米中央軍(CENTCOM)は、4月13日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して21回の空爆を行ったと発表した。
このうちシリア領内での空爆は4回で、フール町近郊(2回)、ラッカ市近郊(1回)、マーリア市近郊(1回)に対して攻撃が行われた。
CENTCOM, April 14, 2016をもとに作成。
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Detail Report on the Arab Spring in Syria: Latest Situation in Syria / アラビア語の新聞、通信社、ウェブサイトなどを通じて収集した情報をもとに、シリア情勢をより網羅的に把握・紹介することをめざします。
スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表は、スイスの首都ジュネーブで、シリア政府と反体制派の和平協議「ジュネーブ3会議」(第3ラウンド)を再開し、リヤド最高交渉委員会の代表団と会談した。
『ハヤート』(4月14日付)などによると、第3ラウンドにおいては、移行プロセス、移行期統治機関にかかる諸原則、新憲法についての協議が重点的に行われる予定だという。
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なお、『ハヤート』(4月14日付)によると、デミストゥラ国連共同代表は、12日に行われたシリア情勢に関する国連安保理の非公式会合で、「(13日に)実施される議会選挙は我々の仲介の枠外で行われる…。私は自身のこうした姿勢をシリア政府に月曜日(11日)に伝えた…。シリア政府は、現行憲法に従ってこの選挙を行う責任があると強調していた」と述べたという。
しかし、デミストゥラ国連共同特別代表はまた「シリア政府の代表者は、政治的合意がなされれば、合意された日程に基づいて別途選挙が行われねばならないということを理解している」とも付言したという。
AFP, April 13, 2016、AP, April 13, 2016、ARA News, April 13, 2016、Champress, April 13, 2016、al-Hayat, April 14, 2016、Iraqi News, April 13, 2016、Kull-na Shuraka’, April 13, 2016、al-Mada Press, April 13, 2016、Naharnet, April 13, 2016、NNA, April 13, 2016、Reuters, April 13, 2016、SANA, April 13, 2016、UPI, April 13, 2016などをもとに作成。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市南部郊外のアイス村一帯では、シリア軍、ヒズブッラー戦闘員、イラク人・イラン人戦闘員などとシャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなる反体制武装集団と交戦が収束、激しい戦闘は行われなかった。
しかし、ファルス通信(4月13日付)などによると、アレッポ市南部郊外アイス村一帯での戦闘で、イラン陸軍第65旅団所属の特殊部隊のハマドッラー・バーフシャンド大尉が戦死した。
一方、ARA News(4月13日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がアレッポ市シャイフ・マクスード地区で、シャーム自由人イスラーム運動、第16師団、ファトフ旅団、「命じられるまま正しく進め」連合、第13旅団、北部師団、ヌールッディーン・ザンキー運動からなる反体制武装集団と交戦し、戦闘員11人を殲滅した。
また、アレッポ市北西部アフリーン市郊外のバーシャムラ村一帯を反体制武装集団が砲撃した。
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ハマー県では、クッルナー・シュラカー(4月13日付)によると、ロシア軍がカフルズィーター市を空爆し、「ハマー自由保健局」のハサン・ムハンマド・アアワジュ氏が死亡した。
AFP, April 13, 2016、AP, April 13, 2016、ARA News, April 13, 2016、Champress, April 13, 2016、Fars News Agency, April 13, 2013、al-Hayat, April 14, 2016、Iraqi News, April 13, 2016、Kull-na Shuraka’, April 13, 2016、al-Mada Press, April 13, 2016、Naharnet, April 13, 2016、NNA, April 13, 2016、Reuters, April 13, 2016、SANA, April 13, 2016、UPI, April 13, 2016などをもとに作成。
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アレッポ県では、『ハヤート』(4月14日付)によると、トルコ軍が県北部のダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対して3日連続となる越境砲撃を行った。
一方、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がシャイフ・イーサー村一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。
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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がタドムル市とスフナ市を結ぶ街道一帯およびバーリダ地区一帯で空爆を実施、またシャーイル・ガス採掘所、ジャッハール・ガス採掘所一帯でシリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。
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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)が、ダーイシュ(イスラーム国)と反体制武装集団の対立が続くドゥマイル市一帯を空爆した。
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ダルアー県では、ARA News(4月14日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うヤルムーク殉教者旅団が、サウジ人司令官アブー・アブドゥッラー・マダニー氏の後任として、アブー・ウサーマ・ジュムラ氏を司令官に任命した。
AFP, April 13, 2016、AP, April 13, 2016、ARA News, April 13, 2016、April 14, 2016、Champress, April 13, 2016、al-Hayat, April 14, 2016、Iraqi News, April 13, 2016、Kull-na Shuraka’, April 13, 2016、al-Mada Press, April 13, 2016、Naharnet, April 13, 2016、NNA, April 13, 2016、Reuters, April 13, 2016、SANA, April 13, 2016、UPI, April 13, 2016などをもとに作成。
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米国務省のマーク・トナー報道官は、11日にジョン・ケリー国務長官とロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣が行った電話会談に関して、ケリー国務長官がシリア国内での停戦違反(とりわけシリア軍による停戦違反の可能性)について懸念を表明したことを明らかにした。
トナー報道官は「我々は、最近の暴力行為の激化に懸念を感じており、その中には停戦違反だと思われる行為もある…。ロシア外務大臣との電話会談で、国務長官はどの集団がどこで戦闘しているのかを確定するために行動するべきであると強調した…。我々は、みなが停戦違反を犯さずに…シャームの民のヌスラ戦線やダーイシュ(イスラーム国)(との戦い)に集中せねばならないと話した」と述べた。
