米中央軍(CENTCOM)はフーシー派の無人航空機(UAV)1機を破壊したと発表(2024年7月10日)

米中央軍(CENTCOM)は現地時間の午前3時6分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/CENTCOM)を通じて声明を出し、過去24時間内にフーシー派の無人航空機(UAV)1機を破壊したと発表した。

AFP, July 10, 2024、ANHA, July 10, 2024、‘Inab Baladi, July 10, 2024、Reuters, July 10, 2024、SANA, July 10, 2024、SOHR, July 10, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イラク・イスラーム抵抗はオロット・ラビン発電所(ハデラ市近郊)とアシュトド港を無人航空機で攻撃したと発表(2024年7月10日)

イラク・イスラーム抵抗は午前3時14分、テレグラムのアカウント(https://t.me/ElamAlmoqawama)を通じて声明を出し、オロット・ラビン発電所(ハデラ市近郊)を無人航空機で攻撃したと発表した。

また、午後3時8分にも声明を出し、前日晩にアシュトド港を無人航空機で攻撃したと発表した。


AFP, July 10, 2024、ANHA, July 10, 2024、‘Inab Baladi, July 10, 2024、Reuters, July 10, 2024、SANA, July 10, 2024、SOHR, July 10, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ占領下の「平和の泉」地域の中心都市の一つラッカ県タッル・アブヤド市で、シリア国民軍憲兵隊が、トルコ当局によるインターネット回線の遮断や国境通行所の閉鎖を批判したとして住民6人を逮捕(2024年7月10日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「平和の泉」地域の中心都市の一つタッル・アブヤド市で、シリア国民軍憲兵隊が、トルコ当局によるインターネット回線の遮断や国境通行所の閉鎖を批判したとして住民6人を逮捕した。

逮捕は、トルコの諜報機関の要請を受けたもの。

AFP, July 10, 2024、ANHA, July 10, 2024、‘Inab Baladi, July 10, 2024、Reuters, July 10, 2024、SANA, July 10, 2024、SOHR, July 10, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダーイシュのスリーパーセルがダイル・ザウル県ムサッラブ村近郊の砂漠地帯でパレスチナ人民兵のクドス旅団メンバーのシリア人2人を殺害(2024年7月10日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがムサッラブ村近郊の砂漠地帯にあるシリア軍の指揮所を襲撃し、パレスチナ人民兵のクドス旅団メンバーのシリア人2人を殺害した。

AFP, July 10, 2024、ANHA, July 10, 2024、‘Inab Baladi, July 10, 2024、Reuters, July 10, 2024、SANA, July 10, 2024、SOHR, July 10, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県ビンニシュ市、アティマ村の国内避難民(IDPs)キャンプ、アリーハー市で、住民らがジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者の即時釈放を訴える抗議デモ(2024年7月10日)

イドリブ県では、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)によると、シャーム解放機構の支配下にあるビンニシュ市、アティマ村の国内避難民(IDPs)キャンプ、アリーハー市で、住民らがアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者の即時釈放を訴える抗議デモを行った。



AFP, July 10, 2024、ANHA, July 10, 2024、‘Inab Baladi, July 10, 2024、Reuters, July 10, 2024、SANA, July 10, 2024、SOHR, July 10, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダルアー県のインヒル市などで地元武装集団が地元出身女性の釈放を求めてシリア軍を襲撃、女性は釈放される(2024年7月10日)

スワイダー県では、スワイダー24(7月10日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放、人民議会拒否を訴えた。

**

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、地元武装集団が、インヒル市にある総合情報部本部を包囲、首都ダマスカスで拘束された地元出身の女性を2時間以内に釈放するよう求めた。

