ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部を9回攻撃する一方、戦闘員4人が死亡したと発表(2024年4月20日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、4月20日の戦果について以下の通り発表した。

東部地区

午後2時05分、占領下カフルシューバー村丘陵地帯のルワイサート・イルム陣地と同地一帯に展開するイスラエル軍部隊を砲撃。

午後8時10分、アイター・シャアブ村、カフルカラー村、ジッビーン村などに対する攻撃への報復として、イスラエル軍が使用するメトゥラ町の建物2棟を攻撃。

西部地区

午前7時30分、ハドブ・ヤーリーン陣地を攻撃し、直接の損害を与える。

午前10時20分、アッディル山に展開するイスラエル軍部隊をロケット弾で攻撃。

午後1時10分、ラーヒブ陣地のスパイ設備を攻撃し、直接の損害を与える。

午後2時00分、エベン・メハナム入植地に展開するイスラエル軍部隊をロケット弾で攻撃。

午後4時05分、ハニタ(キブツ)のスパイ設備を攻撃し、これを破壊。

午後5時45分、アイター・シャアブ村、カフルカラー村、ジッビーン村などに対する攻撃への報復として、イスラエル軍が使用するシュロミ町の建物2棟を攻撃。

午後8時50分、ネトゥア(キブツ)で高機動多用途装輪車(HMMWV)1輌をロケット弾で攻撃し、これを破壊。

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レバノン・イスラーム抵抗はまた、戦闘員4人が死亡したと発表した。




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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午後3時11分、イスラエル軍航空機が今日早く、アイター・シャアブ村にあるヒズブッラーの軍事施設1ヵ所を攻撃。イスラエル軍航空機はまた、カフルカラー村地域にあるヒズブッラーのテロ・施設を攻撃。

午後7時00分、イスラエル軍航空機が先ほど、ジッビーン村にあるヒズブッラーのテロ・インフラ1ヵ所を攻撃。

AFP, April 20, 2024、ANHA, April 20, 2024、‘Inab Baladi, April 20, 2024、Qanat al-Manar, April 20, 2024、Reuters, April 20, 2024、SANA, April 20, 2024、SOHR, April 20, 2024などをもとに作成。

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シリア人権監視団:トルコ国内の軍事基地からシリア人「傭兵」を乗せた輸送機1機がニジェールに向けて離陸(2024年4月20日)

シリア人権監視団は、トルコ国内の軍事基地からシリア人「傭兵」を乗せた輸送機1機がニジェールに向けて離陸したと発表した。

輸送機で輸送された「傭兵」は、シリア国民軍に所属するスルターン・スライマーン・シャー師団、ハムザ師団、スルターン・ムラード師団の戦闘員約300人。

リビアとアルジェリアでの作戦を指揮していたシリア軍の離反士官が司令官を務め、戦闘員は6ヵ月契約で、トルコ当局に雇われて、月1500米ドルの報酬を受け取って、ニジェールでの任務にあたるという。

戦闘員は2023年からスルターン・ムラード師団によって始められており、第1陣が2023年12月29日にニジェール入りしていた。

ニジェールへはシリア人「傭兵」3500人の派遣が見込まれている。

AFP, April 21, 2024、ANHA, April 21, 2024、‘Inab Baladi, April 21, 2024、Reuters, April 21, 2024、SANA, April 21, 2024、SOHR, April 21, 2024などをもとに作成。

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シリア民主軍がシリア政府の支配下にあるダイル・ザウル県マヤーディーン市に近いユーフラテス川河畔で国防隊と地元武装集団を攻撃(2024年4月20日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がシリア政府の支配下にあるマヤーディーン市に近いユーフラテス川河畔で国防隊と地元武装集団に向けて攻撃を行った。

一方、国防隊と地元武装集団もダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるハワーイジュ村近郊を砲撃した。

AFP, April 20, 2024、ANHA, April 20, 2024、‘Inab Baladi, April 20, 2024、Reuters, April 20, 2024、SANA, April 20, 2024、SOHR, April 20, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求(2024年4月20日)

スワイダー県では、スワイダー24(4月20日付)によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求した。

AFP, April 20, 2024、ANHA, April 20, 2024、‘Inab Baladi, April 20, 2024、Reuters, April 20, 2024、SANA, April 20, 2024、SOHR, April 20, 2024、Suwayda 24, April 20, 2024などをもとに作成。