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フランス外務省報道官は、アレッポ市南部・北部郊外、ダマスカス郊外県東グータ地方での戦闘激化に関して「我々はここ数日の暴力の再発に懸念を表明する。シリア政府およびその同盟者がアレッポ、東グータに対して行う攻撃が停戦を脅かすと警鐘を鳴らす」と述べた。
AFP, April 12, 2016、AP, April 12, 2016、ARA News, April 12, 2016、Champress, April 12, 2016、al-Hayat, April 13, 2016、Iraqi News, April 12, 2016、Kull-na Shuraka’, April 12, 2016、al-Mada Press, April 12, 2016、Naharnet, April 12, 2016、NNA, April 12, 2016、Reuters, April 12, 2016、SANA, April 12, 2016、UPI, April 12, 2016などをもとに作成。
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アレッポ県では、『ハヤート』(4月13日付)によると、イラク人からなるシーア派民兵の「ヌジャバー運動」は声明を出し、シリア軍が早朝にアイス村およびアイス丘一帯でシャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、「穏健な反体制派」と目される武装集団などへの攻撃を強化、同地を奪還したと発表した。
SNN(4月12日付)も、イラン人、アフガン人からなるシーア派民兵とヒズブッラー戦闘員が、シリア軍の砲撃やロシア軍の空爆の支援を受け、反体制派と交戦し、アイス村を制圧したと伝えた。
その後、ドゥラル・シャーミーヤ(4月12日付)は、ヌスラ戦線がアイス村方面に進軍中のイラン陸軍第65師団をアイス村・ハーディル村間で2度にわたり要撃し、イラン軍兵士50人を殲滅し、アイス村一帯を奪還したと報じた。
シリア人権監視団によると、両者の戦闘はアイス村一帯で継続中で、反体制武装集団はシリア軍によって奪われた拠点複数カ所を奪還したという。
一方、SANA(4月12日付)によると、シリア軍がアレッポ市マルジャ地区、カラム・タッハーン地区、カーディー・アスカル地区、ブアイディーン地区、カルム・カーティルジー地区でシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。
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イドリブ県では、SANA(4月12日付)によると、シリア軍が、サラーキブ市で、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、ナスル軍、アジュナード・シャーム・イスラーム連合、シャーム軍団、ジュンド・アクサー機構の拠点に対して空爆を実施した。
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ハマー県では、SANA(4月12日付)によると、シリア軍がアンカーウィー村、カフルヌブーダ町、クライディーン村、アービディーン村、タッル・ワースィト村、タッル・ジャズーム村、カーヒラ村、マンスーラ村、マシーク村でシャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなるファトフ軍の拠点を空爆した。
シリア軍はまた、カフルズィーター市、ジャイサート村でナスル軍、シャーム自由人イスラーム運動、アジュナード・シャーム・イスラーム連合、シャーム軍団の車輌を空爆した。
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ダルアー県では、SANA(4月12日付)によると、シリア軍がダルアー市ハマーディーン地区、シャイフ・フサイン丘、ハリーフ丘一帯でシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。
一方、ダルアー県で活動する南部戦線所属の武装集団3組織が声明を出し、第46歩兵師団として統合すると発表した。
統合したのは、第24歩兵師団、第69特殊任務師団、第1特殊任務旅団。
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ヒムス県では、SANA(4月12日付)によると、シリア軍がティールマアッラ村、タルビーサ市、ダイル・フール村、イッズッディーン村、ウンム・シャルシューフ村でシャームの民のヌスラ戦線の拠点を空爆した。
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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、4月11日に4件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。
AFP, April 12, 2016、AP, April 12, 2016、ARA News, April 12, 2016、Champress, April 12, 2016、al-Durar al-Shamiya, April 12, 2016、al-Hayat, April 13, 2016、Iraqi News, April 12, 2016、Kull-na Shuraka’, April 12, 2016、April 13, 2016、al-Mada Press, April 12, 2016、Naharnet, April 12, 2016、NNA, April 12, 2016、Reuters, April 12, 2016、SANA, April 12, 2016、SNN, April 12, 2016、UPI, April 12, 2016などをもとに作成。
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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うヤルムーク殉教者旅団が、シャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団とサフム・ジャウラーン・ダム一帯で交戦した。
一方、ドゥラル・シャーミーヤ(4月12日付)は、イスラーム・ムサンナー運動がヤルムーク殉教者旅団のアブー・アブドゥッラー・マダニー氏に忠誠を誓い、同旅団に完全統合されたと伝えた。
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ダマスカス県では、PLO(パレスチナ解放機構)のアンワル・アブドゥルハーディー政治局長によると、ダーイシュ(イスラーム国)がヤルムーク区(パレスチナ難民キャンプ)内で「かつての同盟者」であるシャームの民のヌスラ戦線の拠点複数カ所を攻撃し、同地区の約60%を掌握した。
AFP, April 12, 2016、AP, April 12, 2016、ARA News, April 12, 2016、Champress, April 12, 2016、al-Hayat, April 13, 2016、Iraqi News, April 12, 2016、Kull-na Shuraka’, April 12, 2016、al-Mada Press, April 12, 2016、Naharnet, April 12, 2016、NNA, April 12, 2016、Reuters, April 12, 2016、SANA, April 12, 2016、UPI, April 12, 2016などをもとに作成。
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アレッポ県では、『ハヤート』(4月13日付)によると、トルコ軍が県北西部のダーイシュ(イスラーム国)拠点に対して越境砲撃を行った。
砲撃は、ダーイシュによるトルコ領内(キリス市)への砲撃に対する報復だという。
また、ARA News(4月12日付)によると、トルコ軍の越境砲撃に合わせるかたちで、ハワール・キリス作戦司令室がダーイシュ(イスラーム国)に対して反撃を加え、シャアバーニーヤ村を奪還した。
一方、SANA(4月12日付)によると、シリア軍がダイル・ハーフィル市、アリーマ町、バーブ市でダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対して空爆を実施した。
