メイ英首相「攻撃は内戦への介入や政権交代は目指していない」(2018年4月14日)

英国のテレーザ・メイ首相は記者会見で、米英仏のシリア攻撃に関して「化学兵器を使用しても罰を受けないと信じている者たちへの明確なシグナルだ…。化学兵器の使用を傍観も許容もしない」と述べた。

メイ首相は、「シリア攻撃はシリア政府の化学兵器を扱う能力を低下させ、使用をやめさせるためのものだった。攻撃は成功したと確信している…。同盟国と分析した結果などにより、(7日に)化学兵器による攻撃が行われ、シリア政府に責任があることが分かった。7日の攻撃では「樽爆弾」が使われ、ドゥーマー市上空では政府軍のヘリコプターが目撃されたとの情報がある。反体制派はヘリコプターを使用して折らず、「樽爆弾」も使わない」などと述べた。

だが、「内戦への介入や政権交代は目指していない」と付言、攻撃が限定的であることを強調した。

AFP, April 14, 2018、ANHA, April 14, 2018、AP, April 14, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 14, 2018、al-Hayat, April 15, 2018、Reuters, April 14, 2018、SANA, April 14, 2018、UPI, April 14, 2018などをもとに作成。

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ダンフォード米軍統合参謀本部議長「ロシア軍の巻き添えが出ないよう攻撃したが、ロシアへの連絡は衝突回避のための通常の連絡だけ」(2018年4月14日)

米軍のジョセフ・ダンフォード統合参謀本部議長は、米東部時間13日の記者会見で「ロシア軍の巻き添えが出ないよう攻撃目標を精査した」と述べた。

ダンフォード議長はまた、「ロシア側に事前通知はしていない。シリアでの通常作戦で利用する空域の衝突回避についての連絡だけは行った。衝突回避の連絡は日常的だから、異変には気づかなかったかもしれない」と付言した。

AFP, April 14, 2018、ANHA, April 14, 2018、AP, April 14, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 14, 2018、al-Hayat, April 15, 2018、Reuters, April 14, 2018、SANA, April 14, 2018、UPI, April 14, 2018などをもとに作成。

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マティス米国務長官「攻撃は現時点で1回限り…。アサド政権が化学兵器を使用した確信はある」(2018年4月14日)

ジェームズ・マティス米国務長官は米英仏によるシリア攻撃に関して、米東部時間13日に記者会見を開き、「現時点では1回限りだ」としたうえで、再攻撃の可能性については「アサド大統領次第」だと述べた。

マティス米国務長官は「化学兵器の使用や拡散の抑止は、米国の安全保障上の死活的利益だ…。アサド政権が昨年、メッセージを理解しなかったことは明白だ。今回はより激しく攻撃した…。二度と化学兵器を使わせないよう明確なメッセージを送った…。(追加の攻撃があるかどうかは)アサド大統領が化学兵器を使用するかどうかにかかっている。現時点では1回限りだ。化学兵器使用の確信はある。昨日確信した」などと述べた。

マティス米国務長官はまた記者団の質問に対して、「私はシリア政府が先週、無垢の人々に対して化学兵器攻撃を行ったと確信している。そう、そう強く確信している。我々は、攻撃を行う必要があると考えるに至るだけの信頼に足りる情報を持っている…。我々は塩素が使用されたと強く確信している。今のところサリンについても排除しない」と述べた。

AFP, April 14, 2018、ANHA, April 14, 2018、AP, April 14, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 14, 2018、al-Hayat, April 15, 2018、Reuters, April 14, 2018、SANA, April 14, 2018、UPI, April 14, 2018などをもとに作成。

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トランプ米大統領「シリア攻撃は化学兵器の製造、拡散、使用に対する強い抑止力を確立するため」(2018年4月14日)

ドナルド・トランプ米大統領は米東部時間(13日)、ホワイト・ハウスで国民向けに演説を行い、シリア攻撃についての説明を行った。

演説のなかで、トランプ大統領は以下の通り述べた。

「邪悪で卑劣な攻撃は、母親、父親、幼児、子供たちを苦しみでのたうち回らせた。人間のやることではなく、モンスターの犯罪だ」。

「今夜の攻撃の目的は、化学兵器の製造、拡散、使用に対する強い抑止力を確立することだ」。

「我々はアサド政権が禁じられた化学物質の使用をやめるまで、共同での対処を維持する用意がある」。

「アサド政権を物質や資金面で支援市、重大な責任を負っている二つの政府にメッセージがある。それはロシアとロシアだ。どのような国が、無実の国民の大量虐殺者の仲間だと思われたいだろうか。世界の国々は、その国がどのような友人を持つかで判断される。ならず者国家や残虐な暴君、残虐な独裁者を支える国は、長い目で見れば繁栄できない」。