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国防省はシリア軍部隊がロシア空軍の協力を得て、ダイル・ザウル県、ヒムス県タドムル市農村地帯のテロ組織の指揮所などへの精密特殊作戦を実施する一方、アレッポ県西部でテロリストのドローン多数を撃墜したと発表(2024年4月20日)

国防省はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)を通じて声明を出し、シリア軍の拠点や安全な町・村に対して繰り返される武装テロ組織の攻撃への報復として、シリア軍部隊がロシア空軍の協力を得て、ダイル・ザウル県とヒムス県タドムル市農村地帯にあるテロ組織の指揮所、陣地、車輛に対して無人航空機(ドローン)と砲撃による精密特殊作戦を実施したと発表した。

これにより、指揮所複数ヵ所を完全に破壊、ダーイシュ(イスラーム国)の指導者らを含む数十人を殲滅した。

シリア軍部隊はまた、アレッポ県農村地帯で、テロリストのドローン多数を撃墜し、その攻撃を阻止した。

一方、ダルアー県農村地帯のシリア軍の検問所でも、テロ組織を撃退し、メンバー多数を殺傷、保有していた武器を押収した。

https://youtu.be/YpS9WfwzTk0

SANA(4月20日付)が伝えた。

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これに関して、シリア人権監視団は、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるアレッポ県のカフル・アンマ村および同地一帯の複数ヵ所を高性能爆発ミサイルで攻撃したと発表した。

同監視団によると、シリア軍はまた、カスル村、ハッバータ村を砲撃した。

AFP, April 20, 2024、ANHA, April 20, 2024、‘Inab Baladi, April 20, 2024、Reuters, April 20, 2024、SANA, April 20, 2024、SOHR, April 20, 2024などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がアレッポ県タッル・リフアト市近郊、マンビジュ市近郊を砲撃(2024年4月20日)

アレッポ県では、ANHA(4月20日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のアルカミーヤ村を砲撃した。

トルコ軍とシリア国民軍はまた、マンビジュ市近郊のアウン・ダーダート村を砲撃した。

AFP, April 20, 2024、ANHA, April 20, 2024、‘Inab Baladi, April 20, 2024、Reuters, April 20, 2024、SANA, April 20, 2024、SOHR, April 20, 2024などをもとに作成。

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外務在外居住者省はシリア領内に対するイスラエルのこれまでの攻撃や侵略をもっとも強い調子で非難、国際社会にイスラエルの犯罪を停止させるためにあらゆる措置を講じるよう呼びかける(2024年4月19日)

外務在外居住者省は、シリア領内に対するイスラエルのこれまでの攻撃や侵略をもっとも強い調子で非難、国際社会、安保理など国連各機関に対して、この攻撃を非難し、イスラエル・シオニスト政体による、テロ犯罪、戦争犯罪、ジェノサイド、人道に対する罪を停止させるためにあらゆる措置を講じるよう呼びかけた。

SANA(4月19日付)が伝えた。

AFP, April 19, 2024、ANHA, April 19, 2024、‘Inab Baladi, April 19, 2024、Reuters, April 19, 2024、SANA, April 19, 2024、SOHR, April 19, 2024などをもとに作成。

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イスラエルがイランへのドローン攻撃と前後して、シリア南部の航空基地、レーダー・サイトを爆撃(2024年4月19日)

国防省はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)を通じて声明を出し、イスラエル軍が午前2時55分、占領下イスラエル(パレスチナ)北部方面から、南部地区の防空部隊陣地複数ヵ所を狙って攻撃を行い、物的損害が生じたと発表した。

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これに関して、RTアラビア語版(4月19日付)は、爆撃がスワイダー県のサアラ航空基地、アルザ村とスライハ村に設置されている空港施設にも及んだと伝えた。

一方、シリア人権監視団によると、イスラエル軍戦闘機複数機が19日未明に占領下ゴラン高原からシリア領空を侵犯し、ダルアー県イズラア市・カルファー村間に設置されている防空レーダー施設を狙って爆撃を実施、激しい爆発音が複数回確認された。

同監視団によると、イスラエル軍の攻撃に対して、シリア軍防空部隊は迎撃を行わなかったという。

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なお、ABCニュース(4月19日付)は、イスラエルが13日深夜から14日未明にかけてのイラン・イスラーム革命防衛隊による大規模報復攻撃への報復として、イラン領内のシャヒード・サラーミー基地(イスファハン)を攻撃したと伝えた。