SANAによると、シリア軍はまた、トルコ政府が支援するハワール・キリス作戦司令室とダーイシュとの攻防戦が続く県北部のタッル・シャイール村、ウワイジル村西方一帯のダーイシュ拠点に対して空爆を行ったという。
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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、タドムル市とスフナ市を結ぶ県東部の街道一帯で、シリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦、戦闘機(所属明示せず)がスフナ市一帯の丘陵地帯を空爆した。
一方、SANA(4月12日付)によると、シリア軍がタドムル市北部および東部郊外、ウンム・クバイバ村近郊、バーリダ地区西方でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。
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ハサカ県では、ARA News(4月12日付)によると、有志連合がシャッダーディー市のダーイシュ(拠点)に対して空爆を行った。
AFP, April 12, 2016、AP, April 12, 2016、ARA News, April 12, 2016、Champress, April 12, 2016、al-Hayat, April 13, 2016、Iraqi News, April 12, 2016、Kull-na Shuraka’, April 12, 2016、al-Mada Press, April 12, 2016、Naharnet, April 12, 2016、NNA, April 12, 2016、Reuters, April 12, 2016、SANA, April 12, 2016、UPI, April 12, 2016などをもとに作成。
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WFP(世界食糧計画)は声明を出し、ダーイシュ(イスラーム国)の包囲を受けているシリア政府支配下のダイル・ザウル市に20トン分の食糧支援を投下したと発表した。
AFP, April 12, 2016、AP, April 12, 2016、ARA News, April 12, 2016、Champress, April 12, 2016、al-Hayat, April 13, 2016、Iraqi News, April 12, 2016、Kull-na Shuraka’, April 12, 2016、al-Mada Press, April 12, 2016、Naharnet, April 12, 2016、NNA, April 12, 2016、Reuters, April 12, 2016、SANA, April 12, 2016、UPI, April 12, 2016などをもとに作成。
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アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(4月10日付)などによると、アレッポ市南部郊外(アイス村一帯)での戦闘では、リヤド最高交渉委員会に所属するアル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動のクウェート人戦闘員アブドゥッラー・ハスム氏(説教師のムハンマド・ハスム氏の息子)が死亡した。

また、イランの複数メディアが伝えたところによると、アレッポ市南部郊外での戦闘でイラン陸軍特殊部隊の隊員1人を含む4人が死亡した。
一方、シリア人権監視団によると、シリア軍がアレッポ市サーリヒーン地区、マイサル地区、ブアイディーン地区、バニー・ザイド地区、シュカイイフ地区を空爆、マイサル地区で女児1人を含む2人が死亡した。
またバーブ街道地区には、シリア軍が撃った地対地ミサイルと思われる砲弾が着弾し、複数人が負傷した。
これに関して、ARA News(4月11日付)は、シャーム自由人イスラーム運動、第16師団、ファトフ旅団、「命じられるまま進め」連合、第13師団、北部師団、ヌールッディーン・ザンキー運動からなる反体制武装集団が、アレッポ市シャイフ・マクスード地区一帯(西クルディスタン移行期民政局支配地域)に対して過去最大規模の砲撃を行ったと伝えた。
他方、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターは、アレッポ市などに対する反体制武装集団の攻撃に対して、シリア軍が住宅地や生活インフラの破壊を回避するため、報復として砲撃・空爆を実施したと発表した。
同センターによると、アレッポ市ではこの1週間でヌスラ戦線の砲撃で82人が死亡、266人が負傷する一方、シリア軍はアレッポ市南部郊外で4月3日以降激化しているアル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線との戦闘で、ヌスラ戦線戦闘員250人以上を殺害したという。
また、ロシア軍参謀本部機動総局のセルゲイ・ルドスコイ局長は記者会見を開き、アレッポ市南部郊外および北部郊外一帯と、ラタキア県北部でアル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団が攻撃を強めていることに関して、ヌスラ戦線がアレッポ市南西部郊外に戦闘員8,000人、アレッポ市北部郊外に1,500人を集結させているとの情報が入ったと発表した。
ルドスコイ局長によると、過去24時間で、アレッポ市北部のハンダラート・キャンプ一帯に戦闘員100人以上が、またタッル・ハディーヤ村一帯に200人以上が到着したという。
ルドスコイ局長はまた、米・ロシアによる敵対行為停止合意(2月27日発効)にもかかわらず、トルコ政府がヌスラ戦線への武器、戦闘員の流入を許していると非難した。
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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、人民防衛諸集団がクルド山、トルクメン山一帯で、「門から彼らに攻撃を仕掛けて入るがよい」作戦司令室と交戦、シリア軍が同地を砲撃、空爆した。
一方、SANA(4月11日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに、県北部のキンサッバー町一帯に進攻したシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団を撃退した。
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ヒムス県では、クッルナー・シュラカー(4月11日付)によると、シリア軍がタルビーサ市を「樽爆弾」で空爆し、2人が死亡した。
一方、SANA(4月11日付)によると、シリア軍がティールマアッラ村でシャームの民のヌスラ戦線の司令拠点を空爆、破壊した。
ARA News(4月11日付)によると、反体制武装集団はこの攻撃への報復として、ヒムス市ザフラー地区、ナズハ地区(シリア政府支配地域)を砲撃した。
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第13師団は声明を出し、3月半ばのイドリブ県マアッラト・ヌウマーン市での抗争でシャームの民のヌスラ戦線に捕えられていたメンバー3人が釈放されたと発表した。
釈放されたのは、第56歩兵旅団のザーヒル・アフマド司令官を含む3人で、これによりヌスラ戦線は拘束していた第13師団メンバー全員を釈放した。
AFP, April 11, 2016、AP, April 11, 2016、ARA News, April 11, 2016、Champress, April 11, 2016、al-Hayat, April 12, 2016、Iraqi News, April 11, 2016、Kull-na Shuraka’, April 11, 2016、al-Mada Press, April 11, 2016、Naharnet, April 11, 2016、NNA, April 11, 2016、Reuters, April 11, 2016、SANA, April 11, 2016、UPI, April 11, 2016などをもとに作成。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が県北部でハワール・キリス作戦司令室と交戦の末、同作戦司令室によって数日前に制圧されてタッル・サフィール村、カンタラ村、グーズ村、カサージク村、ターター・フンムス村を奪還した。