「プーチン大統領は2013年、シリアから化学兵器を除去することを世界に約束した。アサドの化学兵器使用と今日の対応は、ロシアが約束を守れなかったことの結果だ」。

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トランプ大統領はその後、ツイッターのアカウント(https://twitter.com/realDonaldTrump/)で攻撃に関して「昨夜の攻撃は完璧に実行された。仏英の英知と見事な軍事力に感謝する。任務達成!」と書き込んだ。

AFP, April 14, 2018、ANHA, April 14, 2018、AP, April 14, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 14, 2018、al-Hayat, April 15, 2018、Reuters, April 14, 2018、SANA, April 14, 2018、UPI, April 14, 2018などをもとに作成。

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シリア大統領府は米英仏の攻撃にもかかわらず通常通り登庁するアサド大統領の映像を公開(2018年4月14日)

シリア大統領府はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/SyrianPresidency/)で、米英仏のシリア攻撃が行われた14日に、アサド大統領が通常通り、大統領府に登庁する映像を公開した。

Facebook, April 14, 2018

AFP, April 14, 2018、ANHA, April 14, 2018、AP, April 14, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 14, 2018、al-Hayat, April 15, 2018、Reuters, April 14, 2018、SANA, April 14, 2018、UPI, April 14, 2018などをもとに作成。

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SANA:米英仏が攻撃したダマスカス県バルザ区の施設は化学兵器関連施設ではなく、抗ガン剤開発のための製薬化学研究所(2018年4月14日)

SANA(4月14日付)は、米英仏の攻撃で標的となったダマスカス県バルザ区の科学研究施設に関して、「化学兵器開発施設」ではなく「製薬化学研究所」だとしたうえで、抗ガン剤などの研究が行われていたと伝え、破壊された施設の写真を公開した。

SANA, April 14, 2018
SANA, April 14, 2018
SANA, April 14, 2018
SANA, April 14, 2018
SANA, April 14, 2018
SANA, April 14, 2018
SANA, April 14, 2018
SANA, April 14, 2018
SANA, April 14, 2018
SANA, April 14, 2018
SANA, April 14, 2018
SANA, April 14, 2018
SANA, April 14, 2018
SANA, April 14, 2018
SANA, April 14, 2018
SANA, April 14, 2018

AFP, April 14, 2018、ANHA, April 14, 2018、AP, April 14, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 14, 2018、al-Hayat, April 15, 2018、Reuters, April 14, 2018、SANA, April 14, 2018、UPI, April 14, 2018などをもとに作成。

 

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シリア軍は米英仏が発射した約110発のミサイルのほとんどを撃破したと発表(2018年4月14日)

シリア軍武装部隊総司令部は声明を出し、14日早朝(3時55分)、米英仏がミサイル約110発を首都ダマスカスなどに向けて発射、これに対してシリア軍防空システムがそのほとんどを撃破したと発表した。

声明によると、防空システムをかいくぐったミサイル複数発が着弾し、ダマスカス県バルザ地区にある研究センター内の教育および実験用の施設1棟が被害を受けたという。

SANA, April 14, 2018
ANHA, April 14, 2018

人的被害はなかったという。

また、ヒムス市近郊の軍事拠点を狙っていた思われるミサイル複数発の進路が逸れて着弾し、民間人3人が負傷したという。

SANA(4月14日付)が伝えた。

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一方、シリアの外務在外居住者省の正式筋は、米英仏によるシリアへの攻撃を「国際法や国連憲章に違反する…無思慮」だとして「もっとも強い表現で非難」した。

SANA(4月14日付)が伝えた。

AFP, April 14, 2018、ANHA, April 14, 2018、AP, April 14, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 14, 2018、al-Hayat, April 15, 2018、Reuters, April 14, 2018、SANA, April 14, 2018、UPI, April 14, 2018などをもとに作成。

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米英仏軍は塩素ガス使用疑惑事件に対する制裁措置としてシリア国内3カ所を巡航ミサイルなど105発で攻撃するも、二次被害が生じかねない化学兵器そのものへの攻撃は回避(2018年4月14日)

米英仏は、7日にダマスカス郊外県東グータ地方ドゥーマー市で発生したとされる塩素ガス使用疑惑事件に対する制裁措置として、シリア時間の14日未明にシリア国内の3カ所へのミサイル・爆撃を敢行した。

al-Durar al-Shamiya, April 14, 2018
al-Durar al-Shamiya, April 14, 2018
al-Durar al-Shamiya, April 14, 2018