シリア政府側が応じなかったため、地元武装集団がシリア軍の検問所複数ヵ所を攻撃、銃撃戦となった。

地元武装集団はまた、ナワー市やインヒル市にある軍事情報局の分所、ティーラ村の検問所などを重火器で攻撃した。

戦闘激化を受け、治安当局は拘束していた女性を釈放、事態は収束した。

なお、戦闘はマハッジャ町でも発生し、「マハッジャ革命家」を名乗る武装集団が軍事情報局所属の兵士1人を殺害した。

AFP, July 10, 2024、ANHA, July 10, 2024、‘Inab Baladi, July 10, 2024、Reuters, July 10, 2024、SANA, July 10, 2024、SOHR, July 10, 2024、Suwayda 24, July 10, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダマスカス郊外県内のダマスカス・ベイルート街道沿線を走行中の車1台がイスラエル軍所属と見られる無人航空機の攻撃を受け、ヒズブッラーのナスルッラー書記長の元護衛らが死亡(2024年7月9日)

シャームFM(7月8日日付)、ハドス・チャンネル(7月8日付)などは複数の地元筋の話として、ダマスカス郊外県内のダマスカス・ベイルート街道沿線に設置されているシリア軍第4師団の検問所近くで走行中の車1台が無人航空機1機のミサイル攻撃を受けたと伝えた。

**

シリア人権監視団によると、攻撃はジュダイダト・ヤーブース村近郊の街道沿線に設置されているシリア軍第4師団の検問所近くの車を狙ったもの。

車は、レバノンのヒズブッラーの車輛で、攻撃によって炎上、乗っていたヒズブッラーのメンバーと見られる2人が死亡、ドライバーのシリア人1人が負傷した。

LBCI (7月9日付)によると、この攻撃で、ハサン・ナスルッラー書記長の前の護衛のヤースィル・ニムル・カルナバシュ氏が死亡したと伝えた。

**

一方、レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、戦闘員のヤースィル・ニムル・カルナバシュ氏が死亡したと発表した。

これに先立って、戦闘員のアリー・フサイン・ワイザーニー氏が死亡したと発表していた。

**

シリア人権監視団によると、イスラエル軍によるシリアへの攻撃は、7月に入って初めて、今年に入って50回目(うち37回が航空攻撃、13回が地上攻撃)、これにより104あまりの標的が破壊され、軍関係者176人が死亡、91人が負傷しているという。

同監視団によると、軍関係者の死者内訳は以下の通りである。

イラン人(イラン・イスラーム革命防衛隊):23人
ヒズブッラーのメンバー:38人
イラク人:18人
「イランの民兵」のシリア人メンバー:43人
「イランの民兵」の外国人メンバー:14人
シリア軍将兵:40人

また、民間人も16人(女性3人と子供1人を含む)が死亡、36人あまりが負傷している。

攻撃の県別内訳は以下の通りである。

ダマスカス県、ダマスカス郊外県:20回
ダルアー県:13回
ヒムス県:7回
クナイトラ県:5回
タルトゥース県:3回
ダイル・ザウル県:1回
アレッポ県:2回

AFP, July 9, 2024、ANHA, July 9, 2024、al-Hadth, July 9, 2024、‘Inab Baladi, July 9, 2024、LBCI, July 9, 2024、Reuters, July 9, 2024、SANA, July 9, 2024、SOHR, July 9, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラエル軍がタルトゥース県バーニヤース市西の地中海上空方面から同市一帯を狙って航空攻撃(2024年7月9日)

国防省はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)を通じて声明を出し、9日午前0時20分頃、イスラエル軍がタルトゥース県バーニヤース市西の地中海上空方面から、同市一帯の1ヵ所を狙って航空攻撃を行い、若干の物的被害が出たと発表した。

SANA(7月9日付)が伝えた。

**

これに関して、ロシア当事者和解調整センターのオレグ・イグナシュク副センター長は、イスラエル軍が午前0時17分から0時27分にかけて、地中海上空からバーニヤース市近くにある「親イラン・グループ」の施設2ヵ所に対して遊撃弾複数発を発射したと発表した。

**

シリア人権監視団によると、攻撃はバーニヤース市近郊のクルーア地区のアラブ・マリク海岸に展開する防空大隊の建物2棟を狙ったもので、少なくとも2回の爆発が確認され、大規模な火災が発生した。

**

シリア人権監視団によると、イスラエル軍によるシリアへの攻撃は、7月に入って初めて、今年に入って49回目(うち36回が航空攻撃、13回が地上攻撃)、これにより103あまりの標的が破壊され、軍関係者174人が死亡、90人が負傷しているという。