ダーイシュの広報部門アアマーク通信によると、ダーイシュはまた、同地域の戦略拠点の一つラーイー村を奪還、またタッル・アフマル村、ラーギビーヤ村、シャアバーニーヤ村、タッル・シャイール村、シャーヒーン農場、タッル・バッタール村も合わせて奪還したという。

AFP, April 11, 2016、AP, April 11, 2016、ARA News, April 11, 2016、Champress, April 11, 2016、al-Hayat, April 12, 2016、Iraqi News, April 11, 2016、Kull-na Shuraka’, April 11, 2016、al-Mada Press, April 11, 2016、Naharnet, April 11, 2016、NNA, April 11, 2016、Reuters, April 11, 2016、SANA, April 11, 2016、UPI, April 11, 2016などをもとに作成。
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ダマスカス県では、ARA News(4月11日付)によると、ヤルムーク区(パレスチナ難民キャンプ)内でアル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線が、ダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、戦闘員5人を殺害した。
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ダマスカス郊外県では、ARA News(4月11日付)によると、バービッラー市で地元の反体制武装集団どうしが衝突、交戦した。
交戦したのは、アブー・ファフド・マイヤーザ大隊と、使徒シャーム旅団。
アブー・ファフド・マイヤーザ大隊が、ダマスカス県ヤルムーク区でダーイシュ(イスラーム国)との対立を深めるアル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線を支援するために、市内に入れようとしたことが衝突のきっかけになったという。
一方、クッルナー・シュラカー(4月11日付)によると、ドゥマイル市でダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うとされる武装集団が、イスラーム軍、シャーム特殊任務旅団などからなる反体制武装集団と交戦した。
このほか、SANA(4月11日付)によると、シリア軍がハーン・アブー・シャーマート地区、カサーラート村一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。
AFP, April 11, 2016、AP, April 11, 2016、ARA News, April 11, 2016、Champress, April 11, 2016、al-Hayat, April 12, 2016、Iraqi News, April 11, 2016、Kull-na Shuraka’, April 11, 2016、al-Mada Press, April 11, 2016、Naharnet, April 11, 2016、NNA, April 11, 2016、Reuters, April 11, 2016、SANA, April 11, 2016、UPI, April 11, 2016などをもとに作成。
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ダーイシュ(イスラーム国)の広報部門アアマーク通信は、ダマスカス郊外県ドゥマイル市郊外でダーイシュが4日にシリア軍の戦闘機1機を撃墜したと発表し、その映像(https://youtu.be/naUFyVIEOIA)を公開した。
アアマーク通信によると、ダーイシュはこのほかにむドゥマイル航空基地に配備されている戦闘機3機を砲撃によって破壊したという。
アアマーク通信はまた、ヒムス県カルヤタイン市東部のバーラ地区でロシア軍の偵察機を撃墜したと発表した。
AFP, April 11, 2016、AP, April 11, 2016、ARA News, April 11, 2016、Champress, April 11, 2016、al-Hayat, April 12, 2016、Iraqi News, April 11, 2016、Kull-na Shuraka’, April 11, 2016、al-Mada Press, April 11, 2016、Naharnet, April 11, 2016、NNA, April 11, 2016、Reuters, April 11, 2016、SANA, April 11, 2016、UPI, April 11, 2016などをもとに作成。
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アレッポ県では、シリア人権監視団、ドゥラル・シャーミーヤ(4月10日付)などによると、ダーイシュ(イスラーム国)がハワール・キリス作戦司令室との戦闘の末、県北西部シャイフ・リーフ村、バッル村、バラーギーダ村、ヤフムール村、ジャーリズ村、タッル・フサイン村を制圧した。
これを受け、有志連合と思われる戦闘機がガザル村、バラーギーダ村一帯を空爆によると、ハワール・キリス作戦司令室は、ジャーリズ村、バラーギーダ村、ハユムール村、タッル・フサイン村をダーイシュから奪還した。

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同じく、アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市の一つバーブ市、ターディフ市を空爆し、4人が死亡した。
一方、SANA(4月10日付)によると、シリア軍がアッラーン村、バルラヒーン丘一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。
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ラッカ県では、「ラッカは沈黙によって惨殺される」(4月10日付)によると、有志連合がラッカ市を空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)のラッカ市における筆頭判事(カーディー)のファウワーズ・ハサン氏(アブー・アリー・シャルイー)ら20人が死亡、50人以上が負傷した。
死者のなかには、女性、子供も含まれているという。
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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダイル・ザウル市ハウィーカ地区、工業地区でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。
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ヒムス県では、SANA(4月10日付)によると、シリア軍がタドムル市南部郊外一帯、西ハイル城一帯、でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。
AFP, April 10, 2016、AP, April 10, 2016、ARA News, April 10, 2016、Champress, April 10, 2016、al-Durar al-Shamiya, April 10, 2016、al-Hayat, April 11, 2016、Iraqi News, April 10, 2016、Kull-na Shuraka’, April 10, 2016、al-Mada Press, April 10, 2016、Naharnet, April 10, 2016、NNA, April 10, 2016、Raqqa-sl, April 10, 2016、Reuters, April 10, 2016、SANA, April 10, 2016、UPI, April 10, 2016などをもとに作成。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市北部のカースティールー街道一帯、ハンダラード・キャンプ一帯、アレッポ市ハイダリーヤ地区一帯をシリア軍ヘリコプターが「樽爆弾」で空爆した。