米国防総省によると、攻撃はシリア事件の14日午前4時頃に始まり、ダマスカス県バルザ区にある「化学兵器研究施設」、ヒムス市周辺の化学兵器貯蔵施設、同じくヒムス市周辺の機器貯蔵施設と司令所が標的となった。

攻撃には、紅海に展開する米軍ミサイル駆逐艦、巡洋艦、潜水艦、B-1戦略爆撃機、英空軍のトルネード戦闘機、フランス空軍のミラージュ戦闘機などが参加、トマホーク巡航ミサイルなど105発が発射され、「すべて命中した自信がある」という。

国別では、米軍が85発(トマホーク巡航ミサイル66発、JASSM空対地ミサイル19発)、イギリス軍が8発、フランス軍が12発だったという。

最大の標的となったのは、バルザ区の「化学兵器研究施設」で、トマホーク巡航ミサイル57発とJASSM空対地ミサイル19発が打ち込まれたという。

一方、ヒムス市近郊の「化学兵器貯蔵施設」には米英仏軍が22発、同市近郊の危機貯蔵施設と司令所には7発が打ち込まれた。

発射地点別では、紅海から37発(ミサイル巡洋艦モテレー30発、ミサイル駆逐艦ラブーン7発)、アラビア湾から23発(ミサイル巡洋艦ヒギンズ)、地中海から6発(原子力潜水艦ジョン・ウォーナー)で、このほかB-1戦略爆撃機2機が参加した。

この攻撃で、「数年分の研究開発データや特殊機器、化学兵器の原料となる物質」を破壊したという。

二次被害が生じかねない化学兵器そのものへの攻撃は控えられたという。

AFP, April 14, 2018、ANHA, April 14, 2018、AP, April 14, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 14, 2018、al-Hayat, April 15, 2018、Reuters, April 14, 2018、SANA, April 14, 2018、UPI, April 14, 2018などをもとに作成。

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ロシア軍は米英仏のシリア攻撃の詳細を発表:シリア軍防空システムはミサイル103発中71発を撃破、ロシア軍防空システムの担当領域への攻撃はなく、ロシア軍は反撃せず(2018年4月14日)

ロシア軍参謀本部機動総局のセルゲイ・ルドスコイ局長はモスクワの国防省で記者会見を行い、14日に米国がフランス、イギリスとともに行ったシリア領内への攻撃に関して、フマイミーム航空基地とタルトゥース基地(ロシア海軍支援拠点)に設置されたロシア軍の防空システムが米英両軍の艦船および航空機の動きを補則していたと発表した。

フランス軍航空機に関しては、防空システムで補則するための設定は行われていなかったため詳細は不明だという。

Ministry of Defense of Russia, April 14, 2018
Ministry of Defense of Russia, April 13, 2018

 

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ルドスコイ局長によると、作戦では、米空軍のB-1B戦略爆撃機、F-15戦闘機、F-16戦闘機、英空軍のトルネード戦闘機が地中海上を飛行、紅海に展開する米海軍のミサイル駆逐艦ラブーン、ミサイル巡洋艦モンテレーが作戦に参加した。

このうちB-1B戦略爆撃機は、米国が違法に占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域の上空を通じてシリア領内に入った。

爆撃により、シリア軍の飛行場、産業施設、研究施設複数カ所が被害を受けた。

爆撃に関する第一報では、シリアの民間人とシリア軍兵士に死者は出なかった。

利用可能なデータから、トマホーク巡航ミサイル、GBU-38誘導爆弾を含む巡航ミサイル103発が米軍の艦船や航空機から発射されたことが確認された。

また英軍航空機はScalp-EG巡航ミサイル8発を発射した。

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米英仏の攻撃に対して、シリア軍の防空システムは、爆撃やミサイル攻撃の迎撃に成功し、ミサイル71発を破壊した。

迎撃には、旧ソ連製のS-125、S-200、Buk、Kyadrat、Osaといった防空システムが投入された。

発射されたミサイル・爆弾の具体的な標的は以下の通り:

ダマスカス国際空港(ダマスカス郊外県):ミサイル4発(すべて撃破)
ドゥマイル航空基地(ダマスカス郊外県):ミサイル12発(すべて撃破)
ブライ(マルジュ・ルハイイル)航空基地(ダマスカス郊外県):ミサイル18発(すべて撃破)
シャイーラート航空基地(ヒムス県):ミサイル12発(すべて撃破)
マッザ航空基地(ダマスカス県):ミサイル9発(うち5発を撃破)
ヒムス航空基地(ヒムス県):ミサイル16発(うち13発を撃破。大きな被害なし)
バルザ区(ダマスカス県)およびジャルマーナー市(ダマスカス郊外県)の施設:ミサイル30発(うち7発を撃破。いわゆる「ダマスカス軍事化学兵器プログラム」関連施設に一部被害が発生)

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一方、米英仏の攻撃を受け、ロシア軍の防空システムが警戒態勢に入り、航空機複数機が今も戦闘空中哨戒を継続しているという。

なお、米英仏の攻撃は、ロシア軍の防空システムに割り当てられた防空地域に対しては実施されず、ロシア軍は反撃しなかった。

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欧米諸国の強い要請を受けて、ロシアはシリアへのS-300防空システムを見送ったが、今回の事態を踏まえて、シリアを含む複数の国へのシステム供与を再検討する可能性があるとの認識に至ったという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, April 14, 2018をもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは7件の停戦違反を、トルコ側は2件の違反を確認(2018年4月14日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(4月14日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を7件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県1件、ラタキア県1件、アレッポ県1件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも2件(ダルアー県1件、ハマー県1件)の停戦違反を確認したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, April 14, 2018をもとに作成。

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反体制派の人権団体幹部(匿名)「東グータ地区ドゥーマー市での塩素ガス使用疑惑事件はでっちあげ」(2018年4月13日)

シリア反体制派の人権団体幹部は12日、共同通信の取材に対し、ダマスカス郊外県東グータ地区ドゥーマー市で7日に発生した塩素ガス使用疑惑事件について「アサド政権に抵抗する反体制派への支持を結集するため、でっちあげられた」と主張し、政権側が使用したとの見方に強い疑念を表明した。

この幹部は反体制派の闘争を一貫して支援してきた人物。

匿名を条件に電話取材に応じ、異例の身内批判を展開した。

AFP, April 13, 2018、ANHA, April 13, 2018、AP, April 13, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 13, 2018、al-Hayat, April 14, 2018、Reuters, April 13, 2018、SANA, April 13, 2018、UPI, April 13, 2018などをもとに作成。

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シリア軍がイドリブ県を砲撃・爆撃(2018年4月13日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(シリア・ロシア両軍)が県南部のナキール村、アービディーン村一帯を爆撃、またシリア軍がタマーニア町を砲撃した。

AFP, April 13, 2018、ANHA, April 13, 2018、AP, April 13, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 13, 2018、al-Hayat, April 14, 2018、Reuters, April 13, 2018、SANA, April 13, 2018、UPI, April 13, 2018などをもとに作成。

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トルコ占領下のアフリーン市(アレッポ県)で暫定自治評議会が発足(2018年4月13日)

アレッポ県では、トルコとその支援を受ける反体制武装集団の実質占領下にあるアフリーン市の自治を担う「アフリーン市暫定自治地元評議会」の発足が宣言された。

アナトリア通信(4月14日付)によると、アフリーン市暫定自治地元評議会は、クルド人11人、アラブ人8人、トルコマン人1人の市民20人から構成され、クルド人のズハイル・ハイダル氏が議長に就任した。

AFP, April 13, 2018、Anadolu Ajansı, April 13, 2018、ANHA, April 13, 2018、AP, April 13, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 13, 2018、al-Hayat, April 14, 2018、Reuters, April 13, 2018、SANA, April 13, 2018、UPI, April 13, 2018などをもとに作成。

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プーチン露大統領とマクロン仏大統領が電話会談で、ドゥーマー市での塩素額使用疑惑事件をめぐり意見を交わす(2018年4月13日)

ロシア大統領府は声明で、ヴラジミール・プーチン大統領はフランスのエマニュエル・マクロン大統領と電話会談したと発表した。

会談ではプーチン大統領が、7日にダマスカス郊外県東グータ地方ドゥーマー市で発生した塩素ガス使用疑惑事件への報復として米国がシリアへの攻撃を計画していることに関して「国連憲章への明白な違反にあたる浅はかで危険な行為」を止めるべきだと述べるとともに、「シリアに予期し得ない影響をもたらす」と警鐘を鳴らし、「いかなる者であっても嫌疑を向けることのない…結論にいたるための調査の実施」への支持を呼びかけた。