同監視団によると、軍関係者の死者内訳は以下の通りである。

イラン人(イラン・イスラーム革命防衛隊):23人
ヒズブッラーのメンバー:38人
イラク人:18人
「イランの民兵」のシリア人メンバー:43人
「イランの民兵」の外国人メンバー:14人
シリア軍将兵:40人

また、民間人も16人(女性3人と子供1人を含む)が死亡、36人あまりが負傷している。

攻撃の県別内訳は以下の通りである。

ダマスカス県、ダマスカス郊外県:19回
ダルアー県:13回
ヒムス県:7回
クナイトラ県:5回
タルトゥース県:3回
ダイル・ザウル県:1回
アレッポ県:2回

AFP, July 9, 2024、ANHA, July 9, 2024、‘Inab Baladi, July 9, 2024、Reuters, July 9, 2024、SANA, July 9, 2024、SOHR, July 9, 2024、TASS, July 9, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部(イスラエル占領下のレバノン南部)を5回攻撃する一方、占領下のシリア領ゴラン高原にあるイスラエル軍の陣地や入植地などを空撮したビデオ映像を発表(2024年7月9日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、7月9日の戦果について以下の通り発表した。

午後12時56分、マルジュ陣地を砲撃し、直接の損害を与える。

午後3時5分、ハドブ・ヤーリーン陣地にあるスパイ設備を地対地ミサイル1発で攻撃し、これを破壊、火災を発生させる。

(時刻明示せず)イラッブ・サラースィーン村などに対する攻撃への報復として、スラエル軍が使用するマナラ入植地の建物を攻撃し、直接の損害を与える。

(時刻明示せず)ダマスカス・ベイルート街道沿線のサブーラ町に対する攻撃への報復として、ナファフ基地の第210ゴラン師団司令部をカチューシャ砲数十発で攻撃。

(時刻明示せず)カフルカラー村などに対する攻撃への報復として、イスラエル軍が使用するアヴィヴィム入植地の建物1棟を攻撃。

**

レバノン・イスラーム抵抗はまた、ハイファー市西のキリヤット・ヤム市、占領下のシリア領ゴラン高原にあるイスラエル軍の陣地や入植地を空撮したビデオ映像「フドフド2」を公開した。


**

イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午後4時22分、ラッブ・サラースィーン村からミスガブ・アム(キブツ)地域に本日早く、多数の飛翔体が飛来、多連装ミサイルがほとんどを撃破。この直後、砲撃を行ったヒズブッラーの軍事施設にテロリスト2人が入るのを確認し、これを攻撃。

午後7時45分、ゴラン高原中部にレバノンから約40の飛翔体が飛来、一部が空地に墜落。本日早く、カフルカラー村地域にあるヒズブッラーの軍事施設を攻撃。

午後11時16分、ゴラン高原に向けた飛翔体を発射したカブリーハー村地域にあるヒズブッラーのテロ・インフラを今晩早く攻撃。またカフルカラー村地域にある軍事拠点複数ヵ所を攻撃。

AFP, July 9, 2024、ANHA, July 9, 2024、‘Inab Baladi, July 9, 2024、Qanat al-Manar, July 9, 2024、Reuters, July 9, 2024、SANA, July 9, 2024、SOHR, July 9, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合による「非紛争議定書」違反を8件、55キロ地帯への侵犯を12件確認したと発表(2024年7月9日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・イグナシュク副センター長は、過去24時間にシリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)による違反を8件確認したと発表した。

イグナシュク副センター長はまた、米国が違法に占領するヒムス県ヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で、F-15戦闘機6機、F-16戦闘機4機、ラファール戦闘機2機、A-10サンダーボルト攻撃機2機による領空侵犯を12件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(7月9日付)、タス通信(7月9日付)が伝えた。

RIA Novosti, July 9, 2024、TASS, July 9, 2024をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イエメンのアンサール・アッラー(フーシー派)はアラビア海とアデン湾で貨物船3隻を標的とした軍事作戦を実施したと発表(2024年7月9日)