ファールス通信(4月19日付)は、同基地近くで3回の爆発音が確認されたと伝えた。

これに関して、イラン空軍報道官は、無人航空機(ドローン)複数機が撃破されたとしたうえで、ミサイルに攻撃は行われていないと発表した。

ABC News, April 19, 2024、AFP, April 19, 2024、ANHA, April 19, 2024、Fars News Agency, April 19, 2024、‘Inab Baladi, April 19, 2024、Reuters, April 19, 2024、RT Arabic, April 19, 2024、SANA, April 19, 2024、SOHR, April 19, 2024などをもとに作成。

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イラク・イスラーム抵抗は15日にイスラエル領内のオブダ空軍基地をドローンで攻撃していたと発表(2024年4月19日)

イラク・イスラーム抵抗は午後11時28分、テレグラムのアカウントを通じて声明を出し、ガザ地区に対するイスラエルの攻撃への報復として、4月15日にオブダ空軍基地を無人航空機(ドローン)で攻撃していたと発表した。


AFP, April 19, 2024、ANHA, April 19, 2024、‘Inab Baladi, April 19, 2024、Reuters, April 19, 2024、SANA, April 19, 2024、SOHR, April 19, 2024などをもとに作成。

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ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部(占領下レバノン南部)を6回攻撃する一方、戦闘員1人の戦死を発表(2024年4月19日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、4月19日の戦果について以下の通り発表した。


東部地区

午後4時50分、バイヤード・バリーダー陣地のスパイ設備を攻撃し、直接の損害を与える。

午後5時10分、占領下カフルシューバー村丘陵地帯のルワイサート・イルム陣地一帯に集結するイスラエル軍部隊をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後5時50分、バイヤード・バリーダー陣地に集結するイスラエル軍部隊を砲撃し、直接の損害を与える。

午後6時50分、占領下シャブアー農場のレーダー・サイト内のスパイ設備を攻撃、これを破壊。

午後6時50分、メトゥラ町に到着した高機動多用途装輪車(HMMWV)1輌とイスラエル軍部隊を対戦車ミサイルで攻撃し、車輛を社会、兵士を殺傷。

西部地区

午前1時00分、ラーヒブ陣地一帯に集結するイスラエル軍部隊を砲撃。

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レバノン・イスラーム抵抗はまた、戦闘員1人が死亡したと発表した。

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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午後1時16分、アイター・シャアブ村にあるヒズブッラーの軍事複合施設1ヵ所を攻撃。

午後6時48分、本日早朝にレバノンからイフタ(キブツ)地域への3回の砲撃を確認し、イスラエル軍が砲弾発射地を砲撃。イスラエル軍航空機がマンスーリー村、アイタルーン村地域にあるヒズブッラーのテロ・インフラを攻撃。


AFP, April 19, 2024、ANHA, April 19, 2024、‘Inab Baladi, April 19, 2024、Qanat al-Manar, April 19, 2024、Reuters, April 19, 2024、SANA, April 19, 2024、SOHR, April 19, 2024などをもとに作成。

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地元武装集団がダイル・ザウルキバル村にあるシリア民主軍の検問所を襲撃(2024年4月19日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、地元武装集団がダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるキバル村にある人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の検問所を襲撃した。

AFP, April 19, 2024、ANHA, April 19, 2024、‘Inab Baladi, April 19, 2024、Reuters, April 19, 2024、SANA, April 19, 2024、SOHR, April 19, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県とアレッポ県の各所でジャウラーニー打倒を求めるデモ、シャーム解放機構はサルマダー市とアリーハー市でデモ参加者に暴行(2024年4月19日)

イドリブ県では、シリア人権監視団、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)によると、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ市、カフルタハーリーム町、ビンニシュ市、ハザーヌー町、ダイル・ハッサーン村一帯の国内避難民(IDPs)キャンプ、ジスル・シュグール市、ハザーヌー町、アティマ村、ハルブヌーシュ村、カフルルーマー村、アリーハー市、アルマナーズ市、サルマダー市、タフタナーズ市で、アブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者の即時釈放を訴える抗議デモが行われた。

参加者は、「我々は、誘惑によっても、脅迫によっても、目標から後退しない」、「改革はジャウラーニー退任から始まる」、「倒れて欲しいというのは、倒れてほしいということだ」などといったスローガンが書かれたプラカードを掲げるなどして、抗議の意志を示した。











イナブ・バラディー(4月19日付)、「シリア革命の咆哮者たち」によると、サルマダー市で、アブー・アブドゥルハーディー・ハラビー氏らデモ参加者が暴行を受け、一部が逮捕された。