これに対してフランス大統領府は、会談でマクロン大統領が、シリア国内での化学兵器の使用実態を調査するための「独立国際調査機関」(UNIMI)の設置を定めた米国提案の国連安保理決議案にロシア拒否権を発動したことに遺憾の意を示すとともに、緊急人道支援と、紛争解決に向けた当事者間の対話を主唱した。

『ハヤート』(4月14日付)が伝えた。

AFP, April 13, 2018、ANHA, April 13, 2018、AP, April 13, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 13, 2018、al-Hayat, April 14, 2018、Reuters, April 13, 2018、SANA, April 13, 2018、UPI, April 13, 2018などをもとに作成。

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トルコのエルドアン大統領は米国のシリア爆撃回避に向けてトランプ米大統領とプーチン露大統領の仲裁を試みる(2018年4月13日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、7日にダマスカス郊外県東グータ地方ドゥーマー市で発生した塩素ガス使用疑惑事件への報復として米国がシリアへの攻撃を計画していることに関して、ロシアのヴラジミール・プーチン大統領とドナルド・トランプ米大統領に対して「地域の緊張を増長させることは正しくない」と伝えたことを明らかにした。

『ハヤート』(4月14日付)が伝えた。

AFP, April 13, 2018、ANHA, April 13, 2018、AP, April 13, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 13, 2018、al-Hayat, April 14, 2018、Reuters, April 13, 2018、SANA, April 13, 2018、UPI, April 13, 2018などをもとに作成。

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イスラエル軍は2月にイスラエル領空を侵犯したイランの無人航空機を撃墜していたと発表(2018年4月13日)

イスラエル軍は、2月にイスラエル領空を侵犯したイランの無人航空機を撃墜していたと発表した。

この航空機は、爆発物を搭載し、イスラエルに対して攻撃を行おうとしており、イスラエル軍のアパッチ攻撃ヘリコプターがこれを撃墜したという。

ロイター通信(4月13日付)が伝えた。

AFP, April 13, 2018、ANHA, April 13, 2018、AP, April 13, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 13, 2018、al-Hayat, April 14, 2018、Reuters, April 13, 2018、SANA, April 13, 2018、UPI, April 13, 2018などをもとに作成。

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英『タイムズ』:原子力空母ハリー・S・トルーマンなど艦船10隻が地中海とアラビア湾への展開を開始(2018年4月13日)

英『タイムズ』(4月13日付)は、シリア攻撃に備えて、米軍が駆逐艦ドナルド・クック、原子力空母ハリー・S・トルーマンなど艦船10隻の地中海およびアラビア湾への展開を開始したと伝えた。

al-Durar al-Shamiya, April 13, 2018

AFP, April 13, 2018、ANHA, April 13, 2018、AP, April 13, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 13, 2018、al-Hayat, April 14, 2018、Reuters, April 13, 2018、SANA, April 13, 2018、The Times, April 13, 2018、UPI, April 13, 2018などをもとに作成。

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ロシアのラヴロフ外務大臣「シリアへの攻撃が行われたら、欧州に新たな移民の波が押し寄せる」(2018年4月13日)

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、モスクワでのオランダのステフ・ブロク外務大臣との会談後の記者会見で、7日にダマスカス郊外県東グータ地方ドゥーマー市で発生した塩素ガス使用疑惑事件への報復として米国がシリアへの攻撃を計画していることに関して「イラクやリビアで起きたのと同じような攻撃がシリアで行われたら、欧州に新たな移民の波が押し寄せ、我々も欧州諸国も望んでいないような悪影響が生じるだろう」と述べた。

ラブロフ外務大臣はまた「ロシアと米国はシリアにかかる連絡チャンネルを利用している…。警告や脅迫は対話を資さない」と付言した。

RT(4月13日付)が伝えた。

AFP, April 13, 2018、ANHA, April 13, 2018、AP, April 13, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 13, 2018、al-Hayat, April 14, 2018、Reuters, April 13, 2018、RT, April 13, 2018、SANA, April 13, 2018、UPI, April 13, 2018などをもとに作成。

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国連安保理はダマスカス郊外県東グータ地方ドゥーマー市で発生した塩素ガス使用疑惑事件への対応を協議(2018年4月13日)

国連安保理では、7日にダマスカス郊外県東グータ地方ドゥーマー市で発生した塩素ガス使用疑惑事件への対応を協議するための会合が行われた。

会合は、「国際の平和に対する脅威」への対応を求めるかたちでロシアが開催を要請した。

会合では、ニッキー・ヘイリー米国連大使が「シリア政府は少なくとも50回にわたって化学兵器を使用した…。だが我が国の(ドナルド・トランプ)大統領は(シリアへの攻撃に関して)まだ決定を下していない…。もし米国およびその同盟国が行動を決定すれば、我々みなが合意する原則を守るものとなる…。アサド(大統領)が当然のように化学兵器を使用するのを許したら、すべての国、そして国民に危害が及ぶことになる」と発言した。

