ハマー県カトラト・リーハーン村近郊のシリア軍の拠点複数ヵ所が所属不明のドローンの攻撃を受け、兵士複数が負傷(2023年1月26日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、県西部のカトラト・リーハーン村近郊のシリア軍の拠点複数ヵ所が所属不明の無人航空機(ドローン)の攻撃を受け、兵士複数が負傷した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるサラーキブ市一帯で陣地の設置作業を行っていたシリア軍部隊を攻撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

「決戦」作戦司令室はまた、県東部のダーディーフ村近郊でシリア軍兵士2人を狙撃し、殺害した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダルアー市のカーシフ地区で、シリア軍第5軍団の兵士らと軍事情報局傘下の民兵のメンバーらが、総合情報部の検問所に配置されている要員と交戦した。

戦闘は、総合情報部の検問所が第5軍団兵士1人を逮捕しようとしたのを受けたもの。

ダルアー市ではまた、軍事情報局の兵士らが乗った車が正体不明の武装集団の襲撃を受け、2人が死亡した。

一方、サイダー町では、シリア軍第4師団に協力している住民が、正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

このほか、タファス市でも、治安機関の協力者が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

この住民は、麻薬密売者だと疑われていた。

AFP, January 26, 2023、ANHA, January 26, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 26, 2023、Reuters, January 26, 2023、SANA, January 26, 2023、SOHR, January 26, 2023などをもとに作成。

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アレッポ県ターディフ市近郊のアミーヤ村一帯でシリア軍とシリア国民軍が交戦(2023年1月16日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるいわゆる「ユーフラテスの盾」地域とシリア政府の支配地の境界に位置するターディフ市近郊のアミーヤ村一帯でシリア軍とシリア国民軍が交戦した。

AFP, January 16, 2023、ANHA, January 16, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 16, 2023、Reuters, January 16, 2023、SANA, January 16, 2023、SOHR, January 16, 2023などをもとに作成。

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ヒムス県タルビーサ市で国防隊の司令官の1人ラーミー・ラッハール氏が爆殺される(2023年1月16日)

ヒムス県では、イナブ・バラディー(1月16日付)によると、タルビーサ市で国防隊の司令官の1人ラーミー・ラッハール氏の車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、ラッハール氏が死亡した。

AFP, January 16, 2023、ANHA, January 16, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 16, 2023、‘Inab Baladi, January 16, 2023、Reuters, January 16, 2023、SANA, January 16, 2023、SOHR, January 16, 2023などをもとに作成。

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イドリブ県ザーウィヤ地方でのシリア軍との戦闘でフランス人ジハード主義者のアブー・ハムザ・ファランスィー氏が戦死(2023年1月15日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方に潜入し、フランス人ジハード主義者のアブー・ハムザ・ファランスィー氏を殺害した。

ファランスィー氏は2017年にシリアに密入国し、ハマー県、イドリブ県東部、ラタキア県トルコマン山地方などでの戦闘に参加していた。

イドリブ県内で暮らし、女性2人と血痕、6人の子供がいるとされていた。

遺体は16日にザーウィヤ山地方に埋葬された。

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AFP(1月16日付)によると、ファランスィー氏は、セネガル出身のフランス人テロリストのオマル・オムセン氏(本名はオマル・ディアビ)が指導する「外国人(グラバー)師団」のメンバー。

オムセン氏は、フランス東部のニースのレストランで務めていたが、2013年にシリアに密入国し、主にニースのフランス人を勧誘し、シリアでの戦闘に参加させていた。

米国務省は2016年9月16日、オムセン氏をSDGT(特別指定国際テロリストに指定し、シャーム解放機構は2020年8月にオムセン氏を逮捕、現在も拘束している。

AFP, January 16, 2023、ANHA, January 16, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 16, 2023、Reuters, January 16, 2023、SANA, January 16, 2023、SOHR, January 16, 2023などをもとに作成。

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ダーイシュのスリーパーセルがヒムス県スフナ市近郊の砂漠地帯に設置されているシリア軍の拠点を襲撃し、兵士1人を殺害(2023年1月15日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがスフナ市近郊の砂漠地帯に設置されているシリア軍の拠点を襲撃し、兵士1人を殺害した。