また、アリーハー市ではデモ参加者の車のガラスが割られた。

サルマダー市でのハラビー氏に対する暴行について、シャーム解放機構が自治(行政)を委託しているシリア救国内閣の内務省はテレグラムのアカウント(https://t.me/moi_syria/4217)を通じて声明を出し、デモ参加者と民間人の喧嘩によって1人が負傷したと主張した。

 

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アレッポ県でも、アビーン・サムアーン町、アターリブ市、ダーラト・イッザ市でも同様のデモが発生した。



AFP, April 19, 2024、ANHA, April 19, 2024、‘Inab Baladi, April 19, 2024、Reuters, April 19, 2024、SANA, April 19, 2024、SOHR, April 19, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求(2024年4月19日)

スワイダー県では、スワイダー24(4月19日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求した。

AFP, April 19, 2024、ANHA, April 19, 2024、‘Inab Baladi, April 19, 2024、Reuters, April 19, 2024、SANA, April 19, 2024、SOHR, April 19, 2024、Suwayda 24, April 19, 2024などをもとに作成。

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トルコ軍がハサカ県カフターニーヤ市近郊にあるサイーダ・ガソリンスタンドをドローンで攻撃(2024年4月19日)

ハサカ県では、ANHA(4月19日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるカフターニーヤ(ディルベ・スピーイェ)市近郊にあるサイーダ・ガソリンスタンドを無人航空機(ドローン)複数機(シリア人権監視団によると1機)で攻撃し、その一部を破壊した。

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アレッポ県では、ANHA(4月19日付)によると、トルコ軍がシリア国民軍とともにシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のシャフバー・ダムを砲撃した。

トルコ軍とシリア国民軍はまた、マンビジュ市近郊のジャート村を砲撃した。

AFP, April 19, 2024、ANHA, April 19, 2024、‘Inab Baladi, April 19, 2024、Reuters, April 19, 2024、SANA, April 19, 2024、SOHR, April 19, 2024などをもとに作成。

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外務在外居住者省はパレスチナを国連の正式な加盟国とするよう勧告する国連安保理決議案に米国が拒否権を発動したことを非難(2024年4月19日)

国連安保理では、4月18日(東部時間)にパレスチナを国連の正式な加盟国とするよう勧告する決議案が採決にかけられ、日本を含む理事国15カ国が賛成したが、米国が拒否権を発動、英国とスイスが棄権し、廃案に追い込まれた。

これに関して、シリアの外務在外居住者省は声明を出し、安保理がパレスチナ人民の正当な権利を支援するために歴史的な責任を果たすことを米国が阻止したうえで、パレスチナ独立国家を樹立を阻止する行為が、中東の安全と安定を阻害することにしかつながらないとして、米国を非難した。

SANA(4月19日付)が伝えた。


AFP, April 19, 2024、ANHA, April 19, 2024、‘Inab Baladi, April 19, 2024、Reuters, April 19, 2024、SANA, April 19, 2024、SOHR, April 19, 2024などをもとに作成。

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米軍の車列がハサカ県で盗奪した石油をイラクとの国境に違法に設置されているマフムーディーヤ国境通行所を経由してイラクに持ち出す(2024年4月18日)

ハサカ県では、県内で盗奪した石油を積んだタンクローリー45輌からなる米軍の車列が、イラクとの国境に違法に設置されているマフムーディーヤ国境通行所を経由してイラク領内に移動した。

SANA(4月18日付)が伝えた。

AFP, April 18, 2024、ANHA, April 18, 2024、‘Inab Baladi, April 18, 2024、Reuters, April 18, 2024、SANA, April 18, 2024、SOHR, April 18, 2024などをもとに作成。

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ヒズブッラー主導のレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部(および占領下のレバノン南部)を11回攻撃する一方、戦闘員3人が死亡したと発表(2024年4月18日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、4月18日の戦果について以下の通り発表した。

東部地区

午前0時05分、前日晩のメトゥラ町への攻撃を受けて撤退しようとしたイスラエル軍部隊を攻撃し、確実な損害を与える。

午後12時30分、マルジュ陣地へのイスラエル軍部隊の到着に合わせて、同部隊をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与え、複数人を殺傷。

午後5時00分、占領下シャブアー農場のザブディーン陣地を砲撃し、確実な損害を与える。

午後5時20分、占領下カフルシューバー村丘陵地帯のルサイサート・イルム陣地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後6時23分、レバノン南部の村々や民家に対する攻撃への報復として、イスラエル軍が使用するマナラ入植地の建物1棟を攻撃し、直接の損害を与える。