イエメンのアンサール・アッラー(フーシー派)のヤフヤー・サリーア報道官は午後10時45分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/army21ye)を通じて声明を出し、アラビア海で米国の貨物船マースク・セントーサを、アデン湾でイスラエルの貨物船MSCパトナリーを、アラビア海での貨物船マルソポリスを標的とした軍事作戦を実施したと発表した。

AFP, July 9, 2024、ANHA, July 9, 2024、‘Inab Baladi, July 9, 2024、Reuters, July 9, 2024、SANA, July 9, 2024、SOHR, July 9, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イラク・イスラーム抵抗はイスラエルのエイラート市とハイファー市の重要標的を無人航空機で攻撃したと発表(2024年7月9日)

イラク・イスラーム抵抗は午前3時19分、テレグラムのアカウント(https://t.me/ElamAlmoqawama)を通じて声明を出し、イスラエルのエイラート市の重要標的1つを無人航空機で攻撃したと発表した。

また、午後7時40分にも声明を出し、ハイファー市の重要標的1つを無人航空機で攻撃したと発表した。

**

これに関連して、イスラエル軍は午前4時7分、テレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、東方からイスラエル南部に不審な航空標的1つが接近、ジェット戦闘機1機がこれを撃墜したと発表した。

AFP, July 9, 2024、ANHA, July 9, 2024、‘Inab Baladi, July 9, 2024、Reuters, July 9, 2024、SANA, July 9, 2024、SOHR, July 9, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア政府の支配下にあるダイル・ザウル県スバイハーン市で、ダーイシュのスリーパーセルが軍用車輛を襲撃、乗っていた国防隊のメンバー1人が死亡(2024年7月9日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるスバイハーン市で、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルが軍用車輛を襲撃、乗っていた国防隊のメンバー1人が死亡した。

AFP, July 9, 2024、ANHA, July 9, 2024、‘Inab Baladi, July 9, 2024、Reuters, July 9, 2024、SANA, July 9, 2024、SOHR, July 9, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米軍が違法に基地を設置しているハサカ県ハッラーブ・ジール村の農業用空港に、輸送機2機が軍装備品や兵站物資を輸送(2024年7月9日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあり、米軍が違法に基地を設置しているハッラーブ・ジール村の農業用空港に、輸送機2機が軍装備品や兵站物資を輸送した。

AFP, July 9, 2024、ANHA, July 9, 2024、‘Inab Baladi, July 9, 2024、Reuters, July 9, 2024、SANA, July 9, 2024、SOHR, July 9, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県各所で、住民らがジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者の即時釈放を訴える抗議デモ(2024年7月9日)

イドリブ県では、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)によると、シャーム解放機構の支配下にあるカフルルースィーン村の国内避難民(IDPs)キャンプ、ビンニシュ市、アルマナーズ市、フーア市、カフルルーマー村、バータブー村、マアッラトミスリーン市、イドリブ市で、住民らがアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者の即時釈放を訴える抗議デモを行った。








AFP, July 9, 2024、ANHA, July 9, 2024、‘Inab Baladi, July 9, 2024、Reuters, July 9, 2024、SANA, July 9, 2024、SOHR, July 9, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県ナイラブ村近郊に対して自爆型無人航空機7機で攻撃を行う(2024年7月9日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるナイラブ村近郊に対して自爆型無人航空機7機で攻撃を行った。

攻撃では民生の車5台と農業用トラクター1台が狙われた。

シリア軍はまた、ザーウィヤ山致富のマジュダリヤー村、ルワイハ村、ジューバース村を砲撃した。

AFP, July 9, 2024、ANHA, July 9, 2024、‘Inab Baladi, July 9, 2024、Reuters, July 9, 2024、SANA, July 9, 2024、SOHR, July 9, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダマスカス郊外県ジャルマーナー市で、生活状況の悪化、水道・電力不足に抗議して、住民数十人がデモ(2024年7月9日)

スワイダー県では、スワイダー24(7月9日付)によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放、人民議会拒否を訴えた。

**

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるジャルマーナー市で、生活状況の悪化、水道・電力不足に抗議して、住民数十人がデモを行った。