AFP, January 15, 2023、ANHA, January 15, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 15, 2023、Reuters, January 15, 2023、SANA, January 15, 2023、SOHR, January 15, 2023などをもとに作成。

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ダルアー県でレバノンのヒズブッラーに近い総合情報部の司令官が殺害される(2023年1月15日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、総合情報部の司令官がハーッラ市にある自宅で何者かによって銃で撃たれて死亡した。

殺害された司令官は、レバノンのヒズブッラーに近い人物だという。

また、また少女1人も巻き添えとなり、死亡した。

AFP, January 15, 2023、ANHA, January 15, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 15, 2023、Reuters, January 15, 2023、SANA, January 15, 2023、SOHR, January 15, 2023、January 16, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ県アームーダー市近郊をドローンで攻撃(2023年1月15日)

ハサカ県では、ANHA(1月15日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアームーダー市近郊のバリーファー村一帯を無人航空機(ドローン)で攻撃した。

シリア人権監視団によると、ドローンが攻撃したのは、アームーダー市東のカリー・ムーザーン村とカルクーブ村の間に位置する地域で、ミサイル2発を発射したという。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局(マンビジュ軍事評議会)の共同統治下にあるトゥーハール村を砲撃した。

同地にはロシア軍のパトロール部隊と工兵部隊が土塁を積み上げる作業をしていたが、砲撃を避けるために同地から撤収した。

一方、トルコの占領下にあるいわゆる「ユーフラテスの盾」地域とシリア政府の支配地の境界に位置するターディフ市一帯では、シリア軍とシリア国民軍が交戦した。

AFP, January 15, 2023、ANHA, January 15, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 15, 2023、Reuters, January 15, 2023、SANA, January 15, 2023、SOHR, January 15, 2023などをもとに作成。

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米主導の有志連合の貨物車輌など50輌からなる車列がイラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、シャッダーディー市の米軍基地に増援物資を輸送(2023年1月15日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の貨物車輌など50輌からなる車列がイラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、シャッダーディー市の米軍基地に増援物資を輸送した。

一方、SANA(1月15日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ市グワイラーン地区にある視聴覚障害センター(聾啞研究所)を接収した。

AFP, January 15, 2023、ANHA, January 15, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 15, 2023、Reuters, January 15, 2023、SANA, January 15, 2023、SOHR, January 15, 2023などをもとに作成。

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アレッポ県マンビジュ市近郊のターイハト・トゥワイマート村近くでシリア軍が若い男性を射殺(2023年1月14日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるマンビジュ市近郊のターイハト・トゥワイマート村近くでシリア軍が若い男性を銃で撃ち、殺害した。

AFP, January 14, 2023、ANHA, January 14, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 14, 2023、Reuters, January 14, 2023、SANA, January 14, 2023、SOHR, January 14, 2023などをもとに作成。

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シャーム解放機構がラタキア県ナフシャッバー村一帯のシリア軍の拠点を襲撃、シリア軍兵士4人を殺害、2人を負傷させる(2023年1月14日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構がシリア政府の支配下にあるナフシャッバー村一帯のシリア軍の拠点を襲撃、シリア軍兵士4人を殺害、2人を負傷させた。

シャーム解放機構の傘下にあるアムジャード広報機構によると、シリア軍の拠点を襲撃したのは、同機構に所属するウスマーン・ブン・アッファーン旅団の特攻自爆戦闘員(インギマースィー)。


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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のバーラ村を砲撃した。

AFP, January 14, 2023、ANHA, January 14, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 14, 2023、Reuters, January 14, 2023、SANA, January 14, 2023、SOHR, January 14, 2023などをもとに作成。

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シリア民主軍がダイル・ザウル県ブサイラ市、シュハイル村で若い男性多数を徴兵のために拘束し、教練キャンプに連行(2023年1月14日)

ダイル・ザウル県では、SANA(1月14日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるブサイラ市、シュハイル村の住宅地を強襲し、若い男性多数を徴兵のために拘束し、教練キャンプに連行した。

AFP, January 14, 2023、ANHA, January 14, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 14, 2023、Reuters, January 14, 2023、SANA, January 14, 2023、SOHR, January 14, 2023などをもとに作成。