午後9時45分、ラーミーム陣地のスパイ設備を整備中のイスラエル軍部隊を砲撃し、確実に負傷させる。

西部地区

午前1時45分、マルキヤ入植地を移動するイスラエル軍部隊をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後2時00分、ハニタ(キブツ)の森林地帯に集結するイスラエル軍部隊をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後6時00分、ハニタ(キブツ)一帯に集結するイスラエル軍部隊をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後6時20分、ヒヤーム村、カフルカラー村などに対する攻撃への報復として、イスラエル軍が使用するイールオン(キブツ)の建物2棟を攻撃し、直接の損害を与える。

午後8時23分、同じく報復として、ベイト・ヒレル基地(大隊司令部)をファラク1ロケット弾1発で攻撃。

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レバノン・イスラーム抵抗はまた、戦闘員3人が死亡したと発表した。



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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。
午前7時45分、イスラエル軍ジェット戦闘機複数機が夜間、ヒヤーム村地域にあるヒズブッラーのテロ・インフラ、軍事複合施設2ヵ所などを攻撃。イスラエル軍はまた同地に発砲し、脅威を排除。イスラエル軍航空機1機がカフルカラー村でヒズブッラーのテロリスト2人を殲滅。

午後6時23分、レバノン領内から1回の砲撃を確認。早朝にイスラエル軍兵士がブライダー村地域にある軍事複合施設で活動するヒズブッラーのテロリスト複数人を確認、ジェット戦闘機複数機がこの施設を攻撃。

AFP, April 18, 2024、ANHA, April 18, 2024、‘Inab Baladi, April 18, 2024、Qanat al-Manar, April 18, 2024、Reuters, April 18, 2024、SANA, April 18, 2024、SOHR, April 18, 2024などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県、ヒムス県でのダーイシュの攻撃でシリア軍兵士4人、パレスチナ人民兵組織のクドス旅団のメンバーら16人死亡(2024年4月18日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がシリア政府の支配下にあるブーカマール市近郊のハスラート村にあるシリア軍の指揮所など複数ヵ所を襲撃、兵士4人を殺害、複数を負傷させ、2人を捕捉、連行した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルが、県東部のタイバ村近くで軍の寝台バスを襲撃し、パレスチナ人民兵組織のクドス旅団のメンバー9人を含む親政権民兵16人を殺害、7人を負傷させた。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ニカーブを身に着けてナスィーブ村に潜入していたダーイシュ(イスラーム国)メンバーと見られる若い男性が、身元がばれて逃走し、所持していた爆弾を爆発させ、死亡した。

AFP, April 18, 2024、ANHA, April 18, 2024、‘Inab Baladi, April 18, 2024、Reuters, April 18, 2024、SANA, April 18, 2024、SOHR, April 18, 2024などをもとに作成。

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「決戦」作戦司令室がラタキア県でシリア軍兵士1人を殺害、新興のアル=カーイダ系組織の一つアンサール・タウヒードもイドリブ県でシリア軍士官を殺害(2024年4月18日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がクルド山地方のクバイナ丘一帯でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるガーブ平原にある陣地を自爆型無人航空機(ドローン)1機で攻撃した。

また、シャイフ・スィンドヤーン村、サルマーニーヤ村、カルクール村、ドゥワイル・アクラード村を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、カンスフラ村、バーラ村を砲撃した。

シリア軍はまた、アーフィス村の居住地を砲撃し、子供2人が負傷した。

一方、新興のアル=カーイダ系組織の一つアンサール・タウヒードはマアッラト・ムーハス村の戦線でラタキア県カルダーハ市出身のシリア軍士官(大尉)を殺害した。

AFP, April 18, 2024、ANHA, April 18, 2024、‘Inab Baladi, April 18, 2024、Reuters, April 18, 2024、SANA, April 18, 2024、SOHR, April 18, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県とアレッポ県でジャウラーニー打倒を求めるデモ続くなか、女性1人が逮捕される(2024年4月18日)

イドリブ県では、シリア人権監視団、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)によると、シャーム解放機構の支配下にあるビンニシュ市、アティマ村の国内避難民(IDPs)キャンプ、カラーマ・キャンプ群ダーナー村で、アブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者の釈放を求めて抗議デモが行われた。

