主民族リスト37、無所属1
シャイフータカー町:民主民族リスト34、シリア・クルド民主統一党(イェキーティー)3、無所属1
ダイル・ジャマール町:民主民族リスト83
ジャクマカーカー村:民主民族リスト33、シリア・クルド民主統一党(イェキーティー)4、無所属1
アキーバ村:民主民族リスト83

シャフバー地区

シャフバー地区議会:シャフバー無所属リスト62、無所属3
カフルナーヤー区議会:シャフバー無所属リスト41、無所属1
ファーフィーン区議会:シャフバー無所属リスト41、無所属1
タッル・リフアト区議会:シャフバー無所属リスト41、無所属1
アフラズ区議会:シャフバー無所属リスト42

ANHA(12月11日付)が伝えた。

AFP, December 11, 2017、ANHA, December 11, 2017、AP, December 11, 2017、ARA News, December 11, 2017、Champress, December 11, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 11, 2017、al-Hayat, December 12, 2017、al-Mada Press, December 11, 2017、Naharnet, December 11, 2017、NNA, December 11, 2017、Reuters, December 11, 2017、SANA, December 11, 2017、UPI, December 11, 2017などをもとに作成。

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アル=カーイダ系のシャーム解放機構、シャーム自由人イスラーム運動、「穏健反体制派」のアフラール軍、ヌールッディーン・ザンキー運動は、アサド政権とダーイシュに対抗するためファトフ軍再活性化に向けた合同作戦司令室を設置することで合意(2017年12月11日)

ドゥラル・シャーミーヤ(12月11日付)は、複数の消息筋の話として、シリアのアル=カーイダとして知られるシャーム解放機構、アル=カーイダの系譜を汲むシャーム自由人イスラーム運動、「穏健な反体制派」として知られたアフラール軍、そしてヌールッディーン・ザンキー運動の幹部が拡大会合を開いたと伝えた。

拡大会合は、ハマー県北東部に対するダーイシュ(イスラーム国)の攻撃激化を受けたもので、シャーム解放機構からはアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者、アウドゥッラー・ムハイスィニー氏(サウジアラビア人説教師)、ムスリフ・アルヤーニー氏、シャーム自由人イスラーム運動からはハサン・スーファーン最高司令官、アフラール軍からはアブー・サーリフ・タッハーン最高司令官、ヌールッディーン・ザンキー運動からはタウフィーク・シハーブ最高司令官が参加したという。

会合では、①2015年3月のイドリブ県制圧の起点となったファトフ軍の再活性化に向けた合同作戦司令室の設置、②ヌールッディーン・ザンキー運動とシャーム解放機構の対立解消、③各組織が拘束している捕虜の釈放、④シャーム解放機構によるシャーム自由人イスラーム運動とアフラール軍の復権許可について合意され、アサド政権とダーイシュの攻撃に対する総動員の必要が確認されたという。

al-Durar al-Shamiya, December 11, 2017

AFP, December 11, 2017、ANHA, December 11, 2017、AP, December 11, 2017、ARA News, December 11, 2017、Champress, December 11, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 11, 2017、al-Hayat, December 12, 2017、al-Mada Press, December 11, 2017、Naharnet, December 11, 2017、NNA, December 11, 2017、Reuters, December 11, 2017、SANA, December 11, 2017、UPI, December 11, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はダマスカス郊外県南西部でシャーム解放機構などからなる武装集団への攻勢を続ける(2017年12月11日)

ダマスカス郊外県では、SANA(12月11日付)によると、シリア軍が県南東部のマガル・ミール村一帯でシャーム解放機構の拠点を攻撃し、戦闘員17人を殲滅した。

SANA, December 11, 2017

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(12月11日付)によると、県南西部でシャーム解放機構とともに活動を続けるシャイフ(ヘルモン)山部隊連合がシリア軍第4師団所属のヘルモン連隊とバイト・サービル町一帯で交戦した。

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ハマー県では、『ハヤート』(12月12日付)によると、ロシア軍所属と思われる戦闘機が同地一帯を断続的に爆撃した。

AFP, December 11, 2017、ANHA, December 11, 2017、AP, December 11, 2017、ARA News, December 11, 2017、Champress, December 11, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 11, 2017、al-Hayat, December 12, 2017、al-Mada Press, December 11, 2017、Naharnet, December 11, 2017、NNA, December 11, 2017、Reuters, December 11, 2017、SANA, December 11, 2017、UPI, December 11, 2017などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県東グータ地方でラフマーン軍団とアブー・ムーサー・アシュアリー旅団が交戦(2017年12月11日)