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「決戦」作戦司令室がアレッポ県カブターン・ジャバル村近郊でシリア軍を狙撃し、兵士1人を殺害(2023年1月13日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるカブターン・ジャバル村近郊でシリア軍を狙撃し、兵士1人を殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が、シャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のバーラ村、フライフィル村、スフーフン村、ファッティーラ村を砲撃した。

シリア軍はまた、シャーム解放機構の支配下にあるナイラブ村一帯に潜入し、同機構に所属するズバイル・ブン・アウワーム旅団の拠点を攻撃、1人を殺害した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるクルド山地方各所を砲撃した。

AFP, January 13, 2023、ANHA, January 13, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 13, 2023、Reuters, January 13, 2023、SANA, January 13, 2023、SOHR, January 13, 2023、January 14, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がアレッポ県北部を砲撃する一方、トルコ軍兵士1人が砲撃を受け死亡(2023年1月13日)

アレッポ県では、ANHA(1月13日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のシャッアーラ村、バイナ村一帯、スーガーニーカ村、アイン・ダクナ村、バイルーニーヤ村、マンナグ村、シャイフ・イーサー村、マルアナーズ村、タート・マラーシュ村、シャワーリガ村、マーリキーヤ村、アルカミーヤ村、アイン・アラブ(コバネ)市に近いズィヤーラ村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にある県北部からバーブ市近郊のハズワーン村のトルコ軍基地が砲撃を受け、トルコ軍兵士1人が死亡、複数が負傷した。

また、トルコ軍国境警備隊がトルコ占領下のいわゆる「ユーフラテスの盾」地域内のラーイー村方面からトルコ領内に不法入国しようとした若い男性1人を射殺した。

 

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アフリーン解放軍団は声明を出し、12月28日、1月3日、8日、10日に、トルコが占領するアレッポ県北部のいわゆる「ユーフラテスの盾」地域の拠点都市バーブ市一帯、同アアザーズ市一帯、「平和の泉」地帯のシーラーワー町近郊の各所で、トルコ軍に対する特殊作戦を実施し、トルコ軍兵士3人、シリア国民軍の戦闘員9人、同特殊部隊の警官1人を殺害、トルコ軍兵士2人やシリア国民軍戦闘員5人を負傷させた。

ANHA(1月13日付)が伝えた。

AFP, January 13, 2023、ANHA, January 13, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 13, 2023、Reuters, January 13, 2023、SANA, January 13, 2023、SOHR, January 13, 2023などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県とラッカ県でシリア民主軍、アサーイシュがダーイシュのスリーパーセルの襲撃を受け、3人死亡(2023年1月12日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるヒサーン村で、内務治安部隊(アサーイシュ)の隊員1人が、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルのメンバーと見られる、オートバイに乗った武装集団によって銃で撃たれて、死亡した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュのスリーパーセルがラッカ市とラッカ・サムラ村を結ぶ街道で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の兵士2人を襲撃し、殺害した。

AFP, January 12, 2023、ANHA, January 12, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 12, 2023、Reuters, January 12, 2023、SANA, January 12, 2023、SOHR, January 12, 2023などをもとに作成。

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シリア軍と「決戦」作戦司令室がイドリブ県、ラタキア県で交戦(2023年1月12日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバーラ村一帯を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、「決戦」作戦司令室もカフルバッティーフ村一帯のシリア軍の拠点を狙って砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるクルド山地方各所を砲撃した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、ハーン・アルナバ市の入口に設置されているシリア軍の検問所で、爆発物が仕掛けられた車が爆発し、兵士2人が負傷した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍第15師団の下士官がタッル・シハーブ町とハッラーブ・シャフム村を結ぶ街道で何者かによって銃で撃たれて死亡した。

AFP, January 12, 2023、ANHA, January 12, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 12, 2023、Reuters, January 12, 2023、SANA, January 12, 2023、SOHR, January 12, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍がアレッポ県北部にあるシリア軍の拠点を砲撃し、士官ら3人を殺害する一方、ハサカ県北部を自爆型ドローンで攻撃(2023年1月12日)

アレッポ県では、ANHA(1月12日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のマイヤーサ村にあるシリア軍の拠点を砲撃し、士官3人を含む兵士4人が負傷、シリア人権監視団によると、このうち少将ら3人が死亡した(シリア人権監視団によると、その後、重傷を負っていた士官(大佐)も15日に死亡した)。