また、アレッポ市南部郊外のハーン・トゥーマーン村一帯、ハーディル村一帯では、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。
シリア軍が同地一帯を空爆、砲撃するなか、ヌスラ戦線側は、ザイトゥーン丘、ラビーア丘を制圧、ブルナ村、ズィーターン村方面への進軍を続け、カルアジーヤ村の大部分を制圧したという。
アレッポ市一帯での戦闘により、シリア軍側の兵士16人とヌスラ戦線側の戦闘員19人が死亡した、という。
一方、シリア軍とロシア軍は、アレッポ市カッラーリーヤ地区、ラーシディーン地区、ズィルバ村、カフルナーハー村、ハーン・アサル村、カフルジューム村などアレッポ市南西部一帯、さらにアレッポ市内東部の反体制武装集団支配地域各所を空爆した。
このほか、県北部ではシリア軍はハイヤーン町を砲撃した。
なお、アレッポ市南北郊外での戦闘に関して、SANA(4月10日付)は、シリア軍がアレッポ市カルム・ジャズマーティー地区、サカン・シャバービー地区、バニー・ザイド地区、ハンダラート・キャンプ一帯でシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦したと報じた。
SANAはまた、シリア軍がまた、ハーン・トゥーマーン村南部、アイス村、バウワービーヤ村一帯、バルナ村一帯でヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦したと伝えた。
他方、西クルディスタン移行期民政局の支配下にあるアレッポ市シャイフ・マクスード地区では、シリア人権監視団によると、「穏健な反体制派」と目されるシャーム軍団、リヤド最高交渉委員会所属のアル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動などからなる反体制武装集団が砲撃を行った。
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ラタキア県では、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線、リヤド最高交渉委員会所属のシャーム自由人イスラーム運動など9組織が、トルクメン山一帯での勢力回復を狙った「門から彼らに攻撃を仕掛けて入るがよい」作戦を開始した。
作戦に参加しているのは、ヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、トルキスターン・イスラーム党、ジャバル・イスラーム、シャーム・イスラーム、コーカサスの兵、第1沿岸師団、第2沿岸師団、タフリール郡、アズム旅団。

シリア人権監視団によると、ヌスラ戦線らはトルクメン山一帯でシリア軍、国防隊などのシリア人民兵、アラブ系・アジア系民兵と交戦し、トルクメン山地方の戦略的要衝の一つアブー・アリー丘、バイダー村一帯の丘陵地帯を制圧した。
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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がカンスフラ村を空爆する一方、サラーキブ市でシリア軍とジハード主義武装集団が交戦し、戦闘員1人が死亡した。
シリア軍はこのほかにも、ジスル・シュグール市郊外一帯を砲撃した。
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ハマー県では、SANA(4月10日付)によると、シリア軍がガーブ平原のジャークーラ地区一帯、ヒルバト・ナークース村に侵入しようとした反体制武装集団をシリア軍が撃退した。
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ダルアー県では、SANA(4月10日付)によると、ダルアー市マンシヤ地区の西部および南部で、シリア軍がシャームの民のヌスラ戦線と交戦した。
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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、4月9日に5件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。
停戦違反はラタキア県で報告された。
米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は377件。
AFP, April 10, 2016、AP, April 10, 2016、ARA News, April 10, 2016、Champress, April 10, 2016、al-Hayat, April 11, 2016、Iraqi News, April 10, 2016、Kull-na Shuraka’, April 10, 2016、al-Mada Press, April 10, 2016、Naharnet, April 10, 2016、NNA, April 10, 2016、Reuters, April 10, 2016、SANA, April 10, 2016、UPI, April 10, 2016などをもとに作成。
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アレッポ県では、ARA News(4月9日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がスィッリーン町南部でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。
一方、SANA(4月9日付)によると、ラッカ県との県境に位置するダルブ・ハサン村でダーイシュ(イスラーム国)によると思われる爆破テロが発生し、子供6人が死亡した。
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ダマスカス県では、クッルナー・シュラカー(4月9日付)によると、ヤルムーク区(パレスチナ難民キャンプ)のハイファー通り一帯でシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団がダーイシュ(イスラーム国)の攻撃を受けたが、武装集団はこれを撃退した。
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ダマスカス郊外県では、ARA News(4月9日付)によると、東部獅子軍が東カラムーン地方でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、拠点複数カ所を制圧した。
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ヒムス県では、SANA(4月9日付)によると、当局がタドムル市のマアーリフ地区の民家で、タドムル国立博物館からダーイシュ(イスラーム国)によって盗まれていたとされる出土品5点を発見した。

また、シリア文化省のマアムーン・アブドゥルカリーム遺跡博物館局長によると、パルミラ遺跡から数キロの距離に位置する「三兄弟の墓」が、ダーイシュの支配の被害を受けず、保存状態も良好だと発表した。
AFP, April 9, 2016、AP, April 9, 2016、ARA News, April 9, 2016、Champress, April 9, 2016、al-Hayat, April 10, 2016、Iraqi News, April 9, 2016、Kull-na Shuraka’, April 9, 2016、al-Mada Press, April 9, 2016、Naharnet, April 9, 2016、NNA, April 9, 2016、Reuters, April 9, 2016、SANA, April 9, 2016、UPI, April 9, 2016などをもとに作成。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線、ジュンド・アクサー機構、トルキスターン・イスラーム党などからなる反体制武装集団が、ハーン・トゥーマーン村、ズィルバ村一帯で、シリア軍、ヒズブッラー戦闘員、国防隊、アラブ系・アジア系民兵に対して攻勢を強め、激しく交戦、ハーン・トゥーマーン村を制圧した。
クッルナー・シュラカー(4月9日付)によると、ヌスラ戦線などからなる反体制武装集団はまた、アレッポ市南部のハーリディーヤ村も制圧した。