また、フランスのフランソワ・テラトレ国連大使は、シリア政府が化学兵器を使用したと断じたうえで、「後戻りできない所まで来た」としたうええ、国際社会が「一丸となって断固たる強い対応を行うべきだ」と主張、「フランスは我々の集団安全保障にとって受け入れられないこの脅威を終わらせるために責任を果たすことになる」との意思を表明した。

一方、ロシアのワシーリー・ネベンジャ国連大使は「米英仏は、アサド政権を退陣させ、ロシアを減退させるためにだけ、嫌疑をかけている…。我々は主権国家に対する違法な軍事行動に向けた危険な軍事的準備に注視している」と述べた。

また、バッシャール・ジャアファリー国連シリア代表は、米国が英国、フランスとともにシリアへの軍事行動を検討していることに関して、これら3カ国が「シリアを攻撃し、主権を侵犯できると考えているのなら、シリア国民はこれに対抗する。シリア国民は一人たりとも、主権侵害を許さない。これはすべてのシリア人の約束であり、米英仏が我々に行うような単なる脅迫ではない」と述べた。

『ハヤート』(4月14日付)、SANA(4月13日付)などが伝えた。

SANA, April 13, 2018

AFP, April 13, 2018、ANHA, April 13, 2018、AP, April 13, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 13, 2018、al-Hayat, April 14, 2018、Reuters, April 13, 2018、SANA, April 13, 2018、UPI, April 13, 2018などをもとに作成。

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ヒズブッラーのナスルッラー書記長「ドゥーマー市の事件は「劇場」だ。トランプの脅迫でシリア、イラン、ロシア、地域の住民は恐れない」(2018年4月13日)

ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長は、ベイルート郊外のダーヒヤ地区で開催された「約束の忠誠」祭りに合わせてテレビ演説を行い、7日にダマスカス郊外県東グータ地方ドゥーマー市で発生した塩素ガス使用疑惑事件への報復として米国がシリアへの攻撃を計画していることを批判した。

演説のなかで、ナスルッラー書記長は、「我々はみな、どこであっても化学兵器が使用されることを非難する…。だが、ドゥーマー市で起きた事件は、我々の情報によると劇場だ…。勝者がなぜ、こうした兵器を使用するのか…。トランプの、そして米国の脅迫は、シリアを恐れさせなかったし、今も恐れさせていない。イラン、ロシア、そしてこの地域の運動、人民も恐れていない」と述べた。

SANA, April 13, 2018

AFP, April 13, 2018、ANHA, April 13, 2018、AP, April 13, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 13, 2018、al-Hayat, April 14, 2018、Reuters, April 13, 2018、SANA, April 13, 2018、UPI, April 13, 2018などをもとに作成。

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シリア軍が解放した東グータ地方イフタリース村で反体制派の有毒ガス製造工場が発見される(2018年4月13日)

ダマスカス郊外県では、SANA(4月13日付)によると、シリア軍によって制圧された東グータ地方のイフタリース村で反体制武装集団の有毒ガス製造工場を発見し、原材料、防毒マスク、爆発物、砲弾など多数を押収した。

SANA, April 13, 2018
SANA, April 13, 2018

また、東グータ地方ドゥーマー市で活動を続けてきたイスラーム軍の戦闘員と家族多数(ロシア国防省によると、3,508人)が大型バス93台に分乗して、同地を後にし、アレッポ県ジャラーブルス市方面に向かった。

SANA, April 13, 2018

一方、東グータ地方のジュダイダト・シャイバーニー市、アシュラフィーヤト・ワーディー村では、住民がシリア軍による東グータ地方解放を祝うデモを行った。

SANA, April 13, 2018

AFP, April 13, 2018、ANHA, April 13, 2018、AP, April 13, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 13, 2018、al-Hayat, April 14, 2018、Reuters, April 13, 2018、SANA, April 13, 2018、UPI, April 13, 2018などをもとに作成。

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ロシア国防省報道官「ドゥーマー市での塩素ガス攻撃疑惑事件の映像撮影に参加した複数の人物をつきとめ、彼らから映像が捏造だとの証言を得た」(2018年4月13日)

ロシア国防省のイゴール・コナシェンコフ報道官は記者会見で、7日にダマスカス郊外県東グータ地方ドゥーマー市で発生した塩素ガス使用疑惑事件に関して、攻撃現場の撮影に参加したという複数の人物をつきとめた、と発表した。