一方、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるいわゆる「ユーフラテスの盾」地域とシリア政府の支配地の境界に位置するターディフ市一帯でシリア軍とシリア国民軍が交戦した。

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ハサカ県では、ANHA(1月12日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアームーダー市近郊のカルマトルー村を自爆型の無人航空機(ドローン)で攻撃した。

AFP, January 12, 2023、ANHA, January 12, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 12, 2023、Reuters, January 12, 2023、SANA, January 12, 2023、SOHR, January 12, 2023、January 15, 2023などをもとに作成。

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シャーム解放機構がイドリブ県南部のシリア軍の拠点複数ヵ所を襲撃し、兵士7人を殺傷、アレッポ県西部を砲撃し、兵士4人を殺傷(2023年1月11日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構がザーウィヤ山地方のカウカバー村にあるシリア軍の拠点複数ヵ所を襲撃し、戦闘の末に兵士3人を殺害、4人を負傷させた。

シャーム解放機構の傘下にあるアムジャード広報機構によると、襲撃を行ったのは、シャーム解放機構に所属するアブー・バクル・スィッディーク旅団の特攻自爆戦闘員(インギマースィー)。

戦闘では、シャーム解放機構の戦闘員4人も負傷した。

シャーム解放機構の襲撃に対抗するかたちで、シリア軍は、「決戦」作戦司令室の支配下にある県南部のバーラ村一帯を砲撃する一方、「決戦」作戦司令室もシリア軍に応戦した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるハッバータ村、アターリブ市、タカード村を砲撃した。

これに対して「決戦」作戦司令室もシリア政府の支配下にある第46中隊基地一帯を砲撃した。

これに関して、ロシア当事者和解調整センターのオレグ・エゴロフ副センター長は、アレッポ県で「テロリスト」の攻撃により、シリア軍兵士4人が死傷したと発表した。

エゴロフ副センター長によると、アレッポ県タカード村一帯で活動する「テロリスト」がバスラトゥーン村にあるシリア軍の拠点を砲撃、これにより兵士2人が死亡、2人が負傷した。

AFP, January 11, 2023、ANHA, January 11, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 11, 2023、Reuters, January 11, 2023、RIA Novosti, January 11, 2023、SANA, January 11, 2023、SOHR, January 11, 2023などをもとに作成。

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アサーイシュはラッカ県市でダーイシュのスリーパーセルのメンバー5人を摘発(2023年1月11日)

北・東シリア自治局内務治安部隊(アサーイシュ)の広報センターによると、アサーイシュが9日、ラッカ県ラッカ市でダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルを摘発したと発表した。

発表によると、摘発されたスリーパーセルは5人のメンバーからなり、爆発物や地雷などを製造し、シリア民主軍を狙った攻撃などを支援、計画していたという。

ANHA(1月11日付)が伝えた。

AFP, January 11, 2023、ANHA, January 11, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 11, 2023、Reuters, January 11, 2023、SANA, January 11, 2023、SOHR, January 11, 2023などをもとに作成。

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ハサカ県のM4高速道路で車1台がトルコ軍のドローンの爆撃を受け大破(2023年1月11日)

ハサカ県では、ANHA(1月11日付)によると、カーミシュリー市とハサカ市を結ぶM4高速道路で車1台が、無人航空機(ドローン)の爆撃によると思われる攻撃を受けて大破した。

シリア人権監視団によると、攻撃はトルコ軍のドローンによるもので、複数が負傷し、カーミシュリー市の病院に搬送された。

一方、SANA(1月11日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がハサカ市のグワイラーン橋をコンクリートのブロックを設置して封鎖、自治局の支配下にあるグワイラーン地区への住民の往来を規制した。

AFP, January 11, 2023、ANHA, January 11, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 11, 2023、Reuters, January 11, 2023、SANA, January 11, 2023、SOHR, January 11, 2023などをもとに作成。

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シャーム解放機構がアレッポ西部に配置されているシリア軍の拠点複数ヵ所を襲撃し、シリア軍兵士5人を殺害、6人を負傷させる(2023年1月10日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構が県西部のバスラトゥーン村一帯に配置されているシリア軍の拠点複数ヵ所を襲撃し、シリア軍兵士5人を殺害、6人を負傷させた。