一方、SANA(4月9日付)によると、「アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線とつながりのある集団」によるアレッポ市および同市周辺一帯での停戦違反への報復として、シリア軍はアレッポ市南部のハーン・トゥーマーン村、アイス村、ムワイリフ村でヌスラ戦線などを反体制武装集団の拠点を攻撃した。
シリア軍はまた、アレッポ市北部のハンダラート・キャンプ一帯でヌスラ戦線などの拠点に対して特殊作戦を行い、戦闘員14人を殺害した。
またアレッポ市では、シリア軍はサカン・シャバーブ地区、バニー・ザイド地区で反体制武装集団の拠点を攻撃、破壊した。
ARA News(4月9日付)によると、シリア軍はシャイフ・マクスード地区一帯、カースティールー街道一帯にも砲撃したという。
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イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(4月9日付)によると、シリア軍がラフマ村に数日前に開設された避難民キャンプを空爆し、2人が負傷、複数人が負傷した。
ARA News(4月9日付)によると、シリア軍の空爆に報復するかたちで、シャーム自由人イスラーム運動やアジュナード・シャーム・イスラーム連合などからなるジハード主義武装集団がフーア市、カファルヤー町を砲撃した。
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ダマスカス郊外県では、SANA(4月9日付)によると、東グータ地方に潜伏する「テロリスト」がハラスター市の警察病院をロケット弾で攻撃した。
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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、4月8日に4件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。
停戦違反はラタキア県、ヒムス県、ハマー県で報告された。
米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は372件。
AFP, April 9, 2016、AP, April 9, 2016、ARA News, April 9, 2016、Champress, April 9, 2016、al-Hayat, April 10, 2016、Iraqi News, April 9, 2016、Kull-na Shuraka’, April 9, 2016、al-Mada Press, April 9, 2016、Naharnet, April 9, 2016、NNA, April 9, 2016、Reuters, April 9, 2016、SANA, April 9, 2016、UPI, April 9, 2016などをもとに作成。
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ダーイシュ(イスラーム国)の広報部門アアマーク通信は、4日から連絡が途絶えダーイシュに拉致(殺害)されたと報じられていたダマスカス郊外県北東部のセメント工場の労働者約250人に関して、ダーイシュが安全な場所に移送し、取り調べを行っていると伝えた。
アアマーク通信によると、労働者たちは、安全な場所に移送され、そこで食糧・医薬品などの支給を受け、イスラーム教徒か否か、そして彼らのなかにアサド政権関係者がいないかどうかを特定するための取り調べを受けているという。
この取り調べの結果、労働者のなかに人民諸委員会のメンバー20人がいたことを特定、また労働者のなかにドゥルーズ派宗徒が4人いたことを確認、処刑したという。
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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)支配下のダクワ丘一帯をシリア軍が空爆した。
一方、SANA(4月8日付)によると、シリア軍がダクワ丘、東グータ地方の丘陵地帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。
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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル市工業地区、ブガイリーヤ村一帯、ダイル・ザウル航空基地一帯でシリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。
また有志連合と思われる戦闘機がタッル・ジャービル村各所を空爆し、男性2人が死亡した。
一方、SANA(4月8日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市カサーラート地区、マリーイーヤ村、ジャフラ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。
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スワイダー県では、SANA(4月8日付)によると、シリア軍がカスル村、アシュハイブ丘北部一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。
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ヒムス県では、SANA(4月8日付)によると、シリア軍がジバーブ・ハマド村、ウンム・リーシュ村、ラスム・タウィール村、西ハイル城一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。
AFP, April 8, 2016、AP, April 8, 2016、ARA News, April 8, 2016、Champress, April 8, 2016、al-Hayat, April 9, 2016、Iraqi News, April 8, 2016、Kull-na Shuraka’, April 8, 2016、al-Mada Press, April 8, 2016、Naharnet, April 8, 2016、NNA, April 8, 2016、Reuters, April 8, 2016、SANA, April 8, 2016、UPI, April 8, 2016などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
アレッポ県では、シリア人権監視団、ドゥラル・シャーミーヤ(4月8日付)などによると、シリア軍、国防隊、パレスチナ人のクドス旅団などからなるアラブ系・アジア系民兵がロシア軍の航空支援を受けて、アレッポ市北部郊外のハンダラート・キャンプ郊外のマクタア・シャーヒル地区などでジハード主義武装集団と激しく交戦し、武装集団の拠点(工場)複数カ所を制圧した。
この戦闘でクドス旅団は反体制武装集団戦闘員多数を捕捉したという。
また、アレッポ市北部では、ロシア軍が空爆を行うなか、西クルディスタン移行期民政局支配下のシャイフ・マクスード地区一帯、カースティールー街道一帯で、リヤド最高交渉委員会所属のシャーム自由人イスラーム運動、イスラーム軍、「穏健な反体制派」の第16師団、スルターン・ムラード旅団、ファトフ旅団、北部師団、ムジャーヒディーン軍、「命じられるまま進め」連合、ヌールッディーン・ザンキー運動が、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊と交戦した。
この戦闘で、女性と子供を含む住民7人が、シャーム自由人イスラーム運動、イスラーム軍などの砲撃で死亡した。
ARA News(4月8日付)によると、この戦闘ではまた、シャーム戦線の司令官の一人ムハンマド・カイサル・アブー・ハサン氏、人民防衛隊側で戦闘に参加していたクルド戦線旅団司令官のユースフ・キーハー・アイスー氏が戦死した。
この戦闘に関して、西クルディスタン移行期民政局に近い複数のメディア筋は、反体制武装集団が「有毒ガス」を使用したと主張した。
ARA News(4月8日付)によると、「有毒ガス」は7日の戦闘でも使用された疑いがあるという。
また、SANA(4月8日付)は、シャームの民のヌスラ戦線の支援を受けた反体制武装集団によるアレッポ市南部郊外一帯での停戦違反を受け、シリア軍がアイス村、ハーン・トゥーマーン村一帯を激しく砲撃し、武装集団の拠点を破壊したと伝えた。
またアレッポ市内では、シリア軍がラーシディーン地区で、ヌスラ戦線を含む反体制武装集団の拠点を攻撃したと伝えた。