デモ参加者は、「我々は、誘惑によっても、脅迫によっても、目標から後退しない」とのスローガンを掲げて抗議の意思を示した。



アレッポ県でも、アビーン・サムアーン町でも同様のデモが発生した。

一方、ダーラト・イッザ市では、抗議デモに参加したとして、女性1人が逮捕された。

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シリア人権監視団によると、シャーム解放機構は、M4街道に爆弾を仕掛けて、トルコ軍とロシア軍の合同パトロール部隊を狙ったとして2020年1月19日に逮捕していたアブー・バクル・スィッディーク連隊の元メンバーの若者(マアッルズィーター村出身)が獄中で死亡したと家族に伝えた。

AFP, April 18, 2024、ANHA, April 18, 2024、‘Inab Baladi, April 18, 2024、Reuters, April 18, 2024、SANA, April 18, 2024、SOHR, April 18, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家ら数十人が抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求(2024年4月18日)

スワイダー県では、スワイダー24(4月18日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家ら数十人が抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求した。

AFP, April 18, 2024、ANHA, April 18, 2024、‘Inab Baladi, April 18, 2024、Reuters, April 18, 2024、SANA, April 18, 2024、SOHR, April 18, 2024、Suwayda 24, April 18, 2024などをもとに作成。

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トルコ軍がアレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市東のアイン・バット村をドローンで攻撃し、車に乗っていた乗っていた夫婦が負傷(2024年4月18日)

アレッポ県では、ANHA(4月18日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるアイン・アラブ(コバネ)市東のアイン・バット村で車1台を無人航空機(ドローン)で攻撃し、乗っていた夫婦が負傷した。

トルコ軍はまた、タッル・リフアト市近郊のシャフバー・ダムを砲撃した。

AFP, April 18, 2024、ANHA, April 18, 2024、‘Inab Baladi, April 18, 2024、Reuters, April 18, 2024、SANA, April 18, 2024、SOHR, April 18, 2024などをもとに作成。

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イスラエル占領下のシリア領ゴラン高原で、シリアの独立記念日を祝して、住民やドゥルーズ派の旧教関係者らが祝典を催し、イスラエルによるユダヤ化への抵抗の意志を改めて表明(2024年4月17日)

イスラエルの占領下にあるシリア領ゴラン高原では、シリアの78回目の独立記念日を祝して、住民やドゥルーズ派の旧教関係者らが、マジュダル・シャムス村の中心部にあるスルターン・スライマーン・バー・シャー・アトラシュ広場で祝典を催した。

参加者は、シリア国旗や、フランス委任統治に対する抵抗闘争の戦士たち、そしてアサド大統領の写真を掲げ、シリア独立を祝うとともに、イスラエルによるゴラン高原のユダヤ化に抵抗し、シリア・アラブのアイデンティティを維持する意志を表明した。





また、同地の住民は声明を出し、「土地と人間に対するユダヤ化」に今も抗い続け、「ゴランの土を防衛し、その住民のシリア・アラブ人としてのアイデンティティ、本来の帰属のために日々防衛している」と表明した。
https://www.sana.sy/wp-content/uploads/2024/04/photo_2022-04-16_19-00-05-1-660×330-1.jpg

SANA(4月17日付)が伝えた。

AFP, April 17, 2024、ANHA, April 17, 2024、‘Inab Baladi, April 17, 2024、Reuters, April 17, 2024、SANA, April 17, 2024、SOHR, April 17, 2024などをもとに作成。

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アサド大統領はロシア、中国、サウジアラビア、UAE、オマーンなどの国首脳から78回目となるシリア独立記念日への祝電を受け取る(2024年4月17日)

アサド大統領は各国首脳から78回目となるシリア独立記念日への祝電を受け取った。

アサド大統領が祝電を受け取った首脳は以下の通り。

ヴラジーミル・プーチン大統領(ロシア)
習近平国家主席(中国)
サルマーン・ビン・アブドゥルアズィーウ・アール・スウード国王(サウジアラビア)
ムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン大統領(UAE)
ハイサム・ビン・ターリク国王(オマーン)
アブドゥルファッターフ・スィースィー大統領(エジプト)
マフムード・アッバース大統領(エジプト)
アブドゥッラー2世国王(ヨルダン)
ローマ教皇フランシスコ
ドラウパディ・ムルム大統領(インド)
金正恩朝鮮労働党総書記(北朝鮮)
ジョコ・ウィドド大統領(インドネシア)
アレクサンダル・ヴチッチ大統領(セルビア)
アレクサンドル・ルカシェンコ大統領(ベラルーシ)
エモマリ・ラフモン大統領(タジキスタン)
ミン・アウン・フライン首相(ミャンマー)
サンティアゴ・ペニャ大統領(パラグアイ)
ダニエル・オルテガ大統領(ニカラグア)
ボー・ティ・アン・スアン副大統領(ベトナム)
ムハンマド・ワラド・シャイフ・ガズワーニー大統領(モーリタニア)
アントニオ・グテーレス国連事務早朝