シリア軍の拠点を襲撃したのはシャーム解放機構に所属するアブドゥッラフマーン・ブン・アウフ旅団。

これに対して、シリア軍も砲撃などで応戦し、シャーム解放機構の傘下にあるアムジャード広報機構によると、シャーム解放機構側も戦闘員3人が死亡した。

AFP, January 10, 2023、ANHA, January 10, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 10, 2023、Mu’assasa Amjad al-I’lamiya, January 10, 2023、Reuters, January 10, 2023、SANA, January 10, 2023、SOHR, January 10, 2023などをもとに作成。

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シリア軍と「決戦」作戦司令室がイドリブ県、アレッポ県で交戦(2023年1月9日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるサルミーン市、ザーウィヤ山地方のカンスフラ村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

一方、「決戦」作戦司令室は、シリア政府の支配下にあるサラーキブ市一帯を砲撃した。

このほか、トルコ軍の国境警備隊が県北部のアズマーリーン村に近い密輸ルートを経由して、トルコに密入国を試みようとした若い男性1人を銃殺した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にある県西部一帯を砲撃した。

AFP, January 9, 2023、ANHA, January 9, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 9, 2023、Reuters, January 9, 2023、SANA, January 9, 2023、SOHR, January 9, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がラッカ県、アレッポ県を砲撃(2023年1月9日)

ラッカ県では、ANHA(1月9日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のハーリディーヤ村、M4高速道路沿線一帯を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(1月9日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市と同市近郊のハルバル村を砲撃した。

AFP, January 9, 2023、ANHA, January 9, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 9, 2023、Reuters, January 9, 2023、SANA, January 9, 2023、SOHR, January 9, 2023などをもとに作成。

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アレッポ県ジャラーブルス市近郊の通行所の管理をめぐりシリア国民軍所属のスルターン・ムラード師団とシャーム自由人イスラーム運動が対立、シャーム解放機構が後者を支持、前者を脅迫(2023年1月8日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア国民軍に所属するスルターン・ムラード師団が、同じくシリア国民軍に属するアル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動に対して、トルコ占領下のいわゆる「ユーフラテスの盾」地域の拠点都市の一つジャラーブルス市に近いハムラーン村の通行所を引き渡すよう要求し、緊張が高まった。

スルターン・ムラード師団の要求は、シリア革命反体制勢力国民連立傘下の暫定内閣国防省の承認に基づいて行われたものだが、シャーム自由人イスラーム運動は、これを拒否した。

スルターン・ムラード師団が通行所を掌握するために部隊を動員する姿勢を見せたのに対して、シリアのアル=カーイダとして知られる国際テロ組織のシャーム解放機構は、シャーム自由人イスラーム運動を支援、スルターン・ムラード師団が武力でハムラーン村の通行所を制圧した場合は、「オリーブの枝」地域の中心都市アフリーン市内になるスルターン・ムラード師団の本部や軍事キャンプを襲撃すると脅迫した。

AFP, January 9, 2023、ANHA, January 9, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 9, 2023、Reuters, January 9, 2023、SANA, January 9, 2023、SOHR, January 9, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がハサカ県、ラッカ県を砲撃(2023年1月8日)

ハサカ県では、ANHA(1月8日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・タムル町近郊のタッル・タウィール村、タウィーラ村を砲撃した。

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ラッカ県では、ANHA(1月8日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のマアラク村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のいわゆる「ユーフラテスの盾」地域に近いタッル・ジージャーン村、アブラ村一帯でシリア国民軍がシリア軍を攻撃、シリア軍兵士4人が死亡、2人が負傷した。

AFP, January 8, 2023、ANHA, January 8, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 8, 2023、Reuters, January 8, 2023、SANA, January 8, 2023、SOHR, January 8, 2023などをもとに作成。

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「決戦」作戦司令室とシリア軍がイドリブ県、アレッポ県で交戦(2023年1月7日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦作戦司令室がシリア政府の支配下にあるサラーキブ市近郊で、シリア軍兵士1人を狙撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にある第46中隊基地一帯を砲撃した。