一方、アレッポ市南部郊外のアイス村一帯、ハーン・トゥーマーン村一帯、ズィルバ村一帯をシリア軍、シリア人・外国人民兵が、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなる反体制武装集団と交戦、またシリア軍とロシア軍の戦闘機が同地を空爆した。
また、ロシア軍と思われる戦闘機は、アターリブ市、バッルーリーヤ村、シャイフ・アフマド村、ICARDA地区一帯を空爆した。
このほか、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団が、アフリーン市郊外のバーシャムラ村、バースーファーン村を砲撃した。
また、ARA News(4月8日付)によると、アレッポ市シャッアール地区、ハラク地区、マアーディー地区、ブスターン・カスル地区、アアザーズ市、ダーラト・イッザ市で、金曜日の午後の礼拝後に反体制デモが実施され、アレッポ市南部郊外、アレッポ県北西部国境地帯でシリア軍やダーイシュ(イスラーム国)と戦う反体制派への支持が表明された。
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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、スルターン・マルジュ村一帯で、シリア軍が、シャーム自由人イスラーム運動、イスラーム軍、シャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。
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ダルアー県では、SANA(4月8日付)によると、シリア軍がダルアー市バスラー公園南部に潜入したシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦し、これを撃退した。
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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、4月7日に4件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。
停戦違反はラタキア県が2件、ヒムス県が1件、ハマー県が1県。
米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は368件。
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『シャルク・アウサト』(4月8日付)は、米国防総省の匿名高官の話として、米軍がイドリブ県で実施した空爆により、シャームの民のヌスラ戦線の幹部の一人でエジプト人のリファーイー・タハー氏(アブー・ヤースィル)が死亡した、と伝えた。
AFP, April 8, 2016、AP, April 8, 2016、ARA News, April 8, 2016、Champress, April 8, 2016、al-Durar al-Shamiya, April 8, 2016、al-Hayat, April 9, 2016、Iraqi News, April 8, 2016、Kull-na Shuraka’, April 8, 2016、al-Mada Press, April 8, 2016、Naharnet, April 8, 2016、NNA, April 8, 2016、Reuters, April 8, 2016、SANA, April 8, 2016、al-Sharq al-Awsat, April 8, 2016、UPI, April 8, 2016などをもとに作成。
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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団(シャーム自由人イスラーム運動、南部戦線、シャームの民のヌスラ戦線など)が、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うヤルムーク殉教者旅団およびイスラーム・ムサンナー運動との戦闘の末、タスィール町を制圧した。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ハワール・キリス作戦司令室およびシャーム自由人イスラーム運動などからなる反体制武装集団が、県北西部のラーイー村一帯でダーイシュ(イスラーム国)との戦闘を続けた。
ダーイシュと交戦したのは、第55師団、第51師団、第99師団、ハムザ旅団、ムウタスィム・ビッラー旅団、スルターン・ムラード旅団、「命じられるまま進め」連合、シャーム自由人イスラーム運動、イスラーム覚醒大隊、シャーム軍団。
AFP, April 8, 2016、AP, April 8, 2016、ARA News, April 8, 2016、Champress, April 8, 2016、al-Hayat, April 9, 2016、Iraqi News, April 8, 2016、Kull-na Shuraka’, April 8, 2016、al-Mada Press, April 8, 2016、Naharnet, April 8, 2016、NNA, April 8, 2016、Reuters, April 8, 2016、SANA, April 8, 2016、UPI, April 8, 2016などをもとに作成。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャーム軍団、スルターン・ムラード旅団などからなるハワール・キリス作戦司令室が、トルコの越境砲撃支援を受け、県北西部のダーイシュ(イスラーム国)の戦略拠点の一つラーイー村でダーイシュと激しく交戦し、同地を掌握した。
ARA News(4月7日付)によると、ラーイー村奪還作戦には、ハワール・キリス作戦司令室に加えて、シャーム自由人イスラーム運動も戦闘に参加したという。
ダーイシュの広報部門のアアマーク通信によると、トルコ軍による越境砲撃により、迫撃砲弾45発がラーイー村に撃ち込まれたという。
またDHA(4月7日付)によると、ダーイシュもトルコ軍の越境砲撃に応戦し、トルコ領内のキリス市に迫撃砲弾2発が着弾、住民3人が負傷した。
ラーイー村は、アレッポ県内におけるダーイシュ支配下の主要都市の一つバーブ市とトルコ領を結ぶ兵站戦場に位置する戦略拠点で、SNN(4月7日付)によると、ダーイシュは、ハワール・キリス作戦司令室の攻勢が激化した数日前に、同村の医療機器などのバーブ市への撤収を開始していたという。
また戦闘激化を受け、ラーイー村一帯の住民数百人が、シャームの民のヌスラ戦線などのアル=カーイダ系組織と「穏健な反体制派」の拠点都市であるアアザーズ市方面やトルコ領内に向けて避難した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、有志連合がユーフラテス川に面するトルコ国境の町ジャラーブルス市のダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆し、ダーイシュ・メンバー13人が死亡した。
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ジョン・バス駐トルコ米大使は記者団に対し、トルコ政府との協力のもとに行っている「穏健な反体制派」への支援によって、アレッポ県北西部のトルコ国境地帯からのダーイシュ(イスラーム国)の掃討に成功したと述べた。
バス大使は「我々は、過去数週間で大きな進展を実現し、「穏健な反体制派」はダーイシュを国境地帯で東方に遠ざけることに成功した…。トルコの軍関係者および政府と、これらの反体制派への支援強化を支援する手段について協議を継続している」と述べた。
バス大使はまた、英国が西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊には武器弾薬を供与していないと付言した。
AFP(4月7日付)が伝えた。
AFP, April 7, 2016、AP, April 7, 2016、ARA News, April 7, 2016、Champress, April 7, 2016、DHA, April 7, 2016、al-Hayat, April 8, 2016、Iraqi News, April 7, 2016、Kull-na Shuraka’, April 7, 2016、al-Mada Press, April 7, 2016、Naharnet, April 7, 2016、NNA, April 7, 2016、Reuters, April 7, 2016、SANA, April 7, 2016、SNN, April 7, 2016、UPI, April 7, 2016などをもとに作成。