ムハンマド・ビン・サルマーン・アブドゥルアズィーズ・アール・スウード皇太子・首相(サウジアラビア)
ムハンマド・ビン・ラーシド・アール・マクトゥーム副大統領(UAE)
マンスール・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン副大統領(UAE)
ナジーブ・ミーカーティー首相(レバノン)
マフディー・マシャート最高政治評議会議長(イエメン)
ニコル・パシニャン首相(アルメニア)

SANA(4月17日付)が伝えた。

AFP, April 17, 2024、ANHA, April 17, 2024、‘Inab Baladi, April 17, 2024、Reuters, April 17, 2024、SANA, April 17, 2024、SOHR, April 17, 2024などをもとに作成。

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ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部をロケット弾やドローンで攻撃し、イスラエル軍兵士14人負傷(2024年4月17日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、4月17日の戦果について以下の通り発表した。

東部地区

16日午後23時30分、メトゥラ町に入ろうとした軍事車輛1台を攻撃し、直接の損害を与え、複数人を殺傷した。

午後3時40分、占領下シャブアー農場のザブディーン陣地をファラク1ロケット弾複数発で攻撃、直接の損害を与えた。

午後3時40分、占領下カフルシューバー村丘陵地帯のラムサー陣地にあるスパイ設備を攻撃し、直接の損害を与えた。

西部地区

午前7時30分、ビラニット軍事キャンプの第91師団司令部をブルカーン重ロケット砲1発で攻撃し、直接の損害を与えた。

午前7時50分、ビラニット軍事キャンプ南部に新たに展開したイスラエル軍部隊をロケット弾と迫撃砲で攻撃。

午前8時30分、ラーミヤー陣地一帯に集結するイスラエル軍部隊をロケット弾と迫撃砲で攻撃。

午前8時50分、ビラニット軍事キャンプに新たに展開したイスラエル軍部隊を再びロケット弾で攻撃。

午前11時30分、レバノン南部に対する攻撃への報復として、メロン基地の航空管制部隊をロケット弾で攻撃し、設備を破壊。

午後1時15分、アイン・バッアール村、シハービーヤ村に対する攻撃で多数の戦闘員が殺害されたことへの報復として、アラブ・アル・アラムシェ村に新たに設置された偵察連帯司令部をロケット弾と自爆型無人航空機(ドローン)複数機で攻撃し、直接の損害を与え、複数を殺傷した。

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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午前9時32分、レバノンからイスラエル領(西ガリラヤ地方)への多数の砲撃が確認され、イスラエル軍が砲弾発射地を攻撃。イスラエル軍ジェット戦闘機複数機が夜間、ヒヤーム村、マンスーリー村、アルマー・シャアブ村、ヤーティル村地域などのヒズブッラーの陣地、軍事複合施設を攻撃。

午後2時57分、レバノンからアラブ・アル・アラムシェ村地域への多数の砲撃を数時間にわたって確認、イスラエル軍が砲弾発射地を攻撃。イスラエル軍ジェット戦闘機複数機が先ほど、アイター・シャアブ村地域にあるヒズブッラーの軍事複合施設を1ヵ所を攻撃。

午後3時53分、レバノンからアラブ・アル・アラムシェ村への多数の対戦車ミサイルの発射と無人航空機(ドローン)の飛来が確認され、攻撃の結果、イスラエル軍兵士6人が重傷、2人が中程度の負傷、6人が軽傷を負った。イスラエル軍ジェット戦闘機複数機が先ほど、ナークーラ村、ヤーリーン村地域にあるヒズブッラーの軍事複合施設やテロ・インフラを攻撃。

午後9時33分、イスラエル軍ジェット戦闘機複数機が今夕早く、防空システムとして使用されているバアルベック郡のヒズブッラーのテロ・インフラを攻撃。イスラエル軍は先ほど、カウカバー村地域を攻撃し、脅威を排除。