デモは前日に続いて2日連続。

**

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ジャースィム市でフサーム・ハルキー(通称ブージー)が率いる地元武装集団と、ワーイル・ジャラム(通常ガビーニー)が率いる軍事情報局傘下の民兵の戦闘が続き、砲撃戦に発展、市の西部地区に砲弾が着弾した。

AFP, July 9, 2024、ANHA, July 9, 2024、‘Inab Baladi, July 9, 2024、Reuters, July 9, 2024、SANA, July 9, 2024、SOHR, July 9, 2024、Suwayda 24, July 9, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アサド大統領は、イランのペゼシュキアーン新大統領と電話会談を行い、二国間関係とその強化の行方について意見を交わす(2024年7月9日)

アサド大統領は、イランのマスウード・ペゼシュキアーン新大統領と電話会談を行い、二国間関係とその強化の行方について意見を交わした。

会談のなかで、アサド大統領は、シリアとイランの関係は相互の忠誠心に基づき、原則に依拠したものであり、その重要性は歴史を通じて植民地主義的野望の標的となってきた激動の地域での覇権への抵抗によって獲得されたものであると述べた。

SANA(7月9日付)が伝えた。

AFP, July 9, 2024、ANHA, July 9, 2024、‘Inab Baladi, July 9, 2024、Reuters, July 9, 2024、SANA, July 9, 2024、SOHR, July 9, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるハサカ県タッル・タムル町北のダルダーラ村を砲撃(2024年7月9日)

ハサカ県では、ANHA(7月9日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町北のダルダーラ村を砲撃した。

一方、タッル・タムル町東のアイン・ウバイド村では、トルコ軍の無人航空機1機が墜落した。

AFP, July 9, 2024、ANHA, July 9, 2024、‘Inab Baladi, July 9, 2024、Reuters, July 9, 2024、SANA, July 9, 2024、SOHR, July 9, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部(イスラエル占領下のレバノン南部)を6回攻撃する一方、戦闘員1人が死亡したと発表(2024年7月8日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、7月8日の戦果について以下の通り発表した。


午後5時5分、占領下シャブアー農場のザブディーン陣地をロケット弾複数発で攻撃し、直接の損害を与える。

午後6時00分、ラーヒブ陣地陣地を砲撃し、直接の損害を与える。

(時刻明示せず)カフルフーナ村などに対する攻撃への報復として、ハゴシュリム(キブツ)をカチューシャ砲複数発で攻撃。

(時刻明示せず)フーラー村などに対する攻撃への報復として、イスラエル軍が使用するメトゥラ町の建物1棟を攻撃。

午後8時15分、バルアシート村、カフルフーナ村などに対する攻撃への報復として、イソッド・ハマアレー入植地をカチューシャ砲複数発で攻撃。

午後8時40分、フーラー村などに対する攻撃への報復として、メトゥラ町のイスラエル軍部隊を攻撃。

**

レバノン・イスラーム抵抗はまた、戦闘員1人が死亡したと発表した。

**

イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午前6時15分、多連装ミサイルが先ほど、レバノン領内からの不審な航空標的一つを撃破。標的はイスラエル領を侵犯しなかった。

午後1時28分、ックライラ村地域で航空機がヒズブッラーのロケット弾部隊の要員ムスタファー・ハサン・サルマーンを殲滅した。

午後8時45分、午後5時58分と6時30分に警報が発令され、約15の飛翔体がレバノンから飛来、一部が撃破された。先ほど上ガリラヤ地域で警報が発令され、レバノン領からの砲弾9発が空地に着弾。

AFP, July 8, 2024、ANHA, July 8, 2024、‘Inab Baladi, July 8, 2024、Qanat al-Manar, July 8, 2024、Reuters, July 8, 2024、SANA, July 8, 2024、SOHR, July 8, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合による「非紛争議定書」違反を9件、55キロ地帯への侵犯を10件確認したと発表(2024年7月8日)

ロシア当事者和解調整センターのユーリ・ポポフ副センター長は、過去24時間にシリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)による違反を9件確認したと発表した。

ポポフ副センター長はまた、米国が違法に占領するヒムス県ヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で、F-15戦闘機4機、タイフーン戦闘機4機、ラファール戦闘機2機、A-10サンダーボルト攻撃機2機による領空侵犯を12件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(7月8日付)、タス通信(7月8日付)が伝えた。