ダマスカス郊外県では、『ハヤート』(12月12日付)によると、東グータ地方でラフマーン軍団とアブー・ムーサー・アシュアリー旅団が交戦した。

戦闘は、ハムーリーヤ市一帯で行われた。

交戦の原因は不明だが、ラフマーン軍団所属の第101大隊がハムーリーヤ市にあるアブー・ムーサー・アシュアリー旅団の本部を襲撃し、戦闘が激化したという。

アブー・ムーサー・アシュアリー旅団は、東グータ地方からの反体制武装集団戦闘員の退去などをめぐってラフマーン軍団と対立し、2016年10月に離反していた。

AFP, December 11, 2017、ANHA, December 11, 2017、AP, December 11, 2017、ARA News, December 11, 2017、Champress, December 11, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 11, 2017、al-Hayat, December 12, 2017、al-Mada Press, December 11, 2017、Naharnet, December 11, 2017、NNA, December 11, 2017、Reuters, December 11, 2017、SANA, December 11, 2017、UPI, December 11, 2017などをもとに作成。

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米国防総省「プーチン大統領によるシリア駐留ロシア軍撤退命令は、米国の活動や優先事項に影響しない」(2017年12月11日)

米国防総省のエリック・パホン報道官は、シリアを電撃訪問したロシアのヴラジミール・プーチン大統領によるシリア駐留ロシア軍の部分撤退命令に関して、「多くの場合と同様、同国軍の実際の削減を意味しておらず、シリアにおける米国の活動や優先事項に影響を及ぼさない」と述べた。

AFP, December 11, 2017、ANHA, December 11, 2017、AP, December 11, 2017、ARA News, December 11, 2017、Champress, December 11, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 11, 2017、al-Hayat, December 12, 2017、al-Mada Press, December 11, 2017、Naharnet, December 11, 2017、NNA, December 11, 2017、Reuters, December 11, 2017、SANA, December 11, 2017、UPI, December 11, 2017などをもとに作成。

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ロシアのプーチン大統領がシリアを電撃訪問、シリア駐留ロシア軍の部分撤退を宣言、アサド大統領と会談(2017年12月11日)

ロシアのヴラジミール・プーチン大統領は、エジプトの首都カイロを訪問する途上、専用機で、シリア駐留ロシア軍司令部が設置されているラタキア県フマイミーム航空基地を電撃訪問した。

プーチン大統領には、セルゲイ・ショイグ国防大臣、ロシア東部軍管区司令官のセルゲイ・スロヴィキン陸軍大将が同行した。

フマイミーム航空基地では、アサド大統領がプーチン大統領を直接出迎えた。

SANA, December 11, 2017
SANA, December 11, 2017
SANA, December 11, 2017
SANA, December 11, 2017

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両首脳は、シリア軍による観閲式に出席、その席上でプーチン大統領は、シリア国内でのダーイシュ(イスラーム国)に対するシリア・ロシア両軍の「テロとの戦い」において決定的勝利を収めたと述べ、アサド大統領とシリア国民に祝意を述べるとともに、この勝利を受け、国防大臣および参謀総長に、シリア駐留ロシア軍部隊の部分撤退を命令したと発表し、「諸「君ら(シリア駐留ロシア軍将兵)は祖国、親戚、家族、妻、子ども、友人らのもとに勝利を胸に戻るだろう。諸君らの祖国は諸君らを待っている。諸君らの任務遂行に感謝する」と述べた。

プーチン大統領はまた、シリアにおいて治安と安定が回復するまで、可能なあらゆる支援を継続すると表明、「テロリストが再び頭を持ち上げようものなら、これまで見たこともないような打撃を加える」と強調、「タルトゥース市とここフマイミームにある二つの軍事基地は継続的に使用されるだろう」と付言した。

一方、紛争解決に向けた政治プロセスに関して、プーチン大統領は、シリア政府およびすべての関係当時者と協力して、引き続き支援すると述べた。

SANA, December 11, 2017

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これに対して、アサド大統領は、シリア国内でのロシアの「テロとの戦い」への参加への謝意をプーチン大統領に伝えるとともに、シリア国民はロシア軍の犠牲を決して忘れないと哀悼の意を示し、「この戦争の歴史を読む未来の世代はシリア、ロシア双方の戦死者を分け隔てることはないだろう」と述べた。

そのうえで、プーチン大統領の訪問が「テロとの戦いの次の段階とシリアの政治プロセスについて検討する機会を与える」ものと位置づけた。

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その後、両首脳は、シリア駐留ロシア軍幹部を交えた会合と個別会談を行った。

会談の詳細内容は明らかにされなかったが、ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は、その後、プーチン大統領がトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領とシリア情勢、とりわけ2月に予定されているという「シリア諸国民大会」について協議したと発表した。