Ministry of Defense of Russia, April 13, 2018

コナシェンコフ報道官は以下の通り述べた。

「ドゥーマー市の病院で撮影され、ホワイト・ヘルメットがシリア軍による化学兵器使用の証拠だとして示したビデオは捏造されたもので、撮影に参加し、ビデオにも登場している複数の人物がこのことを認めた」。

「ビデオを撮影した2人は…、ドゥーマー市の病院の救急科で働いていたが、現場から病院に搬送された人たちには、有毒ガスで負傷した症状はなかった、と身元を隠さず実名で証言した…。だが、病院で負傷者への応急処置をしているとき、何者かが建物に進入した。何人かはカメラを持っており、パニック状態を作り出そうとして叫び出し、そこにいた人全員に水をかけ、現場にいた全員が有毒ガスで負傷していると主張した」と付言した。

コナシェンコフ報道官はそのうえで、「4月3日から6日にかけて、ホワイト・ヘルメットを名乗る「役者」は、英国から強い圧力を受け、シリア軍がドゥーマー市で化学兵器を使用したという嫌疑をかけるため、予め準備されていた挑発行為を実施するよう迫った」と断じた。

AFP, April 13, 2018、ANHA, April 13, 2018、AP, April 13, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 13, 2018、al-Hayat, April 14, 2018、Ministry of Defence of the Russian Federation, April 13, 2018、Reuters, April 13, 2018、SANA, April 13, 2018、UPI, April 13, 2018などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは4件の停戦違反を、トルコ側は2件の違反を確認(2018年4月13日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(4月13日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を4件(ラタキア県)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも2件(イドリブ県1件、ハマー県1件)の停戦違反を確認したという。

一方、過去24時間にアレッポ県の1カ村とハマー県の1カ村の代表がシリア政府との停戦合意に署名した。

これにより、シリア政府との停戦に応じた自治体は2,504市町村、武装組織の数は234組織に達したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, April 13, 2018をもとに作成。

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米主導の有志連合は4月6日~4月12日までの7日間でシリア領内で11回の爆撃を実施(2018年4月13日)

米中央軍(CENTCOM)は、4月6日~4月12日の7日間でのシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

4月6日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し5回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は4回で、シャッダーディー市近郊に対して行われた。

4月7日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し1回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は1回で、ブーカマール市近郊に対して行われた。

4月8日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し2回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は1回で、ブーカマール市近郊に対して行われた。

4月8日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し2回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は0回だった。

4月9日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し3回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は3回で、ブーカマール市、ダシーシャ村近郊に対して行われた。

4月10日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対する空爆は行われなかった。

4月11日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し2回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は1回で、ブーカマール市近郊に対して行われた。

4月12日は、シリア、イラク領内のダーイシュ拠点などに対し2回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は1回で、ブーカマール市近郊に対して行われた。

CENTCOM, April 13, 2018をもとに作成。

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米NBC:複数の米政府高官は7日のドゥーマー市での爆撃被害者の血液や尿のサンプルから塩素ガスや種類不明の神経剤を示す陽性反応が出たと主張(2018年4月12日)

米NBC(4月12日付)は、複数の米政府高官の話として、7日にダマスカス郊外県東グータ地方ドゥーマー市で発生した塩素ガス使用疑惑事件に関して、米国が自国および関係国の諜報機関を通じて現地の病院から空爆被害者の血液や尿のサンプルを入手、検証の結果、塩素ガスや種類不明の神経剤を示す陽性反応が出たと伝えた。

現地(ドゥーマー市)の病院は、シリア政府によって制圧されており、米国や関係諸国がどのような経路でサンプルを入手したかは不明。

AFP, April 13, 2018、ANHA, April 13, 2018、AP, April 13, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 13, 2018、al-Hayat, April 14, 2018、MSNBC, April 12, 2018、Reuters, April 13, 2018、SANA, April 13, 2018、UPI, April 13, 2018などをもとに作成。

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イラク人民動員隊はハサカ県南部の国境地帯でダーイシュを攻撃(2018年4月12日)

ハサカ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(4月13日付)によると、イラク人民動員隊が、イラク国境に近いタッル・サフーク村にある同隊の拠点を襲撃しようとしていたダーイシュ(イスラーム国)を攻撃した。

AFP, April 13, 2018、ANHA, April 13, 2018、AP, April 13, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 13, 2018、al-Hayat, April 14, 2018、Reuters, April 13, 2018、SANA, April 13, 2018、UPI, April 13, 2018などをもとに作成。