RIA Novosti, July 8, 2024、TASS, July 8, 2024をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米中央軍(CENTCOM)はイエメン領内のフーシー派の支配地域で無人航空機(UAV)2機を破壊することに成功したと発表(2024年7月8日)

米中央軍(CENTCOM)は現地時間の午前3時22分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/CENTCOM)を通じて声明を出し、過去24時間にイエメン領内のフーシー派の支配地域で無人航空機(UAV)2機を破壊することに成功したと発表した。

AFP, July 8, 2024、ANHA, July 8, 2024、‘Inab Baladi, July 8, 2024、Reuters, July 8, 2024、SANA, July 8, 2024、SOHR, July 8, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イエメンのアンサール・アッラー(フーシー派)とイラク・イスラーム抵抗はイスラエルのエイラート市の重要標的1つを無人航空機複数機で攻撃したと発表(2024年7月8日)

イエメンのアンサール・アッラー(フーシー派)のヤフヤー・サリーア報道官は午後10時30分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/army21ye)を通じて声明を出し、イラク・イスラーム抵抗と合同作戦を実施し、イスラエルのエイラート市の重要標的1つを無人航空機複数機で攻撃したと発表した。

**

イラク・イスラーム抵抗は午後10時47分、テレグラムのアカウント(https://t.me/ElamAlmoqawama)を通じて声明を出し、イエメン武装部隊(アンサール・アッラー(蔑称フーシー派))と合同作戦を実施し、イスラエルのエイラート市の重要標的1つを無人航空機で攻撃したと発表した。

**

イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午前3時17分、紅海地域からイスラエル領に接近する不審な航空標的一つを先ほど確認し、ジェット戦闘機1機がこれを撃墜。標的はイスラエル領を侵犯しなかった。

AFP, July 8, 2024、ANHA, July 8, 2024、‘Inab Baladi, July 8, 2024、Reuters, July 8, 2024、SANA, July 8, 2024、SOHR, July 8, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア人権監視団:7月3日にシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県とトルコを繋ぐバーブ・ハワー国境通行所が再開されて以降、トルコ当局はシリア難民350人を強制送還(2024年7月8日)

シリア人権監視団は、7月3日にシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県とトルコを繋ぐバーブ・ハワー国境通行所が再開されて以降、トルコ当局はシリア難民350人を強制送還したと発表した。

また、同監視団によると、トルコ国内での人種差別的な暴力を逃れようと、シリア難民数十人が連日、バーブ・ハワー国境通行所からバスでシリアに帰国するために待機しているという。

なお、同監視団によると、2024年に入って、トルコからバーブ・ハワー国境通行所を通じて強制送還されたシリア難民は994人に達する。

月別の内訳は以下の通り。

1月:117人
2月:300人
3月50人
4月:177人
5月:350人

AFP, July 8, 2024、ANHA, July 8, 2024、‘Inab Baladi, July 8, 2024、Reuters, July 8, 2024、SANA, July 8, 2024、SOHR, July 8, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダイル・ザウル県ビシュリー山の砂漠地帯でダーイシュが国防隊の陣地複数ヵ所を攻撃し、2人を殺害、1人を負傷(2024年7月8日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ビシュリー山の砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)が国防隊の陣地複数ヵ所を攻撃し、2人を殺害、1人を負傷させた。

AFP, July 8, 2024、ANHA, July 8, 2024、‘Inab Baladi, July 8, 2024、Reuters, July 8, 2024、SANA, July 8, 2024、SOHR, July 8, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県サーン村一帯を自爆型無人航空機3機で、マアーッラト・ナアサーン村近郊を自爆型無人航空機1機で攻撃(2024年7月8日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるサーン村一帯を自爆型無人航空機3機で、マアーッラト・ナアサーン村近郊を自爆型無人航空機1機で攻撃した。