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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ドゥマイル市近郊のウタイバ村およびティシュリーン発電所一帯で、シリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が6日に引き続き激しく交戦した。
2日の戦闘で、シリア軍将兵20人(准将1人を含む)とダーイシュ・メンバー35人が死亡したという。
一方、シリア・アラブ・テレビ(4月7日付)は、同県北東部で労働者300人がダーイシュに拉致されたと伝えた。
AFP(4月7日付)によると、拉致されたのはセメント工場の従業員250人で、4月4日から連絡が途絶えているという。
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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊が、タドムル市・スフナ市間の街道でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。
一方、SANA(4月7日付)によると、シリア軍がタドムル市東部郊外および北部郊外一帯、スフナ市南部郊外一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。
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ダイル・ザウル県では、SNN(4月7日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル航空基地一帯、ダイル・ザウル市工業地区で、ダーイシュ(イスラーム国)に奪われた拠点を奪還に向けて、反転攻勢を本格化した。
一方、SANA(4月7日付)によると、シリア軍がマリーイーヤ村、ジャフラ村でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。
シリア軍はまた、フサイニーヤ町・ブガイリーヤ村間でダーイシュと交戦し、車輌を破壊した。
また、クッルナー・シュラカー(4月8日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)支配下のマヤーディーン市で、何者かが宗教警察(ヒスバ)の司令官(アミール)を誘拐したのちに絞殺、遺体が市内の交差点で発見された。
遺体で発見されたのはチュニジア人のアブー・ザイド・トゥーニスィー氏。
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ラッカ県では、SANA(4月7日付)によると、シリア軍がラッカ市南部のタブカ航空基地のダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。
AFP, April 7, 2016、AP, April 7, 2016、ARA News, April 7, 2016、Champress, April 7, 2016、al-Hayat, April 8, 2016、Iraqi News, April 7, 2016、Kull-na Shuraka’, April 7, 2016、April 8, 2016、al-Mada Press, April 7, 2016、Naharnet, April 7, 2016、NNA, April 7, 2016、Reuters, April 7, 2016、SANA, April 7, 2016、SNN, April 7, 2016、UPI, April 7, 2016などをもとに作成。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ジハード主義武装集団がアレッポ市シャイフ・マクスード地区(西クルディスタン移行期民政局支配地域)を砲撃し、4人が負傷した。
また、SANA(4月7日付)によると、アレッポ市シャイフ・マクスード地区を反体制武装集団が砲撃し、2人が死亡し、9人が負傷した。
反体制武装集団はまた、スィルヤーン地区に対しても砲撃を行い、7人が負傷した。
一方、クッルナー・シュラカー(4月7日付)によると、シリア軍は、アレッポ市東部の反体制武装集団支配地域包囲に向け、アレッポ市シャイフ・マクスード地区に近いサカン・シャバービー地区、カースティールー街道地区一帯、シャイフ・マクスード地区を空爆し、2人が死亡した。
他方、ドゥラル・シャーミーヤ(4月7日付)によると、イラン人およびイラク人からなる民兵が、アレッポ市南部郊外のアイス村の奪還に向け、同地一帯でシャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、第13師団などからなる反体制武装集団と交戦し、ロシア軍が前者を空爆によって航空支援した。
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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、4月6日に4件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。
停戦違反はラタキア県が2件、ヒムス県が1件、ハマー県が1県。
米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は364件。
AFP, April 7, 2016、AP, April 7, 2016、ARA News, April 7, 2016、Champress, April 7, 2016、al-Durar al-Shamiya, April 7, 2016、al-Hayat, April 8, 2016、Iraqi News, April 7, 2016、Kull-na Shuraka’, April 7, 2016、al-Mada Press, April 7, 2016、Naharnet, April 7, 2016、NNA, April 7, 2016、Reuters, April 7, 2016、SANA, April 7, 2016、UPI, April 7, 2016などをもとに作成。
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ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(4月7日付)によると、シャーム自由人イスラーム運動、ヤルムーク軍、イスラーム軍、南部戦線などからなる反体制武装集団が、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うヤルムーク殉教者旅団、イスラーム・ムサンナー運動と交戦の末、サフム・ジャウラーン村を制圧した。
ARA News(4月7日付)によると、サフム・ジャウラーン村奪還には、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線も参加した。
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ダマスカス県では、ダーイシュ(イスラーム国)を名乗る武装集団がシャームの民のヌスラ戦線との戦闘の末、同戦線が掌握していたヤルムーク区(パレスチナ難民キャンプ)のウルーバ検問所を制圧した。
AFP, April 7, 2016、AP, April 7, 2016、ARA News, April 7, 2016、Champress, April 7, 2016、al-Durar al-Shamiya, April 7, 2016、al-Hayat, April 8, 2016、Iraqi News, April 7, 2016、Kull-na Shuraka’, April 7, 2016、al-Mada Press, April 7, 2016、Naharnet, April 7, 2016、NNA, April 7, 2016、Reuters, April 7, 2016、SANA, April 7, 2016、UPI, April 7, 2016などをもとに作成。
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