SANA, December 11, 2017
SANA, December 11, 2017
SANA, December 11, 2017

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スロヴィキン陸軍大将は、その後、プーチン大統領の撤退命令の内容に関して、戦闘機23機、Ka-52ヘリコプター2機、憲兵隊および特殊部隊を撤退させると述べた。

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SANA(12月11日付)、スプートニク・ニュース(12月11日付)、RT(12月11日付)などが伝えた。

AFP, December 11, 2017、ANHA, December 11, 2017、AP, December 11, 2017、ARA News, December 11, 2017、Champress, December 11, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 11, 2017、al-Hayat, December 12, 2017、al-Mada Press, December 11, 2017、Naharnet, December 11, 2017、NNA, December 11, 2017、Reuters, December 11, 2017、RT, December 11, 2017、SANA, December 11, 2017、Sputnik News, December 11, 2017、UPI, December 11, 2017などをもとに作成。

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カザフスタン外務省はアスタナ8会議を12月21~22日に開催すると発表(2017年12月11日)

カザフスタン外務省は、ロシア、トルコ、イランを保証国とするシリア政府と反体制武装集団の停戦交渉「アスタナ8会議」を12月21~22日に開催すると発表した。

スプートニク・ニュース(12月11日付)が伝えた。

AFP, December 11, 2017、ANHA, December 11, 2017、AP, December 11, 2017、ARA News, December 11, 2017、Champress, December 11, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 11, 2017、al-Hayat, December 12, 2017、al-Mada Press, December 11, 2017、Naharnet, December 11, 2017、NNA, December 11, 2017、Reuters, December 11, 2017、SANA, December 11, 2017、Sputnik News, December 11, 2017、UPI, December 11, 2017などをもとに作成。

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シリア政府代表団はスイスの国連本部でデミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表と会談(2017年12月11日)

10日にジュネーブ8会議第2ラウンドに参加するために、スイス入りしたバッシャール・ジャアファリー国連シリア代表を団長とするシリア政府代表団は、ジュネーブの国連本部を訪れ、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表と会談した。

SANA(12月11日付)が伝えた。

AFP, December 11, 2017、ANHA, December 11, 2017、AP, December 11, 2017、ARA News, December 11, 2017、Champress, December 11, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 11, 2017、al-Hayat, December 12, 2017、al-Mada Press, December 11, 2017、Naharnet, December 11, 2017、NNA, December 11, 2017、Reuters, December 11, 2017、SANA, December 11, 2017、UPI, December 11, 2017などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは4件の停戦違反を、トルコ側は2件の違反を確認(2017年12月11日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(12月11日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を2件(アレッポ県)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも1件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

一方、過去24時間にハマー県の1カ村とヒムス県の1カ村の代表がシリア政府との停戦合意に署名した。

これにより、シリア政府との停戦に応じた自治体は2,305市町村、武装組織の数は234組織に達したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 11, 2017をもとに作成。

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ヒズブッラーのナスルッラー書記長「抵抗枢軸はパレスチナを再び最優先事項とする」(2017年12月11日)

ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長は、マナール・チャンネル(12月11日付)を通じて「アッラーはパレスチナが解放すると評価した:エルサレムはパレスチナの首都」と題したテレビ演説を行い、「抵抗枢軸」がパレスチナ問題に再び注力すると表明、パレスチナ人に対して「第3次インティファーダ」を行うよう呼びかけた。

ナスルッラー書記長は「私は、ヒズブッラーではなく、抵抗枢軸全体を代表して話す。抵抗枢軸諸国は、過去数年にわたる危機において、痛み傷ついたものの、勝利を収め、堅固になっている。この枢軸は、すべてのタクフィール主義者の手先を打ち負かした。そして抵抗枢軸は今日、再び、エルサレムとパレスチナを最優先事項とする」と述べた。

また「地域のすべての抵抗組織…、抵抗を信じるすべての人々よ…、統合的な対抗戦略を策定しよう…。実践的な計画を策定し、この強大な脅威に対して役割分担し、努力を結集させよう。我々ヒズブッラーはこの点に関して自らの責任を完全に果たす」と呼びかけた。

一方、アラブ湾岸諸国、イスラーム諸国に対しては「(エルサレムをイスラエルの首都として正式に承認したドナルド・)トランプ(米大統領)の決定を拒否したEUのスタンスを踏襲すべき」だと主唱、「米国に準じる者は、この地域における和平の仲介役ではなく、ダーイシュ(イスラーム国)を創り出した張本人であり、テロ、占領、扇動のスポンサーとみなされる」と警告した。