AFP, April 17, 2024、ANHA, April 17, 2024、‘Inab Baladi, April 17, 2024、Qanat al-Manar, April 17, 2024、Reuters, April 17, 2024、SANA, April 17, 2024、SOHR, April 17, 2024などをもとに作成。

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米中央軍(CENTCOM)はフーシー派支配下のイエメン領内で無人航空機(UAV)2機と交戦したと発表(2024年4月17日)

米中央軍(CENTCOM)は午前2時12分にX(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/CENTCOM/)を通じて声明を出し、現地時間の16日午前10時50分から午前11時30分にかけて、CENTCOMが、フーシー派支配下のイエメン領内で無人航空機(UAV)2機と交戦したと発表した。

AFP, April 17, 2024、ANHA, April 17, 2024、‘Inab Baladi, April 17, 2024、Reuters, April 17, 2024、SANA, April 17, 2024、SOHR, April 17, 2024などをもとに作成。

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地元武装集団がダイル・ザウル県ブサイラ山にあるシリア民主軍の陣地1ヵ所をロケット弾で攻撃(2024年4月17日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、地元武装集団がダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるブサイラ山にある人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の陣地1ヵ所をロケット弾で攻撃した。

AFP, April 17, 2024、ANHA, April 17, 2024、‘Inab Baladi, April 17, 2024、Reuters, April 17, 2024、SANA, April 17, 2024、SOHR, April 17, 2024などをもとに作成。

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ラタキア県では「決戦」作戦司令室の砲撃でシリア軍将兵3人死亡(2024年4月17日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室が県北部農村地帯を砲撃し、シリア軍士官(大尉)1人を殺害、2人を負傷させた。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

AFP, April 17, 2024、ANHA, April 17, 2024、‘Inab Baladi, April 17, 2024、Reuters, April 17, 2024、SANA, April 17, 2024、SOHR, April 17, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構の総合治安機関がアレッポ県ダーラト・イッザ市での反ジャウラーニー・デモに参加しようとしていたイドリブ県住民(イスラーム解放党メンバー)11人を逮捕(2024年4月17日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の総合治安機関が、同機構の支配下にあるダーラト・イッザ市に向かって移動していたイスラーム解放党の若いメンバー11人からなるグループを逮捕した。

テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)によると、逮捕されたのは、イドリブ県タルマーニーン村、ダイル・ハッサーン村と若者で、ダーラト・イッザ市でのデモに参加するために、同市に向けて移動中だった。

一方、ダーラト・イッザ市にある総合治安機関の分所前では、住民らがアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者の釈放を求めてデモを行った。

これに対して、シャーム解放機構の総合治安機関は、ダーラト・イッザ市でデモに参加したとの理由でアナス・ウマル氏が自宅で逮捕した。

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イドリブ県では、「シリア革命の咆哮者たち」によると、シャーム解放機構の支配下にあるダーナー村で、同機構の治安要員(総合治安機関)が「勇敢な革命家ら」を逮捕した。

一方、フーア市、タッルアーダ村、イドリブ市、ビンニシュ市、タフタナーズ市では、ジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者の釈放を求めるデモが発生した。





これに対して、シャーム解放機構の総合治安機関は、タルマーニーン村、ダイル・ハッサーン村、ダーナー村でデモに参加していた若者らを逮捕した。



AFP, April 17, 2024、ANHA, April 17, 2024、‘Inab Baladi, April 17, 2024、Reuters, April 17, 2024、SANA, April 17, 2024、SOHR, April 17, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で活動家ら数十人が抗議デモを続けるなか、マズラア町、クライヤー町では住民らが政府・党使節団の訪問を阻止(2024年4月17日)

スワイダー県では、スワイダー24(4月17日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家ら数十人が抗議デモを行い、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を要求した。

また、マズラア町では、住民らがタイヤを燃やすなどして道路を封鎖し、独立記念日に合わせて、マズラアの戦いの殉教者慰霊碑を訪問しようとした政府・党使節団が町に入るのを阻止した。

さらに、クライヤー町でも、住民ら政府・党使節団のスルターン・バーシャー・アトラシュ廟の訪問を阻止した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ドゥーマー市で軍事情報局のパトロール部隊が正体不明の武装集団の襲撃を受け、士官1人が殺害された。

AFP, April 17, 2024、ANHA, April 17, 2024、‘Inab Baladi, April 17, 2024、Reuters, April 17, 2024、SANA, April 17, 2024、SOHR, April 17, 2024、Suwayda 24, April 17, 2024などをもとに作成。

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