シリア軍はまた、ムサイビーン村を砲撃し、女性1人と男性2人が負傷した。

このほかにも、クマイナース村、ルワイハ村、マストゥーマ村を砲撃した。

**

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構とともに「決戦」作戦司令室を主導する国民解放戦線(シリア国民軍)に所属するナスル軍がガーブ平原のアムキーヤ村一帯を砲撃した。

AFP, July 8, 2024、ANHA, July 8, 2024、‘Inab Baladi, July 8, 2024、Reuters, July 8, 2024、SANA, July 8, 2024、SOHR, July 8, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ当局は閉鎖していた「ユーフラテスの盾」地域とトルコを繋ぐラーイー村の国境通行所、ジャラーブルス国境通行所、「平和の泉」地域とトルコを繋ぐタッル・アブヤド国境通行所を再開、インターネット通信も再開(2024年7月8日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ当局は、トルコでのシリア難民に対する人種主義的暴力、シリア政府とトルコの接近に対する抗議デモへの対抗措置として7月1日に閉鎖していた「ユーフラテスの盾」地域とトルコを繋ぐラーイー村の国境通行所、ジャラーブルス国境通行所、「平和の泉」地域とトルコを繋ぐタッル・アブヤド国境通行所を再開した。

また、アレッポ県北部のトルコ占領地各所で遮断されていたインターネット通信も再開された。

一方、「オリーブの枝」地域の中心都市のアフリーン市中心部の「ナウルーズ広場」では、シリア難民に対するトルコでの人種差別的な暴力、シリア政府とトルコの接近に抗議する座り込みデモが続けられた。

デモは6人連続で行われている。

AFP, July 8, 2024、ANHA, July 8, 2024、‘Inab Baladi, July 8, 2024、Reuters, July 8, 2024、SANA, July 8, 2024、SOHR, July 8, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米主導の有志連合の貨物車輌など38輌からなる車列がイラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、米軍基地に向かう(2024年7月8日)

ハサカ県、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の貨物車輌など38輌からなる車列がイラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所(スワイディーヤ国境通行所)からシリア領内に新たに進入し、カスラク村、タッル・バイダル村の米軍基地に向かった。

車列は、燃料、発電機、対空ミサイルなどを搬入したという。

AFP, July 8, 2024、ANHA, July 8, 2024、‘Inab Baladi, July 8, 2024、Reuters, July 8, 2024、SANA, July 8, 2024、SOHR, July 8, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県のタフタナーズ市、カフルタハーリーム町、サルキーン市、アビーン・サムアーン村、アルマナーズ市、アティマ村で、住民らがジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者の即時釈放を訴える抗議デモ(2024年7月8日)

イドリブ県では、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)によると、シャーム解放機構の支配下にあるタフタナーズ市、カフルタハーリーム町、サルキーン市、アビーン・サムアーン村、アルマナーズ市、アティマ村で、住民らがアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者の即時釈放を訴える抗議デモを行った。






AFP, July 8, 2024、ANHA, July 8, 2024、‘Inab Baladi, July 8, 2024、Reuters, July 8, 2024、SANA, July 8, 2024、SOHR, July 8, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダルアー県ジャースィム市で地元武装集団どうしが交戦し、住民1人が巻き添えとなり死亡、1人が負傷(2024年7月8日)

スワイダー県では、スワイダー24(7月8日付)によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放、人民議会拒否を訴えた。

**

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ジャースィム市で、フサーム・ハルキー(通称ブージー)が率いる地元武装集団と、ワーイル・ジャラム(通常ガビーニー)が率いる軍事情報局傘下の民兵が交戦し、住民1人が巻き添えとなり死亡、1人が負傷した。

両者の戦闘は、7月7日にフサーム・ハルキーのきょうだいのイスマーイール・ハルキー(通称アブー・アースィム)が殺害されたことに端を発し、地元武装集団は、軍事情報局傘下の民兵が関与したと疑い、戦闘に発展した。

また、ハッラーブ・シャフム村近郊では麻薬密売人が何者かによって銃で撃たれて死亡、遺体で発見された。

AFP, July 8, 2024、ANHA, July 8, 2024、‘Inab Baladi, July 8, 2024、Reuters, July 8, 2024、SANA, July 8, 2024、SOHR, July 8, 2024、Suwayda 24, July 8, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.