パレスチナ自治政府に対しては「トランプ大統領が決定を撤回するまでイスラエルと交渉すべきではない」としたうえで、「トランプの敵対的な決定に対するもっとも重要な対応とは、占領下のパレスチナ全土で第3次インティファーダの開始を宣言することだ」と述べた。

Naharnet, December 11, 2017

AFP, December 11, 2017、ANHA, December 11, 2017、AP, December 11, 2017、ARA News, December 11, 2017、Champress, December 11, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 11, 2017、al-Hayat, December 12, 2017、al-Mada Press, December 11, 2017、Naharnet, December 11, 2017、NNA, December 11, 2017、Qanat al-Manar, December 11, 2017、Reuters, December 11, 2017、SANA, December 11, 2017、UPI, December 11, 2017などをもとに作成。

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米主導の有志連合は12月8~12月10日までの3日間でシリア領内で13回の爆撃を実施(2017年12月11日)

米中央軍(CENTCOM)は、12月8~10日の3日間でのシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

12月8日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し2回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は2回で、ブーカマール市近郊に対して行われた。

12月9日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し4回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は3回で、ブーカマール市近郊(2回)、シャッダーディー市近郊(1回)に対して行われた。

12月10日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し8回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は8回で、ブーカマール市近郊に対して行われた。

なお、12月4~7日の空爆実績については発表されなかった。

CENTCOM, December 11, 2017をもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団の支配下にあるバーブ市(アレッポ県)で判事らがシリア政府支配地域で施行されている法律を適用、武装集団や文民組織はこれを拒否(2017年12月10日)

アレッポ県では、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団(ハワール・キリス作戦司令室、「家の者たち」作戦司令室)の支配下にある「安全地帯」の中心都市バーブ市で、「バーブ市および同市郊外調整」が声明を出し、同地の武装集団や文民組織が、シリア政府支配地域で施行されている法律の適用を拒否することに合意したと発表した。

ドゥラル・シャーミーヤ(12月10日付)によると、この声明は、バーブ市の判事らが現行法を提供していることを受けたもので、上記の合意と会わせて、現行法の適用などを検討するための特別委員会の設置も決定されたという。

al-Durar al-Shamiya, December 10, 2017

AFP, December 10, 2017、ANHA, December 10, 2017、AP, December 10, 2017、ARA News, December 10, 2017、Champress, December 10, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 10, 2017、al-Hayat, December 11, 2017、al-Mada Press, December 10, 2017、Naharnet, December 10, 2017、NNA, December 10, 2017、Reuters, December 10, 2017、SANA, December 10, 2017、UPI, December 10, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はイラク軍と会談し、国境治安維持合同調整センター設置で合意(2017年12月10日)

ダイル・ザウル県では、ANHA(12月10日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の幹部とイラク軍高官が会合を開き、シリア・イラク国境地帯の警備を目的とする「国境治安維持合同調整センター」を設置することで合意した。

会合には、イラク軍からはカースィム・ムハンマド・サーリフ・ジャズィーラ部隊総司令官ら、シリア民主軍からはジャズィーラの嵐作戦司令室のハサン・カーミシュロー氏、アンキーザク・ハリール氏が出席した。

ANHA, December 10, 2017

AFP, December 10, 2017、ANHA, December 10, 2017、AP, December 10, 2017、ARA News, December 10, 2017、Champress, December 10, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 10, 2017、al-Hayat, December 11, 2017、al-Mada Press, December 10, 2017、Naharnet, December 10, 2017、NNA, December 10, 2017、Reuters, December 10, 2017、SANA, December 10, 2017、UPI, December 10, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍、ダイル・ザウル県の部族は米主導の有志連合と会談し、協力関係継続を確認(2017年12月10日)

ダイル・ザウル県では、ANHA(12月10日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の司令部幹部、バカーラ族長のハージム・アスアド・バシール氏らシリア・イラク国境地帯の部族・名士の代表、そして米主導の有志連合の士官が一同に会した。

会合は、ダイル・ザウル市郊外で開催され、シリア軍とシリア民主軍が接近しているとの噂を否定し、シリア民主軍、部族、有志連合の協力関係が確認されたという。

ANHA, December 10, 2017

AFP, December 10, 2017、ANHA, December 10, 2017、AP, December 10, 2017、ARA News, December 10, 2017、Champress, December 10, 2017、al-Durar al-Shamiya, December 10, 2017、al-Hayat, December 11, 2017、al-Mada Press, December 10, 2017、Naharnet, December 10, 2017、NNA, December 10, 2017、Reuters, December 10, 2017、SANA, December 10, 2017、UPI, December 10, 2017などをもとに作成。

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