これに対して、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるカフル・アンマ村を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、サナマイン市で、シリア軍兵士1人が正体不明の武装集団と撃ち合いとなり、死亡した。

AFP, January 7, 2023、ANHA, January 7, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 7, 2023、Reuters, January 7, 2023、SANA, January 7, 2023、SOHR, January 7, 2023などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県ヒサーン村で、オートバイに乗った正体不明の武装集団が若い男性を銃で撃ち、殺害(2023年1月7日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるヒサーン村で、オートバイに乗った正体不明の武装集団が若い男性を銃で撃ち、殺害した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがタドムル市近郊の砂漠地帯で親政権民兵(「イランの民兵」)を襲撃し、1人を殺害した。

AFP, January 7, 2023、ANHA, January 7, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 7, 2023、Reuters, January 7, 2023、SANA, January 7, 2023、SOHR, January 7, 2023、January 9, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍がラッカ県、アレッポ県各所を砲撃(2023年1月7日)

ラッカ県では、ANHA(1月7日付)、SANA(1月7日付)によると、トルコ軍が6日深夜から7日未明にかけて、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のファーティサ村、M4高速道路沿線一帯を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(1月7日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のスーガーニーカ村を砲撃した。

AFP, January 7, 2023、ANHA, January 7, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 7, 2023、Reuters, January 7, 2023、SANA, January 7, 2023、SOHR, January 7, 2023などをもとに作成。

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「決戦」作戦司令室がラタキア県クルド山地方のカッバーナ村一帯を砲撃(2023年1月6日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がクルド山地方のカッバーナ村一帯で爆発物の敷設作業を行っていたシリア軍部隊を襲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にある県東部のカッバーシーン村、カフル・ナッブー村、カフルタアール村一帯に潜入を試み、国民解放戦線と激しく交戦した。

AFP, January 6, 2023、ANHA, January 6, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 6, 2023、Reuters, January 6, 2023、SANA, January 6, 2023、SOHR, January 6, 2023、January 7, 2023などをもとに作成。

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シリア民主軍はダーイシュ掃討を目的に行っていた「ジャズィーラの稲妻」作戦の完了を宣言(2023年1月6日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍は、12月29日からハサカ県フール・キャンプ、タッル・ハミース市一帯、タッル・ブラーク町一帯などで、北・東シリア自治局内務治安部隊(アサーイシュ)、米主導の有志連合とともに、ダーイシュ(イスラーム国)掃討を目的に行っていた「ジャズィーラの稲妻」作戦の完了を宣言した。

声明によると、作戦を通じて、シリア民主軍は、戦闘員・傭兵154人を拘束した。

ANHA(1月6日付)が伝えた。

AFP, January 6, 2023、ANHA, January 6, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 6, 2023、Reuters, January 6, 2023、SANA, January 6, 2023、SOHR, January 6, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍がアレッポ県タッル・リフアト市近郊をドローンで爆撃、アナトリア通信はトルコの左派組織マルクス・レーニン主義共産党の指導者を無力化したと伝える:ラッカ県でのドローン攻撃でも子供1人負傷(2023年1月6日)

アレッポ県では、ANHA(1月6日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のスーガーニーカ村とバイナ村を無人航空機(ドローン)で爆撃した。

これに関して、アナトリア通信(1月6日付)は、トルコの諜報機関がザキ・ブルグズを名乗るトルコの左派組織マルクス・レーニン主義共産党の指導者を無力化したと伝えた。

一方、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるいわゆる「ユーフラテスの盾」地域とシリア政府の支配地の境界に位置するターディフ市一帯でシリア軍とシリア国民軍が交戦した。

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ラッカ県では、ANHA(1月6日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のサイダー村、ハーリディーヤ村、M4高速道路沿線一帯を砲撃した。

また、ANHA(1月7日付)によると、トルコ軍はアイン・イーサー市近郊のハーリディーヤ村を無人航空機(ドローン)で爆撃し、10歳の子供1人が負傷した。

AFP, January 6, 2023、ANHA, January 6, 2023、January 7, 2023、Anadolu Ajansı, January 6, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 6, 2023、Reuters, January 6, 2023、SANA, January 6, 2023、SOHR, January 6, 2023などをもとに作成。

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