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ロシア大統領府報道官「シリアにおける米・ロシア両軍のチャンネルは途絶えておらず、両当事者が活用している」(2018年4月12日)

ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は、「ワシントンから発せられる関連する声明を中止している」としたうえで、「シリアにおける米・ロシア両軍のチャンネルは途絶えておらず、両当事者が活用している」と述べた。

インターファクス通信(4月13日付)が伝えた。

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ロシアのマリヤ・ザハロワ外務省報道官は、「米国は好戦的な発言を続けており…、シリア政府だけでなく、ロシアに対しても嫌疑を向けている」としたうえで、「国際社会はこのような嫌疑や脅迫がもたらす結果を真剣に検討すべきだ…。国連加盟国への武力行使の脅迫は、国連憲章に対する非礼は違反だ」と批判した。

『ハヤート』(4月13日付)が伝えた。

AFP, April 12, 2018、ANHA, April 12, 2018、AP, April 12, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 12, 2018、al-Hayat, April 13, 2018、Interfax, April 12, 2018、Reuters, April 12, 2018、SANA, April 12, 2018、UPI, April 12, 2018などをもとに作成。

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スウェーデンはシリア国内の化学兵器を改めて全廃することを定めた決議案を国連安保理で回付(2018年4月12日)

国連安保理では、スウェーデンが、7日にダマスカス郊外県東グータ地方ドゥーマー市で発生した塩素ガス使用疑惑事件への対応を協議するための非公式会合を前に、シリア国内の化学兵器を改めて全廃することを定めた決議案を回付した。

『ハヤート』(4月13日付)が伝えた。

AFP, April 12, 2018、ANHA, April 12, 2018、AP, April 12, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 12, 2018、al-Hayat, April 13, 2018、Reuters, April 12, 2018、SANA, April 12, 2018、UPI, April 12, 2018などをもとに作成。

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アサド大統領の元友人で元国防大臣の次男フィラース・トゥラース氏はヒムス県北部とハマー県南部のシリア政府支配地域への復帰と自治に向けてイニシアチブを発揮すると表明(2018年4月12日)

故ムスタファー・トゥラース元国防大臣の次男で政権を離反した元共和国護衛隊准将でアサド大統領の元友人フィラース・トゥラース氏(現在ワアド潮流を名乗る反体制組織を主導)は、ワッツアップを通じて音声声明を出し、ヒムス県北部とハマー県南部の反体制派支配地域(緊張緩和地帯)をロシアとシリア政府に引き渡すためのイニシアチブを発揮したいとの意向を示した。

トゥラース氏は「中部地区の合同軍事司令部とフマイムーム航空基地のロシア軍司令部に提示するまで、(ロシアとシリア政府への引き渡しにかかる文書の)内容を明らかにはしない」としたうえで、「この地域の治安と安全を回復するためにイニシアチブを発揮し…、シリアが、ダマスカスの中央政府とつながりのある高い権限を有する地方から構成される国になる手本としたい」と述べた。

ドゥラル・シャーミーヤ(4月12日付)が述べた。

al-Durar al-Shamiya, April 12, 2018

AFP, April 12, 2018、ANHA, April 12, 2018、AP, April 12, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 12, 2018、al-Hayat, April 13, 2018、Reuters, April 12, 2018、SANA, April 12, 2018、UPI, April 12, 2018などをもとに作成。

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ドイツとイタリアは、シリアへの米国の報復攻撃への不参加を表明(2018年4月12日)

ドイツのアンゲラ・メルケル首相は、デンマークのラース・ロッケ・ラスムセン首相との会談後に、7日のダマスカス郊外県東グータ地方ドゥーマー市で発生した塩素ガス使用疑惑事件への報復として米国が軍事報復を検討していることに関して、「ドイツは軍事行動に参加しないだろう。我々はまだ決定を下していないが、そのことは明言しておきたい」と述べた。

ロイター通信(4月12日付)が伝えた。

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イタリアのパオロ・ジェンティローニ首相も声明を出し、「シリアでの軍事作戦に参加せず…、国際的合意と二国間に基づき有志連合への兵站支援を続ける」と表明した。

ロイター通信(4月12日付)が伝えた。

AFP, April 12, 2018、ANHA, April 12, 2018、AP, April 12, 2018、al-Durar al-Shamiya, April 12, 2018、al-Hayat, April 13, 2018、Reuters, April 12, 2018、SANA, April 12, 2018、UPI, April 12, 2018などをもとに